地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

ハチ2006/06/03

2006-06-06 00:28:52 | 演奏
(前回までのあらすじ)

大阪駅に着いた。
ハチまで10分。
さあ、暴れるぜ!

(本文)

さあ暴れるぜ、なんてよく言うぜ、この減らず口。

ギターのシールドを忘れた。
ベースでセッション参加するための楽譜本(コード集)を忘れた。
極めつけは、
「太田さん、ベース弾く?」
に対し、
「いや、弾き語りするし、譲るわ。」

暴れる気、ないやんけ!
ここんところ、アサレン・ヒルレンで、
半分近くベース弾いてる。
なのに、ベースから逃げてどうする?

弾き語りは、まあまあ。
趣向を凝らし、ベースのトノくんとDUOしてみた。
声がなあ。。。出ないんよなあ。。
悪くはないんやけど、このサビのこの部分で
3dBアップ!が出来ない。
でも、客受けはかなりよい。
たまたま過去にいけてる歌を作ることが出来て、
現在はその遺産でなんとか成り立っている。
こんなことでいいんだろうか。

今日はベースからは逃げてしまったし、
歌は、なんだかな、だし、
ああ、まったく。。。
と思いながら、カウンターでハーパーをやっていると、
背後で声がした。

「もう一巡したよな。
 まだ30分以上あまってるな。
 誰か、もう一回、行くか?」

超高速で振り返った。
待ってたぜ。

  【演奏報告】2006/06/03@インタープレイ・ハチ

   メンバー:OOTA(G & Vo), トノ(B)
   (1) エテルナメンテ
   (2) 夢
   (3) 我が心のインタープレイ・ハチ

   メンバー:W(Piano), I(Dr), OOTA(B)
   (1) セイント・トーマス
   (2) 星影のステラ

W氏らとのピアノトリオ。
意気込んだだけあって、
また、W氏のアイデアの固まりなプレイに刺激を受け、
どんどんチャレンジャーなベースとなる。

そいつが裏目。
2曲目、ソロの最中に、曲を見失う。
あちらこちらと迷走した末、
W氏の頑張りで無理やり着地。

こりゃ駄目だ。
一旦崩れてごまかした以上、もう、チャレンジャーなプレイは出来ない。
無責任なチャレンジでは、会話が成り立たないのだ。

セッション終了後、
ああ、まったく。。。
と思いながら、カウンターでハーパーをやっていると、
背後で声がした。

「太田さん、あれで、平然とやってのけるところ、
 さすがやな!」

超高速で振り返った私、

「たまにはあんなこともないと、
 大ピンチからのリカバリー力も身につかへんしな!」

なんて、よく言うぜ、この減らず口。