温泉クンの旅日記

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ニングルテラス

2011-07-10 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <ニングルテラス>

 前回ここを訪れたときは、昼下がりで、木洩れ陽があふれていた。



 ニングルテラスにいくなら夜もまたいいようだ。昼の正午から午後九時まで営業しているのだ。



(やっぱり、カップルが多いな・・・・・・)
 カップルの次には若い家族連れが多い。
 
 幻想的である。



 わたしは、ドラマ「北の国から ‘98時代」でこのニングルテラスを知った。「森の時計」などの他の施設同様、ここも倉本總のプロデュースである。
 キャンドルを売っている「森のろうそく屋」で、雪子おばさん(竹下景子)が働いているシーンがあり、「富良野にはこんな場所があるんだ」と強く印象に残っている。

 森の木々のあいだに板張りの回廊をめぐらして、途中途中に、ログハウスのいろいろな店舗が点在している。ニングルとは、北海道の森に昔から住むといわれる身体の小さな妖精のことらしい。



 ニングルテラスの店舗は十五棟ほどで富良野にしかない、富良野だからある、という個性的な商品を中心に販売している。「紙々の森」、「ふくろうの家」、「ガラスの家」、「ペーパーワークの家」、「オルゴールの家」、「おと(音)家」、「小さな家の家」、「万華鏡の家」、「富良野塾の店」、「かずら工房」、「雑木林の家」、「チュチュの家」、「森のドラマ館」、「森の鍛冶屋」、「雑木林の家」、富良野銀細工の「雪の結晶」などの店が並ぶ。

 なかでも「森のドラマ館」はドラマ好きにはたまらない店で、ついつい入ってしまう。

(おっ! たしか五郎さんがいっつも着ていたやつだ)
「北の国から」で田中邦衛が一張羅のように着ていた地味なジャンパーを売っていて、付けられた値段をみて悩んでしまう。五千円台でいかにも手ごろだ。欲しい。でも、これから夏がくるので着用するのには半年早い。うーん、どうしよう。
(買ったつもりで土産代にしよう・・・)
 結局あきらめることにしたが、旅の最後の日だったら買ったかもしれない。

 チュチュの家は、なんでも冷たい焼きミルクがお勧めという珈琲ショップである。この店はドラマ「北の国から」で、蛍が雪子おばさんにお金の相談をするシーンに使われた。



 奥のほうまでいくと水音がかなり響いており、よく見ると小さいが勢いのある滝が流れていた。



 大きめなログハウスは、客も自由に参加できるクラフト工房「ニングルアトリエ」である。


 
 誰もいない早朝も悪くない。



 ひっそりとした森のなか、ニングルテラスは静かに眠っていた。そういえば鳥の囀る声も遠慮しているようである。


 
  →「森の時計」の記事はこちら
  →「Soh’s Bar」の記事はこちら
  →「風のガーデン」の記事はこちら


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