お伊勢参りというものにこれまで全く興味がなく行ったこともなかったけれど、面白いことがあったのだなと最近知った。
それはこれ↓
人の代わりに犬がお伊勢参りする「おかげ犬」だ。代わりにといっても、犬がどうやって江戸から伊勢まで行けるのか?と思ったら、同じ伊勢参りの人やたぶん同方向へ行く旅人がリレーで引き受けて連れて行って、お参りさせて帰っても行く。中には単独で行った犬もあるようなことだが、ただただ驚くばかり。
中には行方不明になって帰れなかった犬もいたかもしれないが、流行ったというのだから成功率は納得できる程度あったのだろうと想像できる。
もし、この現代が明治維新を経ず江戸幕府自動の延長で今でも多くの人がお伊勢参りする習慣が残っていたらどうだろう?今でもおかげ犬は残っていただろうか?
新幹線におかげ犬用チケットや座席が確保され、犬トイレ、犬用車内販売といろいろあっただろうか?宿泊施設も小さな犬単独部屋があって犬朝食セットで予約でき、犬用大風呂敷や足湯のサービス・・・だったらかなり楽しい世の中だったかも。
ところで、今おかげ犬をやるとしたらどうする?
いきなり江戸時代ふうにできるわけはないから、Xなどで情報をリレーしながら次々と犬の受け渡しをしていくようなやり方が現実的では?
もしうちに犬がいればぜひやってみたいところ。(犬がOKしてくれるかどうかは別)