自分用の覚書なので、自作部分も含まれています。
自作ツーリングシートの左右ビス2個を外し、上に引き取り外します。

リアフェンダーの配線止めのインシュロックを2箇所外し、配線カプラを外します。


サイレンサーの取り付けボルト2本を外します。

リアタイヤ前の泥除けのビス2本(自作)を外します。

シート・リアフェンダーを止めているボルト右3箇所・左2箇所を外し、シートフレームをリアフェンダー一体で取り外します。

チェーンジョイントを外し、チェーンを外します。
ジョイントクリップは普通外側ですが、トライアルの場合は、岩にぶつけてクリップが飛ぶのを避けるため内側につけてあります。切れ目があるほうを後ろ側にしてあります。

リアホイールを取り外します。

エアクリーナーボックスのリングを緩めます。

リアブレーキホースの止め具とインシュロックを外します。
リアサス上部のボルトナットを外します。

エアクリーナーボックスを引きながらリアサス上部を後にずらして外します。
こうしないと外せません。知恵の輪状態です。

リアフォークアクスルシャフトを外します。

リアサスペンション下部のボルトを外し、サスペンションも外します。

リンク前部左右2箇所を外します。

リンク2本の後部ボルトを外し、リンクを取り外します。

リアフォークのサイドに付いているプラカバーを外し、長い6角棒レンチで内部のナットを外します。

内部のシャフトに当て棒を使用し外します。

外したリンク一式

リンクグリスニップル部。手持ちのグリスガンでは使用できません。
外せれば手持ちのグリスニップルと交換しグリスガンでグリスアップできるのですが。

内部をウエスでベアリングが回るように根気良くふき取ります。
グリスをほとんど拭き取れました。

ベアリングに傷を付けないためグリスを割り箸でたっぷり塗り、指でベアリング内部に押し込みます。
ベアリングを外すのは打ち抜かないといけないのでこのようにしました。

リンクのピロボール部のグリスを拭き取り、グリスを塗ります。

リアサスも同様にグリスアップします。

リアサスリンク部のスポンジシール材がボロボロなので自作しました。
かなりでこぼこですが、スポンジなので何とかなりました。
写真は5個ですが、6個必要です。

自作スポンジリングを取り付けたところ。

チェーンガイドの前部が割れていたので、ボンドで接着後にグルーガンでつなげました。

リンク・リアフォークを組み立て取り付けます。
まず、シャフト部を打ち込みます。反対側はボルトを入れ締めます。

リンク2本を取り付けます。

車体に2本のリンクを取り付けます。

リアサス下部を取り付け後、上部を取り付けます。
この時、エアクリーナーも取り付けます。

チェーンを灯油に浸け、ワイヤーブラシで汚れを落とし良く乾燥させ、チェンソーオイルを塗り余分なオイルをウエスで拭き取ります。
チェーンの長さは、オリジナルでジョイントを含めて100リンクでした。

リアホイールを組み立て後に、チェーンを取り付けます。
ジョイントクリップは、内側に取り付けました。

リアブレーキホースを止めます。

チェーンの張り調整をします。
結構延びていてそろそろ限界です。調整後リアアクセルナットを確実に締めます。

5年位前にリンク部を分解整備しましたが、今回分解してみてグリス切れもなく、内部に水が入った形跡もなく、また錆もなく綺麗な状態でした。
この5年間で乗ったのは20回弱ですので、次の分解整備はまた5年後かと考えています。