<榛名神社(1)>
(相変わらずカワイイ山だ・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/75/5ed0f4bd78d3c0b1e3c2ed413ae8b7e3.jpg)
榛名湖は、いつものように愛らしい榛名山(榛名富士)をぽっかりと浮かべていた。
榛名山は赤城山、妙義山とともに上毛三山の一つに数えられており、山頂に、「万葉集」の時代(奈良時代)から「伊香保の沼(いかほのぬま)」として歌に詠まれたカルデラ湖、榛名湖がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/88/9daba1dd5a81f4e98be76400ae6c4876.jpg)
美人画で知られる、竹久夢二は伊香保と榛名の景色をこよなく愛して、この榛名湖畔にアトリエを設けた。
そこでの彼の代表作、早春の榛名山を背景に春の女神佐保姫が描かれた「榛名山賦」の画賛にこう詠まれている。
久方の光たたえて匂ふなり
榛名の湖(うみ)に春たちにけり
湖畔には日帰りで入れるいい温泉があるのだが、今日は目的が違う。
山の南中腹にある榛名神社に向かっているのである。何度も近くを通り過ぎていたのだが、なにしろ「堂社物詣好き」を標榜している手前、一度くらい行かないと格好つかないではないか。
神社に続く坂道にある茶屋・土産物屋の駐車場がいっぱいだったので、引き返して大鳥居のそばの無料駐車場に車を入れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/63/abd9423798aec6863e0079f9a89f4a46.jpg)
門前に続くさきほど来た坂道をのぼっていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e3/da3e65f1a40f9c555898d97ae65e2d64.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/1b/94a0db3fdb4ce02ae4ca7b8098278b64.jpg)
榛名神社は第三十一代用明天皇(585年~587年)の時代に創建された、千四百年以上の歴史ある古社である。
昨今では、強力な願望実現パワーを持つ屈指のパワースポットで、ご神得はオールマイティ、どんな願いも叶えてくれる「万能神社」と言われている。
参拝時間だが朝は七時から日没までの間、冬期は夕方五時まで、夏期は六時までである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1f/5a8f01e106abec0ab25e4b92345c92de.jpg)
随神門(ずいしんもん)は、もともとは仁王門だったが神仏分離によって仁王像が取り除かれ、その後<随神像>が置かれたそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/13/0afe28bd12da30a0a49357e8c567411a.jpg)
門を抜け、みそぎ橋を渡っていよいよ参道が始まる。本殿までは、徒歩で十五分と書いてあったことを思いだす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a6/deec749591ef5474fbca8ee29f78935e.jpg)
木々に囲まれたなか静寂な気に包まれて歩く。なだらかな坂道がかなり続く。ここを参拝するなら歩きやすい靴を履いてきたほうがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/09/c9d7307998a0b581cb8c95c8e8d02de7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/63/f9beedcd3465e584337bc6b6f2bf319e.jpg)
道の右手は小さな渓谷のようになっていて、底の方に沢が流れていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d5/de1559771ff53deae0293aaf750ce943.jpg)
― 続く ―
→「榛名湖温泉」の記事はこちら
(相変わらずカワイイ山だ・・・)
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榛名湖は、いつものように愛らしい榛名山(榛名富士)をぽっかりと浮かべていた。
榛名山は赤城山、妙義山とともに上毛三山の一つに数えられており、山頂に、「万葉集」の時代(奈良時代)から「伊香保の沼(いかほのぬま)」として歌に詠まれたカルデラ湖、榛名湖がある。
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美人画で知られる、竹久夢二は伊香保と榛名の景色をこよなく愛して、この榛名湖畔にアトリエを設けた。
そこでの彼の代表作、早春の榛名山を背景に春の女神佐保姫が描かれた「榛名山賦」の画賛にこう詠まれている。
久方の光たたえて匂ふなり
榛名の湖(うみ)に春たちにけり
湖畔には日帰りで入れるいい温泉があるのだが、今日は目的が違う。
山の南中腹にある榛名神社に向かっているのである。何度も近くを通り過ぎていたのだが、なにしろ「堂社物詣好き」を標榜している手前、一度くらい行かないと格好つかないではないか。
神社に続く坂道にある茶屋・土産物屋の駐車場がいっぱいだったので、引き返して大鳥居のそばの無料駐車場に車を入れた。
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門前に続くさきほど来た坂道をのぼっていく。
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榛名神社は第三十一代用明天皇(585年~587年)の時代に創建された、千四百年以上の歴史ある古社である。
昨今では、強力な願望実現パワーを持つ屈指のパワースポットで、ご神得はオールマイティ、どんな願いも叶えてくれる「万能神社」と言われている。
参拝時間だが朝は七時から日没までの間、冬期は夕方五時まで、夏期は六時までである。
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随神門(ずいしんもん)は、もともとは仁王門だったが神仏分離によって仁王像が取り除かれ、その後<随神像>が置かれたそうである。
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門を抜け、みそぎ橋を渡っていよいよ参道が始まる。本殿までは、徒歩で十五分と書いてあったことを思いだす。
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木々に囲まれたなか静寂な気に包まれて歩く。なだらかな坂道がかなり続く。ここを参拝するなら歩きやすい靴を履いてきたほうがいい。
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道の右手は小さな渓谷のようになっていて、底の方に沢が流れていた。
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― 続く ―
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