アナログの話。

とらたぬさんの、宅地開発現場。
これだけの広大な砂山を2台のブルトーザーで毎日、整地している。ダンプ何台運んで、何㎥？で何日かかる、そして何平方メートルの宅地が出来る。あぁ～さっぱり見当も付かない天文学的数字で、こんがらがる。

それもそのはず、生まれつき数字に弱い。
これほどまで弱いとは思わなかった。以前　誰かのエッセイで読んだが、数学と音楽は共通点が多いと…。
うなずける、音楽も数字も皆目苦手だ。

とくにデジタル表示が嫌い。
あと２０分よ、と言われて、私の頭に浮かぶのは、アナログ時計の円の3等分が浮かぶ。15分よ、と言われたら、円の4等分が浮かぶのだ。
これはビデオをダビングする時に、残り時間の計算が、デッキがデジタル表示だから、たちまち計算が出来ずに、毎度毎度嫌気が差す。
ビデオデッキや、ＤＶＤデッキの時計もアナログに出来ない物だろうか？単純思考回路の私は、いつもこんなくだらないことで、悩む。

この一連の数字バカは方向オンチにも通じるものがあると、私は確信する。
恥ずかしながら、右左がぱっと頭に浮かばない。道を尋ねる時、あそこの角を右に曲がって、その先を左にと言われたら、じっくり考えないとその状況が頭の中に浮かんでこないのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　話はかわるが、想像力に欠けていると、言われた。
推理小説を読む時、お終いを少し読んで犯人を突き止めて、最初から読み始めると言ったから。
こんな読み方する人は聞いた事がないと、木馬で大顰蹙をかった。
私の本、どう読もうと勝手！”ほっといてちょうだい。
むしろ最後から読み始めても、いいとさえ思っているんだから。
でも、その想像力を鍛えてない長年の生き方が、アナログオンリーのいまに繋がっているとも言われた。
いいもん！時計もアナログがなくなるようなら、買い占めるもん！

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