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もんく [とある南端港街の住人になった人]

つぶあん、夜に病院へ

夜7時過ぎにつぶあんを病院に連れて行った。

夕方、いつもと同じほどの量のご飯を食べたが少し動きが遅くなっていた。明日の朝の病院へ行こうと思ったが、キャサリンさんが怒って連れて行くことにした。

コタツの横の座布団で寝ているつぶあんの背を撫でているときに考えた。前回、免疫抑制剤を飲ませていて白血球が少なくなり熱が出て入院したが、回復した。今度も病院へ行けば同じことが実現するだろう。一つ角を曲がると正面にまた障害物があってまた曲がるとまた障害物がある。その場その場でなんらかの対処はできるけれども、自律はできない。運良く自分でコントロールを取り戻すことができれば良いが、これで2回めだ。

この座布団の上のまどろみがこの工程の最後になればこれ以上何もなく、明日の朝に自然なようにして終わっているかもしれない。最期まで踏ん張る、あの悲惨さは無くて済むかもしれない。そう思った。

猫も生きたいと思うものなのだろうか?もしそうだとしても、何も思う間もなく、眠るようにして終わって、それに気付くこともないとしたら、それはそれで良いのかもしれない。


今回の症状
赤血球は前回より増加している。(半量ずつ飲んでいた免疫抑制剤が効いている)
白血球は減った。その結果として菌感染している。
血糖値は400と高くなった。(ステロイド糖尿病が続いているらしい)

対処
感染に対して抗生剤投与。
点滴。
糖尿に対してインスリン投与。

これから
免疫抑制剤を半量で続ける。
予防的処置として抗生剤飲み薬。(一般的でない異例の処置)

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