ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

誰よりもロマンを愛する

2008年01月28日 | 四方山話
                    
                           <星高山の朝陽 1/27 AM7:56> 


 見も知らぬ人と交流したい、人間とはそういった願いを本質的に持つ動物なのだろうか、
子供の頃風船を飛ばしたり、手紙を書いて瓶に入れて、海に流したりした事を思い出す。
私はおばちゃんのくせに、こよなくロマンを愛しているので、こういうお話は大好き、もしかしたらご馳走食べるより好きかも知れない。

 そして、そんな夢多き乙女じゃなかった お婆の心を掻き立てたのは、見も知らぬ「地球外知的生物」と交流したい、そんな夢や希望の願いを込めて、20年以上も前に地球を飛び立った「ボイジャー」1号、2号のはなしだ。いつぞや NHKスペシャルでこのボイジャーから送られてきた 宇宙からの映像を見たとき いたく感動した記憶がある。
このボイジャーには地球上の生命や、文化を紹介する音や映像が掲載されているという。
そして今も数百億キロ離れた宇宙の彼方を、知的生命と交流をしたいと飛び続けている。
余談ですが、私は町村官房長官と同じ意見で、絶対にこの広い宇宙には生命体は存在すると思っている、ただ、広くてタイムラグがありすぎて、今は出会えないと思っているし、これからも出会うことはないだろうとは思っているのだが。

話はまたまた脱線してしまったが、冒頭に戻ると、先日のニュースで、風船につけて飛ばした手紙が15年ぶりに海から戻ってきたという話。
それも水深1000メートル付近から水揚げされたカレイの背中に張り付いていたんだって!
へぇ~! 誠に不思議な話で驚かされたと同時に 夢があっていいね、楽しい話だと思った私です。

 で話は全然関係ないのだが、夜な夜な落語を聴きながら眠る話は前にも書いた。落語は、バカの豊かさ、貧しくても庶民生活力の根本的強さ、を描いたものじゃないかと私は思うんだけど、こんな嫌な世の中だからこそ聞いてもらいたいなぁ。と・・

 それで海で拾った話というと、「芝浜」
大酒飲みで稼ぎを全部呑んでしまう魚屋が、50両入った財布を海の中から拾う話だけど、おかみさんに仕事に行けと追い出された魚屋が、いつもより1つ時(二時間)も早く浜に来てしまって、夜明けの空を見てつぶやくセリフ。
「いやー いい色だなぁ、よく空色ってえと青い色のことを言うけど、いや朝のこの日の出の時には 空色ったってひと色だけじゃねぇ、五色の色だ。小判のような色があるかと思えば、こう白いところもあり、青っぽいところもあり・・・」
文章を書くとき いつかどこかで使いたくなるような言い回しだと思いませんか?
今日の写真 星高山から今まさに登ろうとしている朝日を見ていたら、ふとそんなことを思い出していました。

貸して下さってるジンちゃん!ありがとうございます。毎晩楽しんで生きる活力を貰っています。いやー それにしても志ん朝はいいですね。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
朝陽綺麗ですね! (maruco)
2008-01-29 13:51:13
そのさま

星高山の朝陽 綺麗ですね。

茎が澄んでてすがすがしく感じます。

そのさまは文学がお好きですね
何時も素敵な文章を読ませていただいております。

又伺いたいと思います。
返信する
marucoさん (その)
2008-01-29 16:46:10
星高山は、丁度お店を開ける8時前に お日様が登ります。
雲の切れ目から 橙色の光が楔形に輝く時、「本当にきれいだなぁと思います。

>そのさまは文学がお好きですね
何時も素敵な文章を読ませていただいております。

そのさまといっていただくとうれしくて、お尻のほうがこそばゆくなりますが、ありがとうございます。そのように言っていただくと本当にうれしいです。
本は大好きです、残りの人生できるなら本を読みながらお酒を飲んで終わりたいと思っています。
贅沢ですね。
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ドッペルゲンガー様へ (ふるたいむ)
2008-01-30 18:17:35
いつか会いたいなあと思い思い暮らしてまいりました。 勿論「私自身の」それです。
 ちゃんとした大人なら己を客観視できる年頃なのに
一向にそうはならない私は、ドッペル君のご登場を願うしかなかろうと思うのです。 テープレコーダーで自分の声は聴いたことはあるけど、「動く姿」は見たことがない。 いや、見たくもないし、あいにく拙宅にはビデオカメラもない。 そういう意識環境ではどこまでも甘えて生きていくのだろうと思った。
 芥川さんも最晩年、ついにある朝、文机で原稿を書いている「自分自身」と遭遇してしまったという話があった。 覚えのない原稿がいつのまにか出来上がっているという不可思議な出来事が続き、ある朝ついに「そいつ」に自分が出会うという怪異が起きたのだ。
 これは彼の狂気なのか、あるいは病理なのか。

 どこかのだれか・・に出会いたいという、そのさんの撞着は勿論判ります。 でも私はどういうわけか「もう一人?の自分」と対面してみたいのです。
 そこで懇懇と話をしてみたい。 勿論、「意見の相違」をみるまでです。 でもあれですね。。
 「ドッペルゲンガー」に出会うと、早晩死ぬと伝えられておりますので、「どっちが死ぬか」という相談もしないとです。(笑)
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ふるたいむさん (その)
2008-01-30 19:07:03
ドッペルゲンガー。

私は会いたくありません。だからクローン技術も夢を壊してほしくないと思っています。

私の未知の世界への憧れは、どこかの誰かに・・出会いたいのではなく、
今この世の 人跡未踏の事実をこの目で確かめてみたい、その冒険心 ただそれだけなんです。
だからアドベンチャーものとか、無人島物とかそういう物語や小説は大好きですが、ホラーやサイコは嫌いです。

それに 私は自分の動く姿はケーブルテレビで見て幻滅を感じてますから・・
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