地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

戦い・その2・障害が残る場合

2010-12-09 10:54:26 | Weblog
サードオピニオン先の先生は言った

「これは悪性腫瘍だと思います
本当かどうかは現時点ではわかりませんがあそらくそうでしょう
言語野の近くなので、手術による障害が心配です
私なら、障害を残さないために、無理せず切れるとこだけを切ります
悪性であってもそうします
従って、アウェイク(手術中に覚醒させ障害を確認しながら切る方法)はしません」
(長生き出来なくても障害がないほうがよいという考え)

国立大阪医療センターの先生は言う

「腫瘍でしょう
悪性か良性かは現時点ではわかりません
言語野の近くなので、手術による障害が心配です
従って、アウェイクを実施します
良性の場合は無理せず切れるとこだけを切ります
悪性の場合は、障害が出来るだけ小さくなるように考慮しつつ、かなり無理して切れるだけ切ります
具体的には、リハビリ効果の大きい表現力は犠牲にしつつ、リハビリの難しい理解力は出来るだけ維持することを目指します」
(多少障害が残っても命を救う考え方)

どっちが正しいとかはないだろう
(だが国立大阪がよくない?)
我々は国立大阪を選んだ
先生を信頼できると思った

言語野、というが言語以外にもいろいろやってて傷つくとなにが起こるかわからないようだ
例えば音痴になったりすることもあるらしい
歌が歌えない?どうする、カズよ、もはやこれまでか?
いやいや、いいのだ、新しい私なのだから!

私が音楽を好きな理由:
お客さんの前とか、真剣な場面になるほど、また演奏メンバーがスーパーになるほど、演奏は真剣になり、生活も正確も世界平和も何もかも超えて(逆説的だが、そのとき生活も正確も世界平和も何もかもが密接に絡まり)、魂が融合しあう(あるいはぶつかり合う)
これが出きるのは多分音楽だけやねん
だって、そんな「魂」なんて、勘違いかもしれないんだぜ!
ただ、信じあった演奏者たちにだけ存在する

でも、もし音楽と別れることになっても構わない
なんたって「生まれ変わった私」だ
新たな世界が待ってる
世界は広く、人生は深い
おっと、もちろん音楽の世界に戻るつもりだし、その前に、「戦い・その1」の通り、完全復活するつもりだからね

ところで、昨日シーティー、エムアールアイを再度実施して、先生からお話伺ったんだけど、サードオピニオン先がかなりの勢いで悪性だと思うて言ってたから、こっちの先生も本当は悪性と思いつつ内緒にしてるのかと思ってたら、どうもそうやないみたい
よっしゃ!

それにしても、脳腫瘍手術件数でサードオピニオン先がこの病院の十倍以上上回ってるって、信じられるかい?
みんな手術件数につられてあっち選んで手術件数が暴走してるんやないか?
みんなは是非、国立大阪をひいきにしてくれよな