ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

障子

2010年10月05日 | 私ごと
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 記録的な猛暑の影響は、果物にも異変をきたしているようだ。
散歩していても、柿の実がついていない、イチジクが実がついていても小さいし固い。
トンボ家の果樹園でも、今年は何もかも不作だそうだ。
梨も小粒だって農家の方が言ってたし、それに夏野菜の高いこと。
そういえばお隣 韓国でも、白菜の値段が昨年の5倍になっていて「今年はキムチが漬けられない。」と悲鳴をあげているとか、新聞にも書いてあった。

やはり何でもほどほどがいいのですね。

 さて。
障子の張り替えが終わりました。
毎年するわけじゃないけど、張り替えると部屋が明るくなり、やはり気持ちがいい。

以前は4・5年前だと思うが、障子のサンに刷毛で糊を付けて、貼った記憶がある。
障子は下から貼っていかなければならない。
それは障子紙が巻紙だったので、横に張っていき 重なったところが上からかぶさるように貼らないと埃が貯まるからだ。これが結構大変で、時間もかかった。
ところが最近は、だれでも簡単に張り替えができるようにいいのが出ているんですね。
障子の幅いっぱいの紙をアイロンで止めて行くだけなのだ。超簡単。
皺が寄れば霧吹きで何とかごまかせるし。

雪見障子などは素人ではなかなか難しいかもしれないけど、こういうのは誰でもできます。

昔は祖母がお正月前に障子貼りをしていた。
舌切り雀の意地悪おばあさんのように、小麦粉を水で溶きゆっくり混ぜながら火にかけて糊を作り、それを、障子の桟に刷毛でぬり紙をはっていった。
子供達がふざけて穴をあけると 「いやだね、この子ったら、貼ったばかりなのに穴をあけてどうするの。」と早速 ハサミを取りだし器用に、障子紙の残りで折り紙をして、ハサミを入れるとあらあら不思議 桜の花弁ができました。それで穴あきの補修をしていた。
いま思えばこれもなかなオツなものですね。

本当に半世紀以上前だけど、夜中にふと目を覚ました時、貼り替えたばかりの障子が妙に白く、かすかに庭の南天の葉影を写し、破れに貼った桜の切り紙が、ぼんやりではあるが、本当の桜のように映ったのを思い出す。

まだ破れていないけど、私は大小の桜をいろいろ切り紙をして作り、飾りたい気分です。
それと 雪見障子の4畳半でしっぽりと雪を見ながら素敵な人と一献傾けたいです。
え?無理無理!! ハイハイ…

雲り 21℃

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2 コメント

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▼・ェ・▼さん (その)
2010-10-05 18:20:58
いいですねぇ。
四畳半には都々逸ですか?
柳家三亀松(初代)を思い出します。
志ん朝さんも都々逸うまかったですよね。

それにしても、意地悪コロさん。
有料の部分が気になります。

向かい合っても手足はからめ

でどうでしょうか?
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粋ですねぇ (▼・ェ・▼)
2010-10-05 13:25:12
こういうのには都々逸が似合う

「好いて好かれて 好かれて好いて
 好いて好かれる 人もなし」

でも、時がくれば男も女も、それなりの出会いがあります。そこでどちらともなく

「川という字は そりゃ後のこと
 せめて二の字に 寝てみたや」

巧くまとまって二人は一緒に暮らします。女房はもう少し広い所に越したいねぇなどという

「2間四方が なぜ狭かろう
 事の起こりは 四畳半」

雪の降る日はこたつが良いねぇ。うん。
「……」「……」

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