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もんく [とある港街の住人]

火事検出器 その1

先に書いておきます。
この方法、他の人には勧めません。どちらかと言うと....
やらないでください。



いろいろなプロジェクトを平行してやってしまっているが、今回は火事を検出するセンサー。

先日、市販の火炎センサーをテストした。
家から蚊取り線香を立てるステンレスの皿を持ってきて、中にトルエンを少量。
そして意を決して火をつけた。

ボワッと大きな炎が上がる。
色はオレンジだった。
話の中ではトルエンなどの溶剤は無職、じゃなくて無色の炎を上げるとなっていたが、
なぜかオレンジだった。
煙も少し出ていたから不純物か不完全燃焼ぎみだったのか?

そう言えば以前にボヤ騒ぎになった時のビデオ映像もオレンジの炎だった。
化学実験のようにはならないらしい。

正直言って、火をつける実験は怖い
燃え方が尋常じゃない。
それも室内で。

なぜ室内かと言うと、実際のセンサーの背景を実際に使う時と同じにしたかったから。
その場所にセンサーを設置するのだ。

でも、とりあえず、安いけど市販の火炎センサーは使えることがわかった。
3m離れたところでトルエンの炎を瞬時に検出し、センサー本体のLEDを点灯させていた。


今回はそれを踏まえてArduinoで作ってみた。
まだ完全ではないけれど、こんな感じでやってみる。



ところで、火炎センサーは本当は通常の火事を検出するものだと思う。
トルエンのために使う人なんていないはず。

このセンサー、IR側の波長を検出する。
IRと言っても可視光からちょっと出ただけの部分。
完成品として売られているセンサーはもう少し可視光の外側ぎみのものが多い。
高度なのになるとIRに加えて紫外線も2点追加して3点検出している。

が、それとて通常の火事を想定したものになっている。
どこをどう見てもトルエンの火災で使えますなんて書いてない。
結局、やってみないとわからないのだ。

しかも、溶剤の炎色は無色となっていてスペクトルはこうですよ、と
説明してくれる人もデータもどこにもない。


かと言って、あきらめて温度検出とか煙検出で妥協するわけにはいかない。
そりゃ、6畳間とか、小さな部屋ならそれでも良いけれど、
大きな工場では反応するまでにかなり燃え広がって初期消火ができないかもしれないし、
逃げ遅れるかもしれない。

だから、作ると言うわけだけれど、
これに本当に生命を預けて良いのか?、と言う大きな問題が立ちはだかる。


そう言うわけで、この方法、他の人には勧めない。
やらないでください。





今朝はひどい渋滞だった。

家から出て高速道路に入るあたりの分岐点で2台の車が正面衝突していた。
対向車線からこちら側にはみ出した白いセダンは鼻先が無いような状態。
こちら側車線の車は見えなかったが側に何人ものインド人が立っていた。

白い車は中国人だったが事故からもうずいぶんと経っていたはずなのに呆然と
ただ、立っていた。

マレーシアらしく警察は来ていない
あれ、自分で車を持って警察署に行かないと処理できないと思うと哀れだし、
変なシステムだと思う。


自分は他の国の事を知っているから変だなと思うけれど、
ここにずっといて、これが普通と思っている人には普通なんだろう。

もしかして警察なんて面倒なもの、来てくれない方が良いと思っていたりして...


それにしても、こうして外国人だからいろいろ相対的に見られるわけだけれど、
これがずっと日本にいたら同じ事なんだろうな、と思う。
日本から見てマレーシアが変と思うように、マレーシアにいて日本を見るととてもだ。

帰国と言う言葉を使ってマレーシアから日本に行く人はけっこういる。
あたりまえだけど、でも、日本に行くって"帰"なのだろうか?
と、ちょっと思う今日この頃。
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