朝から暖かで、しかしどんよりと鉛色の一日だった。
来客に備えてじゃないけれど、朝また大きな無農薬の大根を頂いたので、イリコさんと「さぁ どうしよう」と頭を悩まして、冷凍庫に眠っていた豚三枚肉のブロックと一緒に煮ることにした。
豚ブロックに塩胡椒を擦り付けて温めた中華なべに入れ、6面に焦げ目を付けた。それにニンニクと生姜を入れたたっぷりのお湯でコトコトとゆがいた。
いや それにしても暇。
豚の焼く匂いと煙が店に充満しないように窓を開けて逃がした。「ここは何屋かね?」と言われないように。
この三枚肉と面取りした大根の煮込みを作った。美味しそう・・
厨房から漂う豊かな香りが 鼻をくすぐり、ビールが飲みたくなる。
不埒な事を考えてはいけない。いかん、いかん、アル中じゃないんだから・・・
店が暇だとろくな事考えん!
モーニングサービスに付けるゆで卵が計算間違いで残った。
明日の朝 もう一度使う?とんでもない、それこそ不埒な事考えてはいけない、吉兆じゃないのだから。
で、そのゆで卵も入れた。煮卵は好きだ。温泉卵の次に好きな味だ。危険な味だ。
と言うわけで コーヒー屋より気の利いた和食屋のほうがいいかなと思う今日この頃です。
さて。
バカなこといわないで、昨日の続きです。
飲んだ勢いで安請け合いしたものの、広島などスイスイと運転できるわけがない。市内をぐるぐるハツカネズミのように回って人様の車にぶつけるか、交通違反をして捕まるか、それしかない。後悔した。もうすっかり車で行く気になっているメタポ愛想なし。バスの時間も気にせず呑気に新聞読んでいる。
「あの~ 広島まで送るのは構わないんだけど、高速道路のインターの入り口まで送ってくれない?」恐る恐るメタポ愛想無しに聞いた。
「そのつもりだよ、知ってるよ、天然記念物級の方向音痴だと言うことを。昔 有福温泉で、入り口と出口と間違えて、裸で表に出たろう?」
嫌なこといつまでも覚えているやつだ。タオルで前は隠してました!裸じゃ?いやスッポンポンじゃありません。
と言うわけで江の川の紅葉を見ながら、江の川の流れを見ながら、10時ごろ家をでた。
江の川はこの道が一番いい。と本町から金田、千金、の旧道を走った。(濃霧注意報が出ていたので、多少曇っていますが、写真をクリックしてくださいね。)
山々は連なり、川面はキラキラと輝き、すっかり秋色に染まった山肌は 全体が玉子鼠色を帯びながら、時折ハゼやモミジの赤が混じり、小皺波を抱きながらゆったりと、流れている川面に影を落とす。
車の窓を開けると菌類の湿っぽいにおいと、落葉のにおが混じっていた。「これがマイナスイオンの匂いだ。」と愛想無しが言う。車を少し幅の広いところに止めて、手で空気を身体にかけた。まるで巣鴨のお年寄りが煙を浴びせているように。
「よくお父さんと来た道、初夏のこの当りは田植え前の田んぼに、蓮華の赤紫と菜の花の黄色のコラボレーションが絨毯を引きつめたようで、これらの風景は頭に中にしっかりと残っているよ。」とメタポ愛想無しが言う。(千葉の愛想無しの枕をメタポに改名しました。)
そんな郷愁と思い出の道を車を走らせてた。いくつになっても故郷はいいものらしい。
たかが広島行きくらいで、引っ張りますが、余り長くなるとまた顰蹙を買いそうなので明日もう一日この続きを書かせてください。
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曇り 17℃
これが 煮たまごに化けると 大好物になります。
味が変わるのは当たり前だけど、食感も変化して...美味☆
広島行きの記事、続きを楽しみにしています。
(このところ、全然 帰ってない...)
充実した毎日で羨ましいです。
煮卵は美味しいよね、甘辛く煮たのは本当に美味しい。大好きです。
広島は島根と違い車が多い、運転も荒くて恐いです。
でも時間的にたった1時間半で行くんですよ、mayumiちゃんは遠いからちょっとと言うわけには行かないね。
あみあみちゃんから週末がお兄様が帰省するのを聞いてたのでBLOG楽しみにしていました♪
広島は大学時代に行きバスに乗りましたが運転手の運転の荒さと口調で泣いた苦い記憶が…笑
明日も楽しみにしています。
たっぷり自分だけの生活していると、大変です。
広島も尼崎も大阪も、都会は島根のようにのんびりしていませんよね。
こわかったぁ。といっても市内は運転してませんけど・・