作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 歴史エッセイ (43) 秀吉が大嫌い 】

2007-02-06 16:36:29 | 05 歴史エッセイ


このシリーズを通して、ボクは反徳川を鮮明
に打ち出している。事実家康と言う男は大嫌
いだし、秀忠以下慶喜にいたるまで、碌でも
ないヤツばかりが将軍になった。

おっと、反論は当然。なにしろ、あの吉宗が
名将軍として崇められるぐらいだから。
昔から映画でもドラマでも特別扱いを受けて
きた吉宗を、ボクは最低のヤツと思っている。

アンチ徳川イコール豊臣方かとなると、確かに
冬・夏の大阪の陣にはせ参じたい気持ちが強い。

だからと言って、淀というオンナは大嫌いだし、
そもそも天下人に成ってからの秀吉が大嫌い
ときている。

本能寺の変にまで、秀吉黒幕説があるが、物語
としては面白いが、史実としては無理がある。

信長の三男、神戸信孝に対する一連の行動は、
あれが主家への反逆じゃなくて、何が反逆だ
と問いたくなる。三法師の守役でもある信孝を
挑発し、人質を磔にしているのだ。正妻じゃ無い
としても、主君信長の愛を受け信孝を生んだ人
を磔にだ。

前田利家の娘まあをはじめ、かつての同僚、それ
も目上の者から、片っ端に妾を出させている。
正式に妾に入れないまでも、ちょいとつまみ食い
に至っては、家臣の妻女であっても遠慮なんか
ない。

天下を取るまでの長い工程で、最も忠実だった
黒田如水に対する冷たい待遇。

朝鮮半島進出は、頭が狂ったんだろうけど、
ありゃひどい。いまだに韓国が怒っても当然か。

これから、せいぜい秀吉のワルクチを書く。
結局家康とどっちが嫌いか。
う~む、苦しい質問だなぁ~。

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