ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月12日、子どもたちの笑顔と希望のために(北区民センターにて)

2015-11-12 22:55:59 | イベント
11月12日、子どもたちの笑顔と希望のために


11月12日、天満の北区民センターに於いて、「子どもたちの笑顔と希望のために 今こそScrum! 今こそTry!

       -朝鮮学校を守るための裁判支援集会・大阪ーが行われました。







ー長崎さんのFBから頂いた言葉ー


「今こそScrum!今こそTry!朝鮮学校を守るための裁判支援集会大阪が北区民センターで開催されています。

大阪朝鮮高級学校の美しいコーラスで始まり、金尚均教授からこの闘いが人間の尊厳を取り戻すものだと講演があり、

金星姫弁護士より補助金裁判の報告されています。続いて鄭文哲弁護士より無償化裁判報告がされています。

二人とも朝鮮学校出身で深い怒りを込めて毅然と語られています。絶対負けられない闘いです。」





(講演は「民族教育と排外主義」金尚均先生)








「補助金」裁判 報告:金星姫弁護士




「無償化」裁判 報告:鄭文哲弁護士



(司会者)

4.文科省要請活動報告:大阪オモニ会連絡会












サプライズです。ウリハッキョ出身のプロレスラー リ・ジェギョンさんが紹介され「みなさんに元気になっていただこうと、大切なものを守るため自分はリングでたたかったいる」とみんなを励ましてくれました。







連帯挨拶:孫美姫さん(ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会共同代表)





通訳は李明玉さん








まとめの挨拶:宇野田尚哉(朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪共同代表)






ソウルから来られた「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の皆さんが持ってきてくださった大きな横断幕」

訪問先のウリハッキョに贈られました。一番良く見える場所に飾ってくださいと校長先生にお願いしたと孫共同代表が紹介されました。


―中山さんのFBのコメントを転載いたします。-

「朝鮮学校を守るための裁判支援集会・大阪(北区民センター大ホール)に参加した。

金尚均(キムサンギュン)氏が「民族教育と排外主義」と題して講演した。

結構、専門的な内容だったが、鋭い切口に新鮮な感動を覚えた。龍谷大学の法科大学院教授(専門は刑法)。京都朝鮮第一初級学校を「在特会」が襲撃した時の保護者で、最高裁・勝訴確定まで裁判に関わってきた。

講演の要旨。

裁判に踏み切った動機を、「あったことをあったことにする」「日本人の手であったことにする」とのべ、これまでの在日朝鮮人の歴史を振り返り、「あいつらが悪い」「あったことがなかったことにさせられてきた」とのべた。

この裁判の意義は、人間の尊厳を回復させることにある、とのべた。

行政が、朝鮮学校であるということだけで差別するのは不当であり、「不当であることは不当であると示さなければならない」、何故朝鮮人ということだけで差別されなければならないのか、朝鮮学校でどういう教育をしているのか、どういう生徒がどのような教育を受けているのか、ということで判断されるのでなく、朝鮮学校だから、朝鮮人だからということだけで差別されていいのか。


ウリハッキョ出身の若手弁護団からの裁判(補助金、無償化)の解説も、わかりやすくてよかった。

オモニ会から、文科省との交渉の報告がおこなわれた。迫力ある報告に会場は、拍手喝采だった。

ウリハッキョを支援する「韓国]の市民団体から、「私たちは勝利するでしょう。私たちの力強い団結で、在日朝鮮人に対する差別を中断させ、日本の軍国主義復活を阻み、アジアの平和を成し遂げましょう」と力強いアピールがあった。」(コメントは中山茂さんでした。)


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11月からのお花とグルメ日記

2015-11-12 13:47:55 | グルメ
今日から11月1日まで下がって行きます。
























































































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11月10日、170回目の「火曜日行動」です。

2015-11-10 15:47:15 | 火曜日
11月10日、170回目の「火曜日行動」です。


11月10日、170回目の「火曜日行動」です。



今日も70階段を上って府庁前に向かいました。







今日のレポーターは平田さんです。よろしくお願いいたします。





長崎さんは韓国の支援者たちを関空まで迎えに行ってらっしゃるそうで大村さんのパワーあふれるアピールから始まりました。


「朝鮮高校の無償化と朝鮮学校への補助金再開を求めて、火曜行動を始めてから170回目になります。

今日は、大阪の福島朝鮮初級学校6年生の生徒さん達が、私達の学校を差別しないでください、同じように支えてくださいと訴えに来てくれて、チラシを配ってくれています。しっかりと見てください。

今日は、韓国からも応援に来られています。韓国では、映画「ウリハッキョ」や「60万回のトライ」の上映運動が広がり、日本の中で差別され困難な状況に置かれている同胞や子ども達を守りたいと、2014年6月に「ウリハッキョと子ども達を守る市民の会」が発足しました。その方たち6人が今、こちらに来られています。アピールをお願いします。」(レポート平田)





「市民の会」代表・ソンミヒさん

「韓国から来ました。「市民の会」のソンミヒです。6人で来ました。お会い出来てうれしいです。

朝鮮半島を植民地支配した謝罪を行っていないうえ、子ども達に、差別的な言動を行っているのです。

日本では、外国人学校を含めて、高校無償化が行われていますが、唯一朝鮮学校だけが排除されているのは、明らかな差別です。

子ども達は、何処にいても、平等に教育を受ける権利があります。日本で暮らす在日の人達が、この様な差別的状態に置かれていることを、初めて知りました。そして、遅まきながら、この「会」を立ち上げました。

日本におられる学生、子ども達、アボジ、オモニ達、良心的日本の人達と、韓国で運動する私達と、共に力を合わせ必ず勝ちましょう。」
(レポート平田)


























長崎さんのアピール


「福島の子ども達が、バザーをした収益で、元気がでるようにと、私たちにドリンク剤を持ってきてくれました。そして、自分たちの考えや、思い、訴えたいことや希望をノートに書いてきてくれています。それをアピールしてくれます。」(レポート平田)




生徒
私の学校は67周年を迎える古い建物です。学校の窓が割られて、警察が調べにきました。なぜ?朝鮮学校のいいところを知ってもらいたいです。補助金支給、無償化が実現し、平和な世になってほしいです。


生徒
一世の人達が建ててくれたた学校を大切に思っています。共に闘って守っていきたいです。





生徒
学校では、毎日がとても楽しいです。私は学校を守っていきたいです。


生徒
朝鮮学校のことを考えたことがありますか?学校に石が投げられました。2度もありました。みんなで守っていきたいです。





生徒
火曜行動や裁判を見てきました。“なぜ?”って思っています。自分たちは、日本語も日本の地理も習ってよく知っています。皆さんも朝鮮のことを学び知ってもらいたいです。


生徒
日本の方を、悪く思っていません。私達のことをもっと知ってほしいです。無償化、補助金が実現されることを願っています。






生徒
日本の学校と同じようにしてほしいです。応援してくださっている方々のためにも、勉強を頑張ります。

生徒
私は、なぜ補助金がでないのか、無償化されないのか、不思議に思うことがあります。差別をしているのでしょうか?差別しているのなら、止めてください。




長崎さん
「差別のことを、話そうとすると胸がいっぱいになったと思いますが、学校が“大好きだ”と、みんなが言ってくれました。」

歌舞団の舞姫、南大阪のマドンナさんも来てくれました。久々に南大阪の李さんの姿も見えます。本当に嬉しいです。


















「モンダンヨンピル」から来られたソンさん。







大村さんのアピール

「城北ハッキョで公開授業と秋祭りがありました。

沢山の人が訪れた中に、日本の大学生のグループがいて、2時間の公開授業を見ていました。


子供達がイキイキ学習している姿や、先生と生徒の姿に感動した。保護者の皆さんが支えようとしていることにも感動したと言っていました。」(レポート平田)




韓国から来られた方のアピール(男性)

「私は釜山から来ました。

昨年、福岡の学校へ来て、補助がないということを初めて知りました。

朝鮮学校への差別はアパルトヘイト、人種差別です。日本人だということで、差別されたら、どう思いますか?

特に子供達の問題、教育の問題は非人間的問題だと思います。

子供達が、差別されることなく、友達で居られる社会を作ることをお願いします。」(レポート平田)



クッスンさんが飴をみんなに配ってくださいます。











韓国の女性の方のアピール


「韓国から来た、イウニョンです。初級部の教師をしています。

去年、大阪の朝鮮学校を訪ねました。小、中、高とも明るく学んでいる姿を見ることが出来ました。先生と保護者のおかげです。

教育に対する平等はすごく当たり前のことだと思っています。私は、差別撤廃を訴えます。子供達には、頑張れと言います。」





長崎さんの最後のお話

「韓国からアピールをしてくれ、福島ハッキョから子供達が来てくれました。11月12日(木)に、北区民センターに沢山の人に来てもらって、力を合わせて要求を実現したいと思います。」(レポート平田)




福島の子どもたちが持ってきてくれた栄養ドリンクです。


みんなで合唱した後、いつもの駐輪場に集まりお話を続けました。




福島初の子どもたちがバザーで得たお金で買った栄養ドリンクをみんなに配り残ったお金を無償化連絡会にカンパしました。コマッスムニダ。







「ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会」の皆さんにもう一度大きな拍手が送られました。





ソンミヒ代表が「火曜行動」の皆さんへの想いと共に闘おうというメッセージを込めて横断幕を無償化連絡会に手渡しました。大きな大きな拍手が送られました。




長崎さんと大村さんがしっかり受け取られました。



方清子さんの姿も見えました。方さんは今年度の多田謡子反権力人権賞を受賞されました。おめでとうございます。

昨年は京都朝鮮学校襲撃事件と闘った「こるむ」が受賞されたそうです。来年はぜひ無償化連絡会に・・・^^
















大阪城公園内はもうすっかり冬支度を済ませていました。来週も頑張ります。




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11月7日、第1次 在日朝鮮学生中央芸術競演大会優秀作品発表会

2015-11-07 18:34:10 | イベント
11月7日、第1次 在日朝鮮学生中央芸術競演大会優秀作品発表会



11月7日、11時から大阪朝鮮文化会館に於いて行われた「第1次 在日朝鮮学生中央芸術競演大会優秀作品発表会」を観ることができました。


どの作品も素晴らしすぎて、手がちぎれるほど拍手しました。 










1、東京朝鮮第1初中級学校  民族楽器重奏 「フェヤンニルリリ」




















2.千葉朝鮮初中級学校  キム・ジェソン 「私が生まれて初めて習った歌」








(2年連続です。初級部だった昨年も優秀作品出演で絶賛されました。今年は生で聞けて幸せでした。)


3。京都朝鮮中高級学校 洋楽器重奏 「トラジ連歌」








4.京都朝鮮中高級学校  群舞 「手に手を取って」
























(泣きました。胸が震えました。最後の「完全勝利」という文字が眩しかったです。「火曜行動」も頑張らなくては…)


5.生野朝鮮初級学校  洋楽器重奏 「ノドルの川辺」











(近畿競演大会の時よりリズム・チャンダンに乗ってさらに上手になっていました。)


6.伊丹朝鮮初級学校 キム・ギュチャン 「職場の休息」









(この独唱は必ず中央優秀作品に選ばれると確信していました。東も西もどっちも負けていませんね。)


7.九州朝鮮中高級学校   伽耶琴併唱 「大同江の糸柳」












(凄すぎ!九州地方のカヤグム併唱には伝統があります。他の地方は絶対勝てません。)


8.東京朝鮮中高級学校  伽耶琴重奏 「初 烽火」












(さすが東京中高! 大人顔負けの奏法です。)

9.大阪朝鮮高級学校  群舞 「麦のように」



































(圧巻です。3年連続優秀作品登場です。新世代が新しい伝統を作り始めました。韓先生は国語の先生です。いつも創作される作品には文学的要素がきっちり入っています。ト・ジョンファン詩人の「タムジェンイ」、チョン・フアフム詩人の「麦」、すべて文学作品からイメージを得たのではないかと勝手に想像しました。中級部時代から国語教科の優秀な方でした。今も授業に朝青指導に文芸同の演劇部にも来てくれています。この努力の積み重ね、学ぶことへの貪欲さが限りない才能を花咲かせていると思います。素晴らしい!)


10.広島朝鮮初中高級学校 洋楽器合奏 「栄あれ 祖国よ」

















(素晴らしい演奏です。一人一人の演奏水準が土台になっているようです。洋楽器演奏に携わってきた夫も絶賛していました。)


2次の発表会は1時からでしたが、奈良土曜児童教室の児童たちが待っているので1次が終わって文化会館を後にしました。


駅まで歩きながら、ウリハッキョの生徒たちのこの才能はいったいどこから来たものなのかと改めて考えました。


代がきっちり繋がれているのです。1世、2世から3世、4世へと間違いなくバトンは渡されているのです、


南北祖国の同胞たちにも見せてあげたい、全世界の海外同胞たちにも見せてあげたい!民族教育は不滅です。




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生まれ故郷~碇ケ関再訪問最終章です。

2015-11-06 21:58:15 | 旅行
三笠山からおりてきて碇ケ関の私が産まれた自炊旅館の跡地に向かいました。



白沢の水場です。江戸時代からそのままあるそうです。母がここでこの水を使って自炊し洗濯もし、私をお湯に浸からせてくれたところです。



前は夏だったけど今は冬に近い秋です。それでも恋しくて又口に含んでみました。



恩人の花岡チエさんが部屋から出てきてくださいました。チエさんが本当の姉のように思えました。





ここが自炊旅館の跡地です。4年前に来たときも売りに出されていたけど今も売地と書かれていました。なんか切ない。




今は側に他の家が建っています。側は小高い山です。

白沢の水場だけは100年変わらず流れているそうです。いつまでも残って欲しいとおもいました。



名残り惜しいけど次の予定があるのでお別れし、車で移動しました。







車の中からものすごい物を観ました。この光を「薄明光線」と呼び「天使のはしご」とも言うそうです動いている車の中から撮ったので鮮明ではありませんがもうびっくりするほど華麗でした。


驚きました。何か良いことが起こりそうなか予感がしました。





青森港に到着しました。ここで青森県女性同盟の林委員長に会うことになっていたのです。

「60万回のトライ」の青森上映会で朴さゆ監督と黒滝さんらと一緒に撮った写真は見ていたし、何回かお電話で会話はしましたが直に会うのは初めてです。



美味しそうな青森のリンゴクッキーのようなお土産までいただきました。

私はりんご園でもいだばかりのりんごをさしあげました。「寿」と記されたリンゴも二つ頂いたので一つは委員長に記念にと差し上げました。





私がもいだのをお土産に渡して夫がもいだのは家に持って帰りました。



一時間以上もいろんなお話をいたしました。前もって黒滝さんがわたしの前回の碇ケ関訪問詩などを渡してくださっていたので、わたしのことは全てご存知でした。青森の同胞たちの事や学校の事、娘さんのお話を聴いてびっくりしました。東北の学校を訪問したときお会いした先生だったのです。新報にエッセーも時々出されている権先生でした。来年の春にはお嫁に行かれるそうです。おめでとうございます。

「火曜行動」の日、朴サユさんに伝えてあげたら、11月14日の東北のウリハッキョの大きな行事に参加するので、その時に逢うと嬉しそうに仰っていました。



委員長を青森駅までお送りして、つぎにむかったのは八甲田丸の見学でした。








八甲田丸です。



中に入りました。









昭和20年代の連絡船です。どの船かは知らないけどこの港で母は生後6ヶ月の私をおぶって兄、姉の手を繋ぎ連絡船に乗って北海道に渡ったのです。

船内見学を企画してくださつた黒滝さんたちの思いやりがあまりにも細やかすぎて、あたたかすぎてウルっときてしまいました。

















名残惜しけど下船しました。





青森空港まで花岡さんご夫婦と黒滝さんが送ってくださいました。





最後の写真を撮らせていただきました。



いつまでも手を振り続けてくださいました。



遂に離陸しました。飛行機の窓からいつまでも生まれ故郷をみていました。

飛行機の中でずっと考えていました。花岡さん、黒滝さんはじめ碇ヶ関の方々はなぜこんなに良くしてくださるのだろうかと…

ふるさとっていったいなんだろうかと…

今言えることはただ一つ、故郷は会いたい人、恋しい人のいるところ、待っていてくれる人がいるところ・・・

眼をつぶれば思い浮かぶ山であり谷であり、花であり木であり、水沢でありリンゴなのです。

バタバタしていてまだ記念詩もかけていません。ごめんなさい。必ず書いて送りますからね。故郷のみなさん!

東北は青森は碇ヶ関は人情溢れる素晴らしい我が故郷です。碇ヶ関に生まれて幸せでした…
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