百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

スカイ・クロラ

2008年07月09日 | 映画

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8月2日公開の映画「スカイ・クロラ」の試写会に行ってきました。

原作は森博嗣の同名小説(私は、まだ読んでいない)で、
たまたま、彼がこの映画について語っている記事を読んたのですが、
この物語には続編が何冊か出ていて、
全て読んでも、この真相はわかりにくい。。。と書いてあって、
果たして、私は、この映画を充分楽しめるのだろうか。。。?
と、ちょっと不安を抱きつつ出かけました。

そして、会場では、
監督:押井守とキャラクターデザイナー:西尾哲也の舞台挨拶があり、
そこでもまた、様々な見所や、
「登場人物たちの日常に伏線が張られている」。。。
なんておっしゃるものだから、
それを見逃さないように、目を凝らして、必死で見てしまいました。

いつの時代かも、どこの国かもわからない、どこか、日本に似た国で、
戦争は、ショーと化し、戦争を請け負う企業で働くパイロットたちがいて、
その中には、決して大人にならずに、子供の姿のままで働く、
「キルドレ」たちの姿があった。
そして、彼らは、戦死しない限り死なない。。。

死なない。。。?
疑問を抱きつつも、後半では、「なるほど。。。」と、
何とか理解できたような、でも、すっきりしないような。。。

だけど、そう、なんだか、ステキな。。。というか、
美しく、切なく、スーッと心に染みてくる映画でした。

「キルドレ」の一人の声を谷原章介が演じていて、、
これが、ピタッとはまってて、(アニメがまた彼にそっくりなんです)笑えました。
笑えた。。。と言えば、
偶然、一番前に座ってしまったので、
舞台挨拶の監督の顔がしっかり見えていたのだけれど、
最初は、誰が話しているのかわからないくらい、
監督が口をほとんど開かずに(腹話術のように)しゃべるのも可笑しかった。

そして、戦闘機が空を飛ぶCGのシーンは、
とてもリアルで、見ごたえあって、迫力満点!
プロペラが止まるその瞬間が、気持ちよくて、何度も見たい!って思ったくらい。

きっと、何度も見ると、いろんなことがわかって、面白のかも。。。

コメント
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