goo blog サービス終了のお知らせ 

ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

連日 オリンピック三昧

2008年08月14日 | スポーツの事
夏休み 皆様どうお過ごしですか?水分補給を忘れずに、そしてクリックも忘れずにお願い致します。
日記@BlogRanking←ここをクリックしてください。

 
    ****************************************************

 暇だけど一応経営者だということを(場末の小商いの癖に)いいことに、仕事をさぼりまくり、北京オリンピックにたっぷり浸かっている。

しかしナンですね。
どうしてオリンピックで精一杯闘った選手の顔ってあんなに爽やかなのでしょう。満足感や、優越感があのような顔にしてしまうのか?

 今朝に限って木馬がわいた。
しかし オリンピックオバサンとしてはお客より 北島の決勝でしょう。

見ました、かぶりつきで・・・やってくれました。北島は入魂の泳ぎで 平泳ぎ100に次いで200も、2分7秒64の五輪新で大会2連覇を果たした二冠。

200平は 最大のライバルアメリカのハンセンが国内の選考レースで4位になり、選ばれなかったこともあり、金メダルの期待がフツフツとわいていたが、でも何が起きるかわからない。
ドキドキしながら応援した。

因みに 江津の北島(自分で言ってるだけですけど・・)ことトンボさんは、この前出した200平の記録が3分14秒26だったとか・・
これが早いのか遅いのか私にはよくわかりませーん。

しかし 昨日の女子柔道70キロ級の上野選手にしても、金メダルの重圧もあったろうが、淡々とインタビューに答えていた姿に「今時の若者もたいしたものだ。」という思いがした。前回からの4年間を、茨の道だったことを強調するマスコミの問いにも「今まで支えてくれた方々のお陰で、自分ひとりの努力ではない。」というようなことを言ってる選手が多いからもある。
選手はコーチやスタッフの作品だと思う。それが最高の舞台で花開き一番高いところに上ってくれるのが完成と言うものだと思う

人間シーラカンスといわれて久しい私は、古い話でなんですが、東京オリンピックの円谷選手は「日の丸の為に日本の為に」頑張ったといってたような気がする。
でもそこまで重圧をかける必要もなく、最近は「自分の為に」を強調し、「楽しみたい」というようになった。

私は「楽しみたい」も、「自分の為に」も本心だろうが、でも本心のすべてではないような気がする。
このように代表でオリンピックで活躍すると言うことは「自分」と言う個人を越えた何かもっと大きなものを体のどこかに感じているのではないだろうか。
それは「国家」とか「家族」とか「郷土」とか「スタッフ」とかの一言では置き換えられないなにか、とにかく国家の代表と言う、個人主義では治まりきれない何か。
そうしたものが 選手達のプレイや勝敗の中で炸裂した時、私たちは興奮し感動になる。
本気で楽しんだり自分の為に遊び感覚で と思っている選手ばかりなら、「感動」はくれるかもしれないけど、魂を揺さぶられるような興奮や感動は難しいんじゃないかと思うのです。

そういう意味で 星野ジャパン、頑張ってください。
星野野球の真髄をみせてくれ!

晴れ 33℃

実は好きなんです、オリンピックが・・

2008年08月13日 | スポーツの事
暇な木馬でオリンピック三昧の毎日ですが、今日もブレンド日記に来てくださり有難うございます。またクリックお願い致します。

日記@BlogRanking←ここをクリックしてください。

  ***********************************

 なんやかやとケチをつけつつも、他の番組一切拒否して何度でも見てしまう、オリンピック。
オリンピックって魔物ですね。またまた 今日も感情を浪費してしまいました。

「感動をありがとう」的な熱狂に巻き込まれるのは不気味よね、ファシズムみたいなどと言いつつ、ガツガツ、見たい競技にあわせて私の行動を変えてしまう。(買出しとか、サイドビジネスとか・・)
すいません、当分オリンピックの記事が続きそう・・

アテネのようにメダルラッシュとは行かないだろうと思っていたが、北島の一つ目の連続金、日本体操の銀に、続き 柔道女子63キロ級の谷本選手のアテネに続き二大会連続金メダル、それも二大会連続オール一本勝ち、いやぁー凄い、これぞ日本柔道というスカーッとする勝ち方で、どうも素人の私は今の柔道の審判のシステムが理解できなくて、見ていると再々「誤審」だ!と叫び 感情を浪費してしまっていた。

でも谷本選手のように気持ちいい一本なら、「それ見たか、これでは文句のつけようがないだろう」といっているようで、気持ちもいいし 暑さもぶっ飛んだ。

昭和の三四郎と言われた、古賀の柔道を受け継いで、一本にこだわる。
チョーカッコいいねぇ。

男子体操も、もう日本のお家芸とはいえないと 諦めかけていたアテネでまさかの金メダルに、すっかり興奮したのが4年前とは、光陰矢のごとしといおうか、歳月人を待たずといおうか、早い早い・・

いつも演技の前にぶつぶつと 何かおまじないのような事を言っていた、過っての世界チャンピオン具志堅幸司監督も、中国の強いのは仕方ないか というような顔していた。
でも雑技団やアクロバットじゃない、すべてを(6種目)美しく出来て初めて体操だと思う。
アテネで突然ヒーローとなった冨田選手、「涼しい眼をした」というアナウンサーの連呼がとても印象的だったけど、今回も涼しい目をして、黙々と演技をしている姿は、「正しいことは美しいのだ、美しい事は正しいことなのだ。」と言っているようだった。

そしてそして 女子マラソンの野口みずき選手が左太もも肉離れのため、欠場の意向を関係者に伝えたとニュースが伝えた。
私は今回の陸上種目では、ハンマー投げの室伏選手より、金メダルの確率は高いと思っていたのでとても残念だ。
しかし、本人は私たちよりモット強くスタートラインに立ちたかっただろうし、残念無念だろう。
でも無理して、今後の選手生命に影響を与えては元も子もない。
山頂を目前にして勇気ある撤退の選択は 正しかったんだと必ず証明して欲しい。
野口選手の捲土重来を期する思いは私だけじゃないはず・・・

晴れ 35℃

野茂英雄投手

2008年07月20日 | スポーツの事
いつも「ブレンド日記」を見てくださり有難うございます

日記@BlogRanking←またお手数おかけいたしますが、今日もクリックお願い致します。


 どうしても書かなければ・・・
野茂投手の事です。

日米で201勝した野茂投手が引退をした。
多くの日本選手が大リーグで活躍する先駆者的な役割を果たした野茂投手が現役引退表明をしたと新聞に出ていた。

なんといっても野茂投手は あのケビン・コスナーが、大ヒットした「ワイアット・アープ」で二度目の来日した際、しきりに野茂のトルネード投法を真似して、日本人を喜ばせたくらいだから、思えば随分昔から活躍していたのだ。

あの若さで、生き方に凛とした筋が通っていた。
それは、「誰にも媚びない、誰にも屈しない、誰にもひるまない。」それが野茂投手の生き方であり、信念だった。
若さゆえいわせた言葉はどこかに、大人の世界を食ったような感じを与えるが、野茂投手の「希望はあるが不安はない。」と颯爽と海を渡った言葉に、私はひかれた。若さっていいなぁ、そう思ったものだった。そし次々と活躍して、夢と希望を与え続けてくれた。(ノーヒット・ノーラン二回 それも大リーグでだよね。)
しかし、やはり年齢から来るものはどうしようもない。いつかユニフォームを脱ぐ日も来るだろうと思っていた。

 とはいっても これまでにも色々な事があり、野茂投手はなんども球団から解雇された。
それでも、くさらず、めげず、そのつど立ち上がり、私たちを喜ばしてくれた。
そのようにいくつもメジャー球団を渡り歩いてきた野茂投手のしぶとさは、ロイヤルズを戦力外となった時も、またどかで起き上がりこぶしのように立ち上がってくれるのじゃないかと期待していたが・・・

でも本当にカッコいいと思う。イチローとまた違ったカッコよさ、無口でクールなキャラクターも、こうなってみるとますます野茂投手のカッコよさのひとつとなっている。まるで黒澤映画に出てくるヒーローみたいだ。

よくよく考えてみると、勿論自分自身の努力や、運もあるだろうけど「なんとあの若さで 豊かな人生だったんだろう」と羨ましく思う。野茂投手はそんな私たちファンよりも 誰よりも野球を愛し、楽しんだんだろうと思う。

夢をたくさん与えてくれた、野茂投手!ご苦労様 そして有難う!

タイガー・ウッズはすごい。

2008年06月18日 | スポーツの事
 あまりにも優しい匂いになんだか人を惑わすような気がする。
ささゆりです。
入り口でお客様をお迎えしている。ドアが開くと、先ににおいが入ってくる。

向田邦子の短編に「四角い匂い」というのがあった。
マンションのエレベーターは色々な匂いをつれて上下する。
朝は出勤する人の整髪量の匂い。昼近くになると出前のそばの匂い。衣替え近くになると樟脳の匂い。

木馬の玄関の入り口の四角い部屋は、いつもお花の匂いが漂うように心がけている。

散りてのち面影に立つ牡丹かな・・・与謝野蕪村

     **********************************

さて。
いやーそれにしてもタイガー・ウッズはすごい。
全米オープンの3日目。
起きようとして たまたまテレビをつけたら、ゴルフ中継をしていた。寝ぼけ眼で見るともなしに見ていたら なんとまぁ おいおいおいおいそう思うまもなく、パッティングしたボールが長い長い距離を転がって、まるで奇蹟のように、何かに引きずられるように、くるりんすとん、とカップに吸いこまれて行った。「うわぉ!」
沸き起こったものすごい歓声と共に、ぱっきりと目が覚めた。
この18番(パー5)は12メートルのイーグルパットが大きなスライスラインを描きカップにくるりんすとんと吸い込まれていったのだった。

手術後の脚の痛みのせいで、ティーショットはぶれにぶれ、度々フェアウェイをはずれてラフに転がる。
ボールの落下地点にわっと群れ、位置を確認するウッズを取り囲むギャラリー達。
競技員と言葉を交わすウッズを、みんなが見つめている。
そんな中、何時ものようにぶっちぎりとはいかなかったけど、ロッコ・ミーディエーとのプレーオフでも18番で追いつき優勝。

今日の新聞は可愛い娘さんを抱いたウッズが、勝負色の赤のシャツで笑顔で写っていた。娘が勝たせたと。
 しかしあの若さですでに円熟味を増し 圧倒的な強さで、天才と言われながらも 並外れた高度な技術と貴い精神力を持ち、そして闘う姿は凛々しくて、冷静で、名前の通り獣のようなまなざしは知性的で、にじみ出るような品もあり、笑えば途端にあどけない顔になる。これがあの闘うウッズ?とばかりに。

向かうところ敵なし、という勢いのままに、ぶっちぎりで優勝するときはもちろんだけれど、今回のように脚の痛みと闘いながらの、ままならぬプレイでさえも、感動のドラマにしてしまう。ギャラリーの皆を、感動の渦に巻き込んでしまう。
私が言うものなんだけど、まさしく百年に一度でるかどうかの天才だね。

延長サドンデスの決まるその日、今度はみんなで、木馬のテレビでこの試合を食い入るようにみつめながら、「お!」とか「わぉ!」とか感動を分かち合った。
梅雨のうっとうしい中久しぶりに、引き込まれるようにゴルフ中継を見た。

それにしてもウッズのあの精神力はすごいね。手術跡の膝の痛みで思うようにならない身体を、それならと頭と心で支えたプレイ。

私ならとっくに投げ出していただろうね。
比べる対象が悪い?
ハイハイ どうもすいません。

日記@BlogRanking←今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。クリックお願いできますか

もの凄く蒸し暑い一日、降るなら降る、降らないなら晴れろ!と叫びたいような一日。 曇り 29℃

とかくこの世はままならぬ

2008年04月02日 | スポーツの事
<春の新川沿い雑草シリーズ>
イヌガラシ・・道ばたや空き地や庭などにもよく見られる雑草です。黄色い小さな花をつけます。芥子に似ているけど役に立たないことからイヌという接頭語がついています。

新川の中州の草むらにいっぱい咲いているので、菜の花と間違えたけど、それにしては少し小ぶりだなと思い調べてみたらやはり違っていた。


      ***************************************


 高校野球も今日が一番面白い。(準々決勝)
今日は久しぶりに大好きなスポーツの話でも書こうかな?

日本のプロ野球も始まった。最もパリーグは「セ」より一週間早く始まっていたのだが。
私、上原投手、デビューしたころはあまり好きでなかったけど、最近見直すようになった。
真に野球が好きだからと前置きした上で、自分のチームである巨人を私からすれば公平な目で批判するのだ。巨人びいきのすべての報道や巨人の奢ったやり方などを。

私 うん?ここまで言ってもいいの?と思ったことも何度もある。
今回も アメリカ大リーグの「ボストン・レッドソックス 対 オークランド・アスレチックス」開幕戦を東京ドームでした、そのことに関しても、「日本でパリーグが開幕しているのに、わざわざ大リーグを呼ばなくても、そんな事だから日本のプロ野球は廃れるのだ」、と。これだって読売グループが呼んでいるのだからね。

で 話は変わるが、巨人の開幕戦は東京ドームだとばかり思っていた。
前年のリーグ王者だから当然本拠地だと。でも神宮球場だった。
パリーグの開幕戦も前年の1位は4位チームとするのに 今年はどうしてだろう?何故だろう?と思い、調べてみたら、最近の開幕カードは2年前の順位で開幕カードが決まるんだって、それで納得した。
球団としては球場の確保やチケット販売を考えると、半年より一年半の余裕があったほうがメリットがあるという理由かららしいが、しかしファンとしては優勝したのに本拠地で試合を見れないというのは、いかんともしがたい思いがあるかもしれない。
その代わり今年Bクラスでも、来季は本拠地での開幕権があるのだよね。う~んなんとなくじっくりこない。

その開幕の対ヤクルト戦、巨人は上原戦先発かと思っていたら、なんと高橋尚だった。ヤクルトファンのイリコさんは「もう巨人はヤクルトを甘く見て、上原を昨年のチャンピオン中日戦に温存しているんだね。」とプンプンご機嫌斜め。

内海もこの三連戦に投げさせなかった。昨日の1日からの本拠地東京ドームでの中日戦にむけて温存したらしい。
これには昨季のプレーオフでの3タテを食らった中日の幻影が原監督の頭をよぎったのか。それとも昨季最下位のヤクルト相手じゃどう辛く見積もっても二勝一敗で乗り切れると踏んでいたのかもしれない。
ところがそのヤクルトから、昨季セリーグ最多投手のグライシンガーと四番のラミレスを獲得した巨人がまさかの三タテを食らってしまったのだから、野球はエースと四番だけ集めても勝てないと、証明したようなものだ。
イリコさんが「ざまーみろ!」と鼻の穴を膨らませて 息巻いていたのは言うまでもありません。

 その頼みの上原も夕べ対中日戦に あの中村紀の一振りに破れてしまい、四連敗。あぁぁぁ~~

夏目漱石じゃないけど、とかくこの世は住みにくい、じゃないか?とかくこの世はままならぬだね。

日記@BlogRanking←今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。クリックお願いできますか?

朝晴れ 午後曇り 15℃

稲尾投手の思い出

2007年11月14日 | スポーツの事
                 
 
 草花でも野菜でも、植物を育てるに当たって大事なことは、それぞれの植物が本来持っている活力、生命力をできる限り生かしてあげることではないかと思う。
その生命力が最大限に発揮される環境を整えてこそ、美しい花も咲き野菜本来が持っている土の匂いのする美味しい野菜もできる。
なーんて少し偉そうですが、トンボから電話があり「ダリアが綺麗に一杯咲いているよ、取りにおいで!」
ということでお花を頂にトンボ邸に・・・ついでにお塩をかけてそのまま食べたいくらい、きんきら輝いていて、美味しそうに畑の畝に並んでいた春菊君も頂いてきた。
やわらかすぎて大事に扱わないと千切れそう!有難うございまーす。

話は全然関係ないのだが、トンボは「アルマーニ」がことのほかお気に入りで、セーターもズボン(とは言わないのかな?)もほとんどアルマーニらしい。
ブランドしまむらとか、ブランドセシールしかしらない私は、アルマーニの良さがわからない。身体にぴっちりフィットしてまるで昔父親が着ていた駱駝の下着を髣髴させる。
そういったら、「馬鹿だねぇ この細身のセーターやパンツを身に着けたくて 身体を鍛えている人もいるんだよ。」
「それって この前アルマーニの社長が銀座のお店がオープンしたからと来日してたブランド?」
「そうだよ。」
「じゃ私もそのピッチリが着れるように努力するから 買ってよ、『もうこれからはお金に不自由はさせん、何でも欲しい物言ってごらん。』そういったよね、あの言葉に嘘はないのなら買って!」
「この話はなかった事にして、そんな話はアルマーニ」とバカなトンボの落ちです。

 で、またまた枕が長くなってしまいましたが、今日の書きたいことは稲尾投手の訃報に接して稲尾投手の思い出です。
父親は江戸っ子の癖に ジャイアンツが嫌いで、タイガースファンだった。
そんなわけで水原が嫌いで、タイガースじゃなかったけど三原(当時西鉄の監督だった)が好きだった。そんな父親の影響で野球のラジオ中継をいやがうえにも聞かされて育った私は、野球大好き少女だった。

 昭和33年 長嶋選手が衝撃デビューをした年でもあった。その年の日本シリーズ。忘れもしない。(水原ジャイアンツと三原ライオンズ)
第1戦を稲尾で落とした、第2戦も落とした、第3戦は稲尾が先発だったが、1-0で落とし後がなくなった。
ここからが凄い、第4戦は平和台球場が雨で順延になった。翌日三度目のマウンドに立った稲尾は打たれながらも、豊田や中西の活躍で一勝をあげる。
第5戦も途中から登板した稲尾は 自からの サヨナラ本塁打で二勝目をあげる。
第6戦も0点で押さえ 三勝目。第7戦、5試合連続登板の稲尾、3連敗から4連勝という球史に残る素晴らしい活躍で、神様 仏様 稲尾様ともてはやされて勿論最高殊勲選手も・・
父親は 稲尾より三原監督が凄いと お酒を飲みながらうれしそうに話していたのが忘れられない。三原マジックといっていた。

 中学生になり一年生の遠足で益田に行った時のこと。雨の遠足だった。午前中の日程を何とかこなしたが雨足はひどくなる一方 その時の1年担任の先生方が相談して午後の日程を取りやめ、益田の石見館で映画を見せてくれた。
その時見たのが 「鉄腕投手 稲尾物語」だった。内容はほとんど覚えてないけど、伝馬船をギッチラオッチラ漕いでいたのだけ覚えている。これで腕の力が強くなったと言ってたのだけ覚えている。(因みにもう一本は大映の“春を待つ人々”だった。)

話はそれてしまったが、年間130試合そこそこの時に、シーズン最多の43勝をあげたのも今では考えられないが、今日の新聞によると、打者の打つ気を読み取って冷静に組み立てる頭脳的なピッチングだったらしい。
それじゃないと14年間で276勝は出来ないよね。昔はダブルヘッターで連投もしてたもの。
きっとあちら世界で三原監督と逢っているでしょうね。
ご冥福をお祈りいたします。

日記@BlogRanking←恐れ入ります、クリックお願いできますか?


晴れ 20℃ 

千載一遇のチャンスが・・

2007年11月02日 | スポーツの事
 余り涼しくなると新川沿いの山野草も枯れてしまうのではないかと、今日も散策。
子供の頃 おままごとで赤飯の代わりにして遊んだ、アカマンママを見つけた。(写真をクリックしてくださいね。)
早速 調べてみたら、正式命は「イヌタデ」
『道ばたや畦などに多い一年生の草本。高さ20~40cmで、茎の先に多数の花をつける。葉は皮針形から広皮針形で互生し、葉のふちや裏の脈上に毛がある。
 別名アカノマンマといい、実を赤飯にたとえた名前である。
紫金山広場横の田んぼ、メダカの田んぼに多い。』と書いてあった。

子供の頃毎日飽きもせず 庭にござを引いておままごとをしたのを思い出す。
この花を摘み取リ、その花びらをしごいてぱらぱらにして、スカートの上に溜める。それをお皿に見立てた何かのフタに載せて「さぁ お赤飯ができたよ。」とお客さん役の、隣の一人娘のお金持のアヤコちゃんも食べてくれたなぁ・・。

  ***************
 
ここんところグット朝晩涼しくなった。普通の11月になったような。


 
 さて。 
夕べ「凄いね、おめでとう!美味しいお酒を飲んでね。」とメールを送信した。
過ってこの木馬の仲間だったミントちゃんは大のドラゴンズファンなのだ。
彼女がテレビの前で切れ長の目を細くして、ニコニコしながらガッツポーズして、ググイッと缶ビール飲んでいる姿が目に浮かぶ。
落合監督が宙に舞う映像を見ていたら返信がきた。「ありがとうございます、うれしい、私も頑張れそうな気がしてきました。」と。本年度のプロ野球の日本一が中日に決まった時の出来事である。

続いてMVPの中村紀洋がインタビューを受けていた。
ノリ 正直余り好きな選手ではなかった。
オリンピックのシドニーの野球選手として出場していて、ノリにあの時一本出ていたら、韓国に勝って、銅メダルだった。インタビューでポロポロ涙を流して悔しがったとき、悔しかったら打て!男は人前で泣くな!影でこっそり拳骨で涙をぬぐうのだ!と叫んでいた私です。
その後、確かにイチローのいなくなったパリーグで活躍して推定5億円貰っていた。が大リーグに挑戦するも、すったもんだの末 日本の近鉄でプレーすることになった。

その時 関空に帰ってきたノリのファッションにあの有名なドン小西が、週刊朝日で「ノリのあのナリ」とコメント付けていたのには笑った。派手な革ジャンに金髪のロングヘアー、まるで大阪のおばちゃんじゃなかった、おじさんだった。

その後 近鉄とオリックスが合併して、オリックスに振り分けられる、で年俸交渉のとき公傷を主張するノリに対して、公傷を認めないオリックスは年俸を、60%ダウンの8000万円に、それを拒否したために、受け入れ先が決まらず、自トレを続けていた。プロ野球規程によりあわや引退勧告も・・その時
落合監督からオファーがあり、テスト生として、年俸400万円で入団したのが、今年の春だった。
私たちは 「ごねるからよ、ごねるからどこの球団も相手にせんのよね。怪我が多いのに使い物になるん?」そういっていたのだ。

そのノリがまた人目も憚らずポロポロ涙を流して泣いた。
今までの自分の人生が浮かんできたのだろう、どん底まで落ちたら後は下はない。もう恐いものは何もない。ノリの頭に中には野球しかないのだ、その野球がしたいために色々な出来事があったのだ。野球馬鹿なのだ。私は今までのすべてを許してあげて、応援してあげる気になった。

それにしても昨日の試合は、先発ピッチャーの山井が、8回までパーフェクトピッチングしていた。ところが落合監督は9回に好投していた山井を下げて、リリーフ岩瀬に変えた。
何で、何でそんなことするの?日本シリーズで完全試合、それも後1イニングで、記録に永遠に残る、と思ったけど、今日の新聞見たら、何でも山井の指に出来た豆が潰れて自分から降板を申し出たらしい。このことについて賛否両論だった。
あれが1点差でなくて2.3点くらいの差であったら最後まで投げさせただろうね。

う~ん 勿体ない。

日記@BlogRanking←クリックお願い致します。

● 追記
しかし中日は凄いよね、
レギラーシーズンで巨人に優勝をさらわれたけど、プレーオフで3位のタイガースに 2タテ、首位巨人に3タテだもんね。
完全優勝みたいなもの。

曇りのち 薄晴れ 17℃

教育的指導

2007年09月16日 | スポーツの事
               
 こういう後味の悪い騒動がおきるたび、ホント柔道ってどうなってるの?と腹立たしく思う。

私も詳しい柔道のルールが、きちんと頭に入っているわけじゃないから、偉そうな事はいえないけど、シドニーオリンピックの篠原選手の内股すかしから始まって、夕べの鈴木桂治選手、井上康生選手の判定は腑に落ちない。
鈴木選手は左大外刈りで相手を倒した、一本!と私は叫んだ その時悲劇は起こった。相手の一本勝ちを示す、主審の右手!
なに?何がいけんの?どうなっているの?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私の抗議の気持ちです。
相手は既に死に体だった、それに弾みでひっくり返されたのだ、完全に相手の方が先に倒れていた。完全に・・なのに・・。と言いながらこういう事が起きるたび自棄ビールが増えるんです。

まだ綺麗に投げられて負けた方がすっきりして諦めもつく。

少し前 山下氏が、国際柔道連盟の理事に落選したとの記事を新聞で読んで、なんだか もやもやとしたものを私は感じられたが、やはり、やはり、その思いは的中した。
私は 人が判定を下すスポーツは、いつも人間だから当たり前とは思うけど、腑に落ちない事の方が絶対に多いと確信している、乱暴な意見の持ち主なんです。

 子供の頃読んだ「姿三四郎」とか、「柔道一直線」の漫画とかは、もの凄くかっこよかった。子供達に夢や勇気を与えてくれた日本の柔道。
「柔能く剛を制し、剛能く柔を断つ」の精神はもう見られないのか?
世界で勝つためには綺麗に投げて有無を言わせぬ一本!しか通用しないのだろうか?
新聞には斉藤コーチの「こんなの柔道じゃない。」と言う言葉も紹介されていたが。
 
 世の中が混沌としていて、すっきりしないのでせめて柔道世界選手権ですっきり決めてもらいたいと願っていたけど、その私のささやかな夢を台無しにした、これらの審判に両腕をぐるぐる回して「教育的指導!」と叫びたい。

日記@BlogRanking←クリックお願い致します。

佐賀北優勝。

2007年08月22日 | スポーツの事
 今日の天気予報で、浜田地方は雨のち曇りだったが、何のことはない、薄晴れで蒸し暑く 残暑が厳しい一日だった。

 さてもさても 私はもしかしたら前世は預言者だったのかもしれない。
昨年といい 今年といい、高校野球の優勝高を当ててしまったのだ。

第89回全国高校野球選手権大会最終日は22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝が行われ、佐賀北(佐賀)が5-4で広陵(広島)を破り、初優勝を果たした。佐賀県勢では76回大会の佐賀商以来13年ぶり、公立校では78回大会の松山商(愛媛)以来の全国制覇らしい。

 いい試合だった。小泉元首相じゃないけど「感動した!」
優勝もほぼ決まりと思った広陵高校。ところが何が怒るかわからないのが甲子園。
8回の裏で佐賀北の攻撃で、4-0でリードしていた広陵のエース野村君が、勝ちを意識したのか突然乱れ、ファーボールやヒットで満塁になり 押し出しで一点、その次佐賀北の3番の副島がまさかの満塁ホームラン。まったく甲子園の神様はひどい仕打ちをするね。

 そのまま まさかの佐賀北優勝。
しかし 佐賀北のリリーフ投手の久保君は、外角のスライダーのコントロールがものすごくいいね。うなってしまった。去年のハンカチ王子の斉藤君は繊細なしかし力強くハイセンスな都会の少年だったが 今大会の久保君はいかにも九州男児、ジャガイモみたいな土の匂いのする少年だった。

で私が何故前世は予言者だったのかと言うと、昨年も早稲田実業が一回戦勝ったとき、うん?もしかしてもしかするんじゃない?と思いイリコさんに予言したらそうなった。そして今回の佐賀北の場合も、2回戦の宇治山田戦で 延長再試合して9-1で圧勝いて、帝京戦も延長13回で、4-3で勝利した時、うん?もしかしてここ優勝するんじゃない、なんだか野球の神様が付いているみたい、とイリコさんに話したぐらいだ。しかし佐賀北は開幕第一戦で試合をして最終戦でも試合ができた、このことも何かの神がかり的なことを感じる。それでその通りになってしまい、私の予知能力が少し恐い。

私は今回は広島の広陵高校が決勝まで行ったので、同じ中国地方ということですっかり情が移ってしまって、逆転された時はありゃりゃ、あああぁ とすっかり落胆いてしまったが・・・

今回限りで高校野球の特待制度は終わりということだが、高校野球はプロ野球と違いお金や損得が絡まない その純粋さがいいなどと、いう人は多いが、私はむしろ、お金が絡み、生活がかかり、それが日々自分のすることとしてのルーティン・ワーク的な中で野球への思いを維持していく方がよほど立派で、そのために小さい時から頑張っているんじゃないのか?とそしてその方が高校野球の真の純粋さなんじゃないかと、えらそうに思っていた。
話はややこしくなったが、トーナメント方式の高校野球は、一発勝負だから、リーグ式のプロ野球とは違った興奮があるのは確か。だから興奮して面白くて、この季節高校野球から目が離せないのです。
これで今年の夏も終わりなのですが、それにしても暑い。涼しいい食欲の秋はいずこに・・・「え~ 食欲は秋だけではないでしょう?」って!
「もうQLDさんたら!いつも本当のことおっしゃるんだから。」え?言ってない?

それにしても暑い!

日記@BlogRanking←クリックお願いできますか?

曇り時々晴れ 33℃ 蒸し暑い

サッカーアジアカップ準々決勝

2007年07月22日 | スポーツの事

 昨日の朝 雨の中 蜘蛛が巣作りをしていました。
目を凝らしてよく見ないと見過ごしてしまうほどの細い糸を、立てに張り、そして大まかに横糸を張り巡らしていました。それを足場にして等間隔に粘着性のある糸を細かく張っていました。しばらく眺めていたけど邪魔にならない手すりに作っていたので、傘の柄で壊すような事はしませんでした。
 雨の滴が小さなガラス玉のように引っ付いているのを、カメラに収めようと ベランダで大きなお尻を外側に踏ん張っていたら、下から 刑事課長のワヤちゃんが、
「ジュリエット!」と叫びます。(多分ロミオとジュリエットを想像したのだと思います。)
私は「ローズ!」と言って!
「ローズって?」
「タイタニックよ。ジャック!」
暇な木馬の朝一 の会話です。

 さて いやぁ、それにしても興奮しました、エキサイトしました、久しぶりにハイテンションになりました。サッカーアジア杯です。

 あの悪夢のW杯ドイツ大会で 試合に勝って勝負に負けたオーストラリアと対戦した試合だ。モォー どれだけため息と落胆の声を出したか・・
いつも同じことをいうんですが、得点力がない!
一発退場で10人で戦っているオーストラリアがへたばっているのがわかっていても、再三 ゴールネットを脅かしても、得点にならない。

おまけに ’02の日韓W杯の時 カメルーンのキャンプ地で有名になった大分県の中津江村の名前は忘れたけど村長と、同時多発テロの時のニューヨーク市のジュリアーノ市長と 岡八郎を足して三で割ったような顔の オーストラリアのゴールキーパーが長身を生かしてバンバン、ことごとくはじいてくれる

オシム監督は、「このチームはうまく出来上がってきたが仕上げがまだ出来てない」といったそうだが、私は早く 「仕上げを御覧じろ」と言って貰いたい、まったく私に言わせると「画竜点睛を欠く」だぁ~。

 この手のスポーツ中継が始まると 突然スポーツカフェ化する「木馬」なのです。
特に私ですが・・・
野球などは静に観賞できるのにサッカーは何故?
それは数あるスポーツの中でもとりわけサッカーは,理性を狂わす何かがあると
そう思うのです。
大体、体と体がぶつかり合い、ある意味格闘技化しているところ、たとえば バーゲンなどで大勢の人がワゴンに群がっている時 体と体がぶつかり合い、身体を押されたりすると、理屈抜きに不愉快になる それは 人間としてよりも動物としての感情だと思うのだ。
だから サッカーを見ていると、選手も勿論だろうが、見ている側も接触プレイに異常にエキサイトしてしまうんじゃないだろうか?
選手は勿論、観客も動物モードになるんじゃないんだろうか?

1対1で延長 15分、15分を戦っても決着が付かず PK戦に・・・

しかしサッカーの神様は 川口の上に輝いたのです。
まだ 夕べの興奮冷めやらぬ、私です。

今日になり トンボが言った。
「俺は サッカー観て ギャギャー言う女と一緒に暮らされんよ。」
私も言ってやった。
「私も ところかまわず おな○する人と一緒に暮らされん。」


雨 時々曇り 27℃