「誇」-URAWA REDS-
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何かやってやろう。
そんな気持ちが窺えたね。
いつもの左からだけじゃなく、
中央から関口に通したパスなんか、なかなか良かったよ。
こっちじゃなくてあっちで見たいプレイヤーだったな。

試合の趣旨は理解していた。
楽しく、一所懸命にプレーする選手を応援する気持ち。
笛が鳴って10分くらいまでかな、
純なハートで試合を見てたのは。

やっぱり好きな選手を追ってしまうよ。
ドリブルよりも味方を上手く使って生かされようとする原口。
4人に囲まれてもパスを繋げる柏木。
何で代表だと伸び伸びとしてるのに、
ウチだと窮屈そうなんだろ、なんてさ。
その柏木とボランチを組む阿部勇樹。
シンジの、シンジらしいプレー。
すっかりキャプテンらしくなったハセ。
相変わらずの闘莉王。
いいね、やっぱり。

キライな選手のアラ探しもしちゃってね。
視野が狭くなったんじゃない?
輝いてないなぁ、なんてね。

スタンドに響くSENDAI。
僕が仙台サポーターだったら、どう感じただろう。
「ちょっと気持ちが篭ってないな」
「早いよ、もっとゆっくり堂々と」
なんて思っちゃったかも知れないな。

本物のSENDAIを聞きたい。
4月29日。
大きな敬意で迎えるよ。
試合前は、共に戦う仲間として。
試合中は、憎き敵として。
試合後はもちろん、手ぶらで帰ってもらうさ。

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取らせたいと思う人たちがいて、
取って欲しいと思う人たちがいて。

取ってやるぞと思っても、簡単に取れるものではないはずなのに。
取ってしまうのは、本物だから。

ダンスのキレは往時を偲ぶまでもなく、
ちょっとギクシャクとしたスローなテンポ。

ハセの言葉。
中澤の言葉。
相変わらずムスっとしたミツオと、
シンジの弾ける笑顔。
佳境を迎えるヨーロッパから駆け付けた選手たち。
そして、
仙台カラーを纏った関口、梁勇基。

僕たちも、勇気をもらえたよ。

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