★The Darkness 倉阪鬼一郎
穏やかな休日の朝・・・
妻は台所で夕飯のカレーの下ごしらえ、
夫は朝食のサンドイッチをつまみながら、
何気なく鍋をのぞこうとしたその時!!
妻が肉切り包丁で夫の頚動脈を切り裂いた!
夫は即死。そして妻の心臓も停止した。
そんな“動機のない殺人事件”が、各地で起こり始めた。
いったいなぜ?新種のウイルスの仕業か?
本の最初のページをめくると、登場人物の紹介があって、
なんと!50名の名前がずらり!
あぁ。。。こんなの覚えられないわぁ。。。と心配したものの、
読み始めると、何のことはない、ほとんどが端役で、
どんどん死んでいくので、記憶するまでもないのである。
突然変貌する殺人者。。。彼らにいったい何が起こったのか、
気になって気になって、一気に読み進めた。
結末は少々解かりづらいのだけど、
過程が楽しめたホラーサスペンスでした。