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ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

運転免許

2010年05月21日 | 四方山話
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 日本名で『鈴蘭』と呼ばれるこの植物の花言葉は、『純潔』『純愛』『幸福の訪れ』『幸福の再来』と醇乎(じゅんこ)で神々しい。ヨーロッパではその形から『聖母の涙』とも呼ばれているという。

それにしても何と可憐な花なのでしょう。
小さいのに存在感があり、辺り一面いい匂い。人間がどんなに知恵を絞って色々なものを作ろうと、自然の作りだす美しさには到底かなわないと思う。

 さて、話は何時ものようにコロッと変わって

   

 雨こそ落ちていないものの 黄砂なのか霧なのか、日本海の水平線と空の区別がつかないような霞んだ天気の昨日、浜田にある運転免許センターに免許証の切り替えに行ってきた。
私は方向は音痴だけど こう見えて 優良運転手なのである。

「病院に行く前に切り替えに行こうか、先に病院にいこうか」とイリコさんに相談したら「免許センターの道順は頭に入っているんかね。病院に先に行ってそのあとは、迷おうがどうしようが ゆっくり心置きなく行ってきたら」と励ましとも嘲笑ともとれる言葉に後押しされて出かけた私です。

病院で用事を済ませてから 市内に入りうろうろしたけどどうも、免許センターのある位置はわかるのだけど、入る道がわからない。
いつもながら方向感覚がずれている自分に情けなくなる。一度や二度行ったんじゃ絶対にたどりつけないという変な自信があるのだ。
そういえばこの前読売新聞の人生案内の相談者でやはり私と同じように方向音痴で一人でどこにも行けず悩んでいると投書があり、口さがない連中が「あんたと同じ人がいるんだね。全国方向音痴同盟でも作って励ましあったら?」と言われたばかり。

そんなこんなで仕方なしに浜田バイパスまで戻り、そこから指示看板通りに走ってやっとの思いで免許センターにたどりついた。

今度は帰り またもや、変なところに出て、バイパスどころか浜田市内でうろうろ・・
やっとの思いで見慣れた道に出て帰りついた。
私は運転が嫌いなのは方向音痴のせいもあると思う。どこを走っているのか時々頭の中が真っ白になるもの。

話が脱線したけど、初めて免許証の切り替えをしたのは確か 益田だったような。(結婚した時住んでいたところ)
当時は厚手の紙の黒表紙に金文字入り、見開きの免許証で、交通違反をしたらそれにいちいち書きこむようになっていた。
それから数十年 変われば変わるものでICチップ搭載のカード化になってしまい、個人情報が盗まれないようになっているんだとか。
優良運転手は新しい免許証が出来るまでの30分間注意事項とか、免許制度が変わったことについての説明があり、新しい免許証をもらって帰った。
しかしどうして免許証の写真は 女詐欺師の容疑者みたいなのでしょうね。
5年間使う写真なのだから、少しでも顔を小さく見せようと こめかみの白髪染めまでして今日という日に臨んだのに・・

そんなこんなで 生きていくための必要な決めごとである免許の切り替えを一応済ませて、夕方テレビを見ていたら、なんと行政仕訳で蓮舫さんが、この運転教本の費用見直しを力説しているところが写り、「そうだ、そうだ、切り替え費用も随分安くなるはず!」と思わず声を出した私です。
しつこいようだけど優良運転手には「帰って読んでおいてください。」と渡されたんです。そのままゴミ箱に入れましたけど・・

長いようで短いもの。それは免許の切り替え時期。
5年間なんて あっという間でしょうね。それまで生きているかな?それが問題じゃ・・

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晴れ 25℃

薔薇、ばら、バラ

2010年05月20日 | 四方山話
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 先日も紹介した薔薇のお屋敷。

  

  

 

数えきれないほどの、色とりどりの花が見事に咲いています。
よほど大事に愛情もって育てておられるのだろう、虫が全然ついていない。
よそ様のバラ園なのに、こんなに楽しませていただいて申し訳ない気持ち。

前にも書いたのだけど、バラの花を見るたび思うこと。それは
「ばら」と書くか「バラ」と書くか「薔薇」にするか。
それだけでも、かなりイメージが変わってしまう、バラの花。
誰もが知っている、一番ポピュラーな花なのに、決して安っぽくならないのは、やっぱり花の持つ「品格」のせいなのかな。

ちなみに私は、大きく花弁がいっぱいでビロードみたいなのは「薔薇」花弁がくるっと反っていて先がとんがっているのは「バラ」花弁が優しく丸みがあり反ってないのを「ばら」と勝手に自分のイメージで決めている。

  

たとえば、↑ 薔薇 バラ、ばら・・という風に。

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雲りのと薄晴れ 24℃

宵の明星

2010年05月19日 | 四方山話
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そういえば・・・

 

この前の日曜日。
久々に浜田港の夕陽がきれいで、しばらく車を止めて見入っていたのだけど・・

この後お日様が沈んで、お月さまが顔を出したのです、三日月でしたけど。
その鋭い釜のような三日月さまの杯の真ん中に ポツンと小さな金星が、入っていたんです。
「わぁー 変わってるね。」とみんなで声援をあげて見上げたのですが、なんせその時点で生ビール三杯も飲んで出来上がっていたので、カメラ構えてもうまくいかず、まあいいや とそのまま撮らずに帰りました。するとなんと、月曜日の新聞に右のような写真が掲載されていて、たった一晩で金星は杯から飛び出ている。
新聞によると、「月と金星はこの夜、地球の中心からの角度が約0.5度まで近づいた。観測しやすい時間にこれほど接近するのは珍しく、東南アジアでは月が金星を隠す金星食が観測された」と書いてあった。
やっぱり、珍しい現象だったんだぁ~・・
しかし この金星をもっと知りたいという思いは皆同じで、もうじき金星探査機「あかつき」が打ち上げられるんですよね。
「明けの明星」「宵の明星」として神代の昔から親しまれている金星。
どんな金星の不思議が解明されるか 今からドキドキ・・

 さて。
話はコロッと変わりますが、今 ニセアカシアの花が満開です。
よくよく見ると白い藤のようで、あまーい香りが辺り一面に漂う。
ニセアカシアの花は、ほんとうにたくさんの花が咲く。(写真をクリックしてくださいね。)
ひとつひとつの花は、3・4センチほどの小さいものだけど、それがすべて下を向いて鈴なりに咲くものだから、その木の根もとに立って見あげると、まるで「降ってくる」かのようなのだ。満開の花が咲く、ではなく、「満開の花が降る」という感じ。
おまけにいい香りもついてくる。

よし!お天気が良くなったらニセアカシアの花の写真を撮りに行こう。産業道路の海端にいっぱい咲いている。そう思っていたのに見ごろは雲りや雨、風が強かったり用事があったりで ホントについていない。
光を浴びて咲くこの花を撮りたかったのに。
真っ白な花びらが陽射しに発光するかのようで、その花影の下に入って見あげると、ほんとうに花が「降ってくる」ようで、くらくらするほどに美しいのに・・

 

で早く撮らないと散ってしまいそうなので、昨日病院の帰り写真を撮ってきました。
それにしても、この小さな花を撮るのは、とても難しい。
風に揺れるし、あまりに花数が多いのでピンがどこにあうか分からなくて。

やっぱり、金星撮るにしても、お月さま撮るにしても 一眼レフだよなぁ。

誰かご褒美に買ってくれないかなぁ・・
なんのご褒美?そうかぁ なにもないよね。褒めてもらえるようなことが・・

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雨 25℃

ツツジ

2010年05月10日 | 四方山話
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江津市図書館のツツジ

 

昨日 お客さんが「図書館のツツジが見事に咲いているよ。」と教えてくれたので行ってみました。
確かに、綺麗に咲いていました。(写真をクリックしてみてくださいね。)
図書館も今建て替えの構想があるとかで、赤字財政の市政 はてさて どうなります事やら・・

ついでに市役所の裏の丸子山公園のツツジも行ってみました。

 

どうなのでしょう、満開なのか、8分咲きなのか、今年は季節が行ったり来たりと足踏みしていたので一斉に咲かなかったのでしょうか?
それとも、やはり「日照不足」だからでしょうか・・
どうやら「夏野菜」にとっても、芳しからぬ事態らしい。
相変わらず野菜が高い。
やはり、太陽の光も、大地を濡らす雨も、どちらも同等に必要なものなのだ。
植物にとって。もちろん、人にとっても。

遊歩道を歩いていると蜂がぶんぶんと飛んでいて、さされたら大変と逃げて帰りました。

しかし、いつも思うのだけど、ツツジも、さつきも、アザレアも区別がつかない。困ったことに・・

 話は全然関係ないのだけど、先日 北林谷栄さんが亡くなった。98歳だったとか。
『ばあさまが、山に捨てられることになり、せがれに背負われて深い深い山にのぼったそうな。ばあぁまをそこに置いて帰りかけたせがれはおりる道を見失う。仕方なく、今捨てたばかりの母親のもとに戻り、たずねた。どうすべえか、ばあさまは言ったそうな、「おめえの背中にぶっつわりながら、道々、枯れ枝をおっくじいて道しるべにしてきたから、それをたよりにけえれや・・」』東北地方に伝わる民話を読むと、知らず知らずのうちにばあさまの顔が北林さんの顔に重なると、読売新聞の編集手帳に書いてあった。

私は北林谷栄というと、なんといっても子供のころ見た映画、今井正監督の「キクとイサム」の祖母役が忘れられない。
30歳から「おばあさん」を演じ続けていたという。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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雨 時々曇り 21℃

ゴールデンウィークも終わりました。

2010年05月06日 | 四方山話
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スパラキシス

 

近所をカメラ散歩していて最近やたら花畑で目に付く この花。
写真に収めたものの名前がわからずに アップしないでいたけど、昨日ソーメンさんが調べてくれた。

アヤメ科の植物で、スパラキシス、和名はスイセンアヤメ。
このほうが覚えやすい。難しい洋名は絶対に頭にというか脳にとどまらず素通りする自信があるから・・。
私だけかもしれないけど、どうも花の名前がわからないと、花に対して失礼なような気がして、アップしそびれる。

 「名もない草」という言い方がある。
それぞれ名前があるのに、草に失礼だと憤慨するひともいるらしい。
けど、作家の中沢けいさんは、もとは人間が勝手につけた名前、「名もない草」と呼ばれるのと、否応もないお仕着せの名で呼ばれるのと草に取って、どちらが失礼なはなしなのかわかったものではないと、エッセイで語っていると、一昨日の読売新聞の編集手帳に書いてあった。
確かに 見た目は可愛い花なのに、「ヘクソカズラ」とか「オオイヌフグリ」とか、聞いただけで可哀そうな名前の草花もある。
どうなんでしょうね、花たちは「こんな名前とつけて」と怒っているでしょうか。
      
      
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 ううむ。あっという間に一日が終わってしまう。最近は一日おきに浜田の病院まで行かなくてはならないので、よけいに一日が短くて。
年をまたいだと思ったらすぐ、確定申告の3月、もたもたしていたらすぐゴールデンウィーク、さらにもたもたしていたらお盆、お盆が過ぎたらお祭り、お祭りがきたら、すぐお正月、この繰り返して一日も一年も早いのだ。

で、どうして、こんなに月日のたつのが早いのか、それは・・(前にも書いたけど)
脳というものは 初めて経験することをひとつひとつ記憶していくのに時間がかかって、その結果、時の進みを遅く感じるのに対し、経験したことについては記憶する必要がないから時が早く進むように感じるのだとか。
どこかに行ったときに往きより帰りの時間を短く感じるのと同じで、若い頃は未経験のことが多くて時間がゆっくり進み、逆に年をとると経験したことの連続で時が早く進むように感じる、と。いつかテレビで言っていた。

うーん、なるほど・・・
と思いながら朝鍵かけて自宅を出て、暗くなって帰り、回覧板やら、郵便物などどっさり入っている郵便受けの片づけをして、お風呂に入ったらすぐ眠くなり あという間に一日が終わる。

夢も観ないでぐっすりです。こうして一年はあっという間に過ぎていくのでしょうね。

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雲り 25℃

目からうろこ

2010年05月04日 | 四方山話
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新緑が目に沁みる季節になった。

日曜日 「BOOKーOF」で、本を買いその帰りに見つけた、のどかな田園風景です。
田圃は綺麗に水が張ってあり、もうじき早苗が緑の風にたなびき、青い匂いがする。
そういえば、山陰中央新聞の明窓に月日に色があるなら5月は青だと書いてあった。
「目に青葉、山ほととぎす 初鰹」の句にもあるように、目と耳と舌を通して伝わってくる季節は柔らかくてやさしい。
私は5月というとやはり『屋根より高ーい鯉のぼり』と言う歌を思い出すけど、最近鯉のぼりはいたるところの川にかかっているのは見るが、家の庭に勢いよく泳いでいるのをあまり見かけない、ということはやはり子供が少なくなったということなのか・・・

 さて。
突然ですが、トンボが何を思ったのかふっと『「モンテ・クリスト伯」と「ああ無情」とは話は別物かね、悦ちゃん!』と言った。
偶然ですが 私も昔から「岩窟王」の話と「レ・ミゼラブル」の話と区別がつかないでいた。
「え??トンボのような物知りでも私と同じ疑問を持っていたんだぁ・・」と思わず噴き出した。
アレクサンドル・デュマ・ペールがどっちでビクトルユーゴーがどっち??

そんなわけで調べてみてさらに大笑い。
トンボの言う「モンテクリスト伯」と私の言う「岩窟王」は同じ話。
私の言う「ああ無情」とトンボの言う「レ・ミゼラブル」は同じ話。

で、「モンテクリスト伯」と「ああ無情」は別の話なのだ。

岩窟王のほうは、
友人らの裏切りで無実の罪で牢獄に入れられた男がそこで運命的な出会いをし素晴らしい知識と潤沢な財産を得、脱出する。その後彼は変身し華麗にパリに現れ 復讐を始める・・・

ああ無情のほうは、
貧しさゆえにパンを盗んで投獄されたジャンバル・ジャンが、たまたま泊めてもらった教会の「ミリエル神父」の真心に触れ、立ち直り市長にまでなるが・・・。銀の食器のほうね。

話の内容はわかっているのに、混乱するとは、どうなんでしょう。話が同じ牢獄で過ごして出世するからなのかな。

「俺らぁだけだろうか、こんな疑問を抱いている人間は?」
それにしても トンボと同じ疑問でここまで生きてきたとは、知能指数が同じなんだろうか?
いやだなぁ・・・

とかなんとか言いながらも恥ずかしながらこの年になって、やっと理解できたのでした。
めでたし、めでたし。

このブログを読んでくださってる人の中に、私たちと同じ考えの人はいますか?
それとも こんなの常識でしょうか?

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晴れ 24℃

花の名前

2010年04月29日 | 四方山話
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 びょんびょんと風が吹く。
ホント台風並み。ガタシチガタシチと一晩中雨風が凄かった。家の中も家の外もそのまますっぽりと、遠心分離機に入れられたよう・・

この異常気象は何なんだろう?

そんなわけですから今日の写真と日記は、一昨日です。



上の赤紫色のつぶが雌花(めばな)、その下の白っぽく長いのが雄花(おばな)
近所を散歩していて偶然見つけた「松の花」・・綺麗な薄桃色なんです。
調べてみたら松は花びらを持たない花をもち、ならどのようにして子孫繁栄のために受粉するかというと 運んでくれる虫がこないので自分から風に乗って花粉を飛ばさなければならない。それゆえ花粉の量は他の花粉よりもずっと量が多く、たくさんまき散らすことでそのうちのどれかは必ず雌花に届くということらしい。それでスギも松も花粉症になるんですね。

で、話は戻るけど、一昨日の午前中は久々に気持ちいいお天気だったので、ついでに新川沿いも廻ってみました。写真を撮ってきたのは来たのだけど、名前がわからない。去年も調べたのに忘れたのだ。

向田邦子の短編に「花の名前」というのがあり、新婚まもないころ夫が花の名前がほとんど分からなくいくら聞いても中々 覚えられなかった。妻は得意がって色々と教えてやる。ところが中年になり二人は心が離れていく。そのころもう夫は様々な花の名前を覚え もう妻に教えを乞うようなことはなくなっている。というような普通の夫婦が些細なことから別れるという物語だったけど、私もこの物語の夫のように 何度調べても、何度人様に教えてもらっても、きちんと覚えられない。
ほとほと嫌になる。
「去年も写真撮って調べたよね、これなんて言う草花?」こればっかり・・・
あれだけ草花の写真を撮りあるいているのだから 少しは覚えていればいいのに、どうも私は記憶力というものが欠如していて、たいていのものは垂れ流し、脳にとどまってくれないのだと思う。

そんなわけで、ネットや、花図鑑、に首っきりでお客さんの相手もせず調べました。こういう時、私は一生懸命になる。
他のことは何も考えられない。
記憶力はないけど、集中力はあるのではないかな、と思うことにしている。

  

マツヨイグサにムラサキサギゴケ アザミのつぼみはまだ固い
去年も調べたんですが、もうすでに頭から消え去りつつある花の名前。来年また「これ何の花だっけ?」と大騒ぎする私でしょう。

  

トゲミノキツネノボタン、スミレ。ホウチャクソウの花は仲良く二つづつぶら下がっていて、まるで夜店の電球のよう。

何やかや言っても春になると、歩いていてそこかしこに草花が見られるのはやっぱり嬉しい。
こういうのは歩いてみなくちゃ分からない・・

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晴れ 16℃ 風強い。

ドロップ

2010年04月25日 | 四方山話
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「高貴な花」とのイメージから「君子蘭」という名前になったらしい。

 

 先週は暖かくなると思っていたのに、とんでもない、それどころか、もうじきゴールデンウィークだというのに冷たい雨が、しのしのと降り続いた。
雨の日ばかりだから、なかなかデジカメ散歩に行けない。でも、なにも散歩にいかなくたって写真は撮れる。と思い直し・・・
鉢に次々と咲く欄や、近所の目を見張るように黄色く咲いてるエニシダ、水たまりに映る空や雲、滴をしたたらせるフェンス、あ、撮りたい、と思うものはどこにでもあるのに、カメラ出すと、雨に液晶画面が濡れるので、ま、いいか、と諦めてしまう。
こんなことじゃいかんなぁ、と思う。
別に写真はただの「楽しみ」で撮っているのだし、プロのカメラマンじゃないんだから 撮ろうが撮るまいが誰に迷惑をかけるわけでもないのだけれど。
でもやっぱり、感性を衰えさせないためにも撮りたいものを見たときは、「ま、いいか」は辞めてカメラ構えよう。気持ちから衰えたら悲しいから。

というわけで当店の玄関わきに咲く鉢植えの君子蘭です。

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 父親が朝日新聞が好きだったせいで、我が家は物心ついたときから「朝日新聞」だった。
一番のお気に入りは、お終いのページの『サザエさん』の漫画だった。(写真を二回クリックしてね。)
昨日の朝日新聞の土曜日特集になんと、私が一番大笑いして今でもはっきり覚えている漫画が出ていて、「こりゃ 永久保存じゃ」と早速切り抜きました。
昭和40年の3月7日だったんですね。それにしてはよく覚えているわ。

もっと小さい頃、これとよく似た漫画で、まーるい卓袱台の上に 万華鏡がおいてあった。新聞読んでいた波平さんが顔をあげて「カツオ、勉強しなさい。」と、その時目のふちに黒い輪っか、が・・
いずれにしても頑固おやじの波平さんの一言が笑える。

この漫画だって、波平さんは 左党だからどうしてもこの飴が食べたかったわけではないと思う。ただこのドロップ缶が、カツオにしてらやれたというか不運を招いた。蓋は開けにくいし、何が出てくるかわからない。
それだけこのドロップの缶は覗いてみたくなるように出来ていたのだ。
まるでパンドラの箱のように、小さな穴からどんな味が出てくるのかわからない。謎めいた魅力があればこそ覗きこまずにいられなかったのだと思う。
人の心を惑わすアイデアよね。すごいと思う。
私はすっぱいのが子供のころから苦手だったので、チョコ味の茶色か、透き通ってない白のハッカ味が好きで、カランカランと缶を振って小さい穴からこれが出てくると、とてもうれしかった。
ちなみに他の種類は、リンゴ、オレンジ、ブドウ、イチゴ、レモン、パインにチョコとハッカだった。
新聞によると、やはりこのチョコとハッカは、少なめに入れてあったんだとか、やっぱりね、一缶でに2.3個しかなかったような。
美味しいのは少なめに入れてあるとは今初めて知った。ずるい。

しかし、この「サクマ式ドロップ」は、1908年に商標登録して、100年以上も消えないでいるのはすごい。
子供のころ もう一つ「チャイナマーブル」という固い飴があった。白い飴を噛むと、色々な色の層があり なめていると色が変わった。これは最近見ないけど今はないんだろうか?

晴れ 朝4℃ 午後17℃

本の思い出

2010年04月22日 | 四方山話
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 夜半から降り続く大雨にうんざり・・
本当に今年は異常気象。昨日と今日の温度差がすごい。
冬物セーター、クリーニングに、まだ出せずにいる、もう5月だというのに。

で、この写真は昨日の午後です。

   

 朝 愚図ついていたのに、午後のなると、うそのように陽が射した昨日。
和木の海岸を廻ってみました。
結構 白波が立って風は冷たかったけど、でもきれいでしょう。真島の江津側からの撮影です。(写真をクリックしてくださいね。)

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 本を読めるから、生きていられるといっても過言ではない。
落ち込んだり、嫌なことがあったりしたら、本の世界に逃げ込めばいいのだから、そんな方も多いと思う。
でもそう思っている人にはショックな記事が今週の週刊現代に出ていた。
「本と本屋がなくなる日」という記事だ。
最近、出版関係者が集まると「”黒船”、電子書籍が出版界をどう変えるか」・・・と戦々恐々としているとか。

雑誌だってそうだ、次々と廃刊になっている。これにはインターネットや携帯の普及が大きいと思うが、それも時代の文化であるなら、仕方ないこととあきらめなければいけないのか。映画だって弁士がトーキーにとって変わられ、コーヒー店だってスターバックスとか、外資系に押されて 純喫茶なんて今や風前の灯なんだから・・

それでもこの記事を読んでいると、そうか、なるほどと思わせるところも多々あり、時代なんですかね。
作家や出版社には、用紙代や印刷、物流コストがかからないので 印税も通常の(10%)3倍になるそうだ。

でも紙の本かなくなるという由々しき事態はダメ、ダメ。私は電子書籍は嫌い。
第一 ボーダーラインが引けない、大事なところを折れない。もう一度戻って読むとき面倒くさい。まだまだいっぱいある。
 私が本といえば思い出すのが、小学校2年生の時の『カバヤ文庫』だ。
1箱10円だか5円だか忘れたけど、このカバヤキャラメルの中に入っているカードを集めてもらう景品の本だ。
カ、バ、ヤ、文、庫、の五つのカードを集めるか、なんのカードでも50枚集めればもらえる仕組み。カ、バ、ヤ、は集まるけど、文、庫が集まらないのだ。
そんなに毎日おやつ代なんてもらっていなかったので、きっと誰かに協力してもらったんだろう、とにかく貰ったのだ。それはサムイル・マルシャークの『森は生きてる』どうしてこの本にしたのか覚えていないが、紙質の悪い、表紙もぺらぺらの本だった。
それでも嬉しくて、嬉しくて、何度も読み返し、すっかり覚えてしまったストーリー。

キャラメルの味はあまり美味しくなかったけど、子供の頃の楽しい本の思い出です。

追記
そうそう、書いていて今思い出しました。
当時住んでいた田舎の食料品店(当時の何でも屋)のおじさんが、文、庫、のカードをくれたんだった。
いいおやじさんだったけど、もういないでしょうね。なにしろ半世紀以上前の話なんだから・・

雨 14℃ 寒い

せめて好きな事でもして乗り切ろう。

2010年04月21日 | 四方山話
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家の中にいて雨を見ているのは好きだけれど、雨の中を歩くのは好きじゃない。

一昨昨日の 未明から降り続いている雨に 当店の鉢植えの花にも綺麗な水玉がいっぱい。
初め小さな水玉もだんだん大きくなり 支えきれなくなって水滴として落ちていく、その短い命を見るのが好きで、馬鹿の一つ覚えのように水玉を見るとカメラを構える。

ちょうど今 村上春樹を読んでいるので余計にそう思うのかも入れないけど、「海辺のカフカ」には、「しんとした」というコトバが、何度も登場する。
水玉を見ていると、あの時の「しんとした」感覚を思い出すのだ。

君子蘭、椿、パンジーです。

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 物価の事を「諸色」と言っていたのは島崎藤村の「夜明け前」だと新聞に書いてあった。色々な物という意味が転じて諸物価を表すようになったのが諸色のいわれらしいが、それをいうなら野菜の諸色が高い。
このあたりのスーパーで一番野菜が安いと評判の、某スーパーでもキャベツや、レタスが普段の倍の根がついている。
低温気温と日照不足が原因らしいが、春は一番野菜がおいしい時。それなのに、それなのに・・・
新という枕詞ががつく玉ねぎやジャガイモは、小ぶりでもみずみずしいし、どんなに料理しても甘くて美味しい。
葉物はどれも青々として柔らかく、食感もシャキシャキして甘い。
それらの値段が高騰しているなんて、本当に異常気象を恨みます。
異常気象に関係なくガソリンも上がりましたよね。

なにもかも面白くない世の中、せめて 今一番の喜びを見つけて頑張ろう!、というわけで 『1Q84』BOOK3をちびちびと読んでいます。まるで素敵な方と差向いで美味しいお酒を飲むように、ちびちびとです。
気に入った本は、たいていそうなってしまう。
読み終えるのが勿体ないので、ひとつ(一章)読んだら、本を閉じる。しみじみと特にルビの振ってある個所なんか特に念入りに・・

面白いです。やっと半分読んだところですが、すっと世界に入り込めて、前作同様、とにかく読みやすい。
BOOK1、2を読み終えたとき、これで終わりなの?なんか未回収に終わる謎と伏線が多い、う~ん不完全燃焼!!と吠えていた私、こんなに早く続編にめぐり合うことができる幸せをしみじみと味わっていると さっさと読めないのです。大事に大事に読まなくちゃ勿体ない。
それにしても私はいくら目をこすってみても月が二つ見えない。既にどこか微妙にズレはじめているような感じ。
うーうん、ここからどこへどう向かっていくのか。あやふやな未来、自分の意に反して進んでいく現実、覚えのない過去。
そんなわけでしばらくは、ここではない、もうひとつの世界を漂う日々になりそう。

これぞ活字中毒にとって、至福の時じゃ・・。


雲り時々小雨 のち晴れ 16℃