< 柴又を歩く ① >
どちらかと言うと洋画しか観ないわたしだが、<フーテンの寅さん>だけはよく
観た。
ワンパターンとわかっていても、年に二本を欠かさずに映画館に通ったものだ。
だから舞台になった葛飾柴又も何度も訪れている。
車両が駅に滑りこんでくる。

柴又駅。
改札口から吐き出されてくる乗客の群れ。

寅さんの銅像。(あまり綺麗に撮れませんでした)

「あ! 言いやがったな、この野郎! それを言っちゃ御仕舞えよォ!」
激情にかられ背広とカバンを引っ掴むと、団子屋から参道に飛び出し足早に駅に
向かう寅さん。
「お兄ちゃん、みんな悪気があって言ったンじゃないのよ。それだけは分かって
あげて!」
夕暮れの柴又駅のホームで電車を待つ寅さんの怒った背中に、追いついた妹の
さくらが言う。
「お金、あるの。どっちのほうに向かうの」
はいってきた電車に乗り込み、振り向くと、
「足の向くまま、気の向くままよ。達者で暮らせよ、あばよ」
・・・そんなシーンを回想してしまう。
帝釈天への参道。


あいかわらずの人通りで、なぜかほっとする。
どちらかと言うと洋画しか観ないわたしだが、<フーテンの寅さん>だけはよく
観た。
ワンパターンとわかっていても、年に二本を欠かさずに映画館に通ったものだ。
だから舞台になった葛飾柴又も何度も訪れている。
車両が駅に滑りこんでくる。

柴又駅。
改札口から吐き出されてくる乗客の群れ。

寅さんの銅像。(あまり綺麗に撮れませんでした)

「あ! 言いやがったな、この野郎! それを言っちゃ御仕舞えよォ!」
激情にかられ背広とカバンを引っ掴むと、団子屋から参道に飛び出し足早に駅に
向かう寅さん。
「お兄ちゃん、みんな悪気があって言ったンじゃないのよ。それだけは分かって
あげて!」
夕暮れの柴又駅のホームで電車を待つ寅さんの怒った背中に、追いついた妹の
さくらが言う。
「お金、あるの。どっちのほうに向かうの」
はいってきた電車に乗り込み、振り向くと、
「足の向くまま、気の向くままよ。達者で暮らせよ、あばよ」
・・・そんなシーンを回想してしまう。
帝釈天への参道。


あいかわらずの人通りで、なぜかほっとする。
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