「向日葵の咲かない夏」 道尾秀介 読みました。
ミチオは小学4年生。夏休みの宿題を届けるためにクラスメイトのS君の家へ。しかしそこでS君の首吊り死体を発見する。あわてて学校へ連絡したのだが、現場に戻ってみると死体が消えていた。
そして、S君の生まれ変わりと称する蜘蛛が現れ、自分は殺されたのだと訴える。ミチオはそれを信じ、妹のミカと犯人探しをはじめるのだった。
読み始めていくと、ん?と思う部分がたくさんある。
人間のS君が蜘蛛に変身?
妹・ミカが、3歳にしては、大人びた口をきくし、
ミチオの母が、狂ってるような感じだし、
父も、なんだか、頼り無さ過ぎで、こんな家族あり?。。。って感じで、
何かがおかしい。。。
と、思ってたら、やっぱり、驚愕(?)の結末。
そうきたかー!。。。。って感じ。
ある程度は、想像できた結末なのだが、
それでも、先が気になって、どんどんのめりこんでいく。。。
全ての人が、あやしく感じられ、ワクワクできて充分楽しめた。
さすがに、妹の正体を知った時は、「そうだったのー!?」って感じ、
さあ、ぜひ、あなたも推理をめぐらして、読んでみてください。