週末公開の映画「愛の流刑地」の試写会に行ってきました。
原作は渡辺淳一。
日本経済新聞で連載されていた時は、かなり、話題になったらしい。
私は、原作を読んでいないし、
以前にも似たような内容の「失楽園」が映画化されて、
これは、うーーん。。。。って感じだったから、
今回も、それほど期待はしてなかったのですが。。。
けっこう、のめりこんで見てしまいました。
ある朝ひとりの男が逮捕された。
情事の果てに女性を殺したのだ。
男(豊川悦司)は恋愛小説家、被害者は主婦(寺島しのぶ)。
裁判を通じて、二人の出会いや、
恋に落ちていく過程が描かれていく。
そして、愛と死の真相が明らかになる。。。
ただ、やっぱり、この愛は、
女のエゴみたいなものが感じられる。。。
恋に酔ってしまった女の、自分本位の愛。。。
死にたいと思うほど。。。
殺したいと思うほどの、恋を経験したことがないので、
ちょっと理解しがたい部分もあったけれど、
でも、うるっ。。。と来てしまったのはなぜでしょう。。。
そして、
・女検事(長谷川京子)は、女を意識しすぎで、違和感。。。
(でも、個性的な女優さんだから、許しちゃおう)
・大好きな佐藤浩市が出てて、よかった。
(あんまり、いい役じゃなかったけど。。。)
・バーのママを演じていた余貴美子が、ステキだった。。。
(こんな女性にあこがれます)
などなど。。。意外な、面白さで、満足でした。