ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

10月17日、265回目の「火曜行動」です。

2017-10-17 18:58:52 | 火曜日
何日も雨が降り続き、気温は一度に下がりました、それでも多くの日本の方々と同胞たちは大阪府庁前に集まってきました。



カナダ生まれ、ブラジル育ちの朴さんも駆けつけてくれました。





火曜バンドがスタンバイしています、頼もしい仲間たち❣️







今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです。よろしくお願い致します。





長崎さんは出張中のため、今日も大村和子さんがリードして下さいます。

☆大村さん


選挙では「北朝鮮の脅威」が煽られ、学校では子どもたちが避難訓練までさせられています。北朝鮮が何をするかわからない国だと恐怖を振りまき、北朝鮮と関係のある朝鮮学校を「無償化」から除外する…この国は何をやっているのかと情けない思いです。


普通の人は日常生活で差別をしていないと思っているかもしれません。しかし、教員としての体験上、日本社会の中で在日の子どもへの差別はずっと存在します。


今朝の新聞で、日本政府が11月の国連人権理事会に向けて「今の日本でヘイトスピーチ、ヘイトクライムは明らかな形で存在してはいない」と述べたとありました。しかし、実際にはあちこちに多くのヘイトが存在します。その最たるものが前知事の朝鮮学校に対する差別発言です。日本の首相自身が北朝鮮を侮辱しています。なのに、どうしてこんなことが言えるのでしょうか。


子どもたちが朝鮮人であることから逃れたいと思っている…そんな思いをさせたくありません、

私も以前は歴史のことを知りませんでした。しかし、日本が朝鮮を植民地化し、言語・文化すべてを奪っていったこと、それを問い直さねばなりません。

この行動は東京でも、韓国でも毎週行われています。全国でも外国でもこのことを知り、このことを知り今日初めて駆けつけてくれた人もいます。(レポート木村)







南さんはこの頃ずっと参加されています^ - ^





南大阪の伊関さんはじめ大勢来られています。





エミさんも見えます。





おかださんが初めて参加されました。とても嬉しいです。





黄さんと申さんの顔も見えます。若者が来てくれれば本当に元気をいただけます^ - ^





ブラジルから来られた青年もアピールです。

☆カナダ生まれブラジル育ちの朝鮮人青年

ブラジルにも民族学校があります。

日本が朝鮮学校を差別するのは意味がわかりません。

日本もアメリカのように多文化共生を目指しているはずなのに、わかりません。

将来も朝鮮学校の子どもたちが笑顔になれるように願っています。(レポート木村)






リュウ先生のお姿も!






中山さん、出張お疲れ様でした。いつも元気な長崎敏和さん^ - ^




館山さん、李さん、風が冷たくないですか?











呉さん!奈良の幼稚園の運動会でお疲れなのに、、、








イケメン三銃士、今日は歌舞団の歌姫と一緒ですね^ - ^




「1パーセントの底力」の伊関さんもアピールです。

☆南大阪朝鮮初級学校を支える会「アプロハムケ」

私たちは日本人として日本の将来のために朝鮮学校を支援しています。

活力ある社会は差別や排除からは出てきません。私たちは日本人の底力で毎月収入の1%を出し合って、朝鮮学校の民族教育を支えています。

本当の意味での大阪の将来を訴えるならなぜ朝鮮学校だけが排除されるのでしょうか。(レポート木村)

☆大村さん


選挙のたびに「教育の無償化」が言われますが、朝鮮学校に通う子どもたちのことは視野にないのかと腹が立ちます。









おお、今日はお二人とも赤ですね。





田中直子さんと友人の方❣️





森友学園問題に取り組んでいらっしゃる方々が行動終えてこちらに参加されています。お疲れ様です。











おかださんが初アピールです。

☆岡田さん

日本軍「慰安婦」問題や教科書問題の活動をやっています。一度火曜行動に参加したいと思って仕事を休んで初めてここに来ました。


一番許せないのは差別ということです。


差別をしている人は自分が差別をしていることを自覚していません。それが一番悔しい。朝鮮学校に通っている子どもたちも、通っていない子どもたちも、朝鮮にルーツを持つ子どもたちが生きにくい社会になっています。


差別は人の心を殺します。差別をしていることを自覚してほしい。


朝鮮学校を「無償化」から排除した政党、そして在日に選挙権を与えてはいけないと主張する政党、こんな人々に権力を握られてはなりません。


あきらめずにまた来ますのでよろしく。(レポート木村)










kcc会館の李さん!





リュウ先生もアピールです^ - ^

☆南大阪初級学校の校長先生


私は日本で生まれ育った朝鮮人です。生まれ育った大阪は大好きな町です。しかし、この頃はおかしい。「無償化」制度ができる前よりもしんどくなり、保護者の努力でなんとかがんばっています。


「2025年大阪万博」という垂れ幕が見えますが、このままの状況で、全世界から来る人に朝鮮学校への差別があきらかになってそれで平気なのでしょうか。多文化共生の大阪に戻ってほしいのです。


11月5日には秋祭りを開催します。10月末から11月初めにかけて各朝鮮学校で公開授業などのイベントをおこないますので、ぜひ来てください。(レポート木村)






頼もしい仲間たちの顔が!








森友問題に取り組んでおられる代表の方の連帯のアピールです。

☆木村真さん(豊中市議会議員)


トランプ大統領が国連演説で「北朝鮮を完全に破壊する」と宣戦布告も同然のことを言ったのに対し、日本の首相が「100%支持する」と言いました。緊密な同盟関係のある国でさえ「100%支持する」なんて言わないですよ。選挙で戦争にまっしぐらの政権ができるのを許してはなりません。


そして森友問題はやはり大阪府知事の問題です。学校設立の認可と国有地のたたき売りは車の両輪です。そして認可に知事らが関与していたのは明らかです。


認可の条件の緩和をおこない、「設立認可適当」の責任を取らずに、あたかも被害者であるかのように振る舞っています。


塚本幼稚園の状況も何年にもわたって大目に見てきました。ヘイトを誘発する空気を知事自身が主導しているのです。これは許すべからざることです。(レポート木村)

















火曜行動の2代目マドンナ申さんもアピールします。

☆シンさん

私は日本の高校の人権学習で授業をすることになりました。それで生徒たちに在日のイメージについてアンケートをとりました。

多くが「何も思っていない」というものでしたが、「日本人に差別されている」「差別されている意味がわからない」といいうのもありました。

子どもたちは差別されているのを見ています。私たちも見ています。差別している人はそれを自覚してほしいと思います。(レポート木村)











黄さんも続きます。

☆黄さん


先日阪大で「先進国は核を持ってもいいが朝鮮はよくない」という学生の発言がありました。ヘイトの事象が大学でおこなわれた典型的な例です。


在日朝鮮人からすると、先日のトランプ発言のようなものは日常的に耳にします。特に選挙期間中はヘイトが流れる憂鬱な時期です。一歩も外に出たくない気分です。そんな中で我々は生きているのです。


日本は民主主義社会です。だから朝鮮人への差別も民主主義的におこなわれています。


日本の民主主義は植民地民主主義だとも言われています。


これには国民が責任を取るべきでしょう。民主主義なんですから。大阪府知事のやったことには大阪府民が、特に大阪府職員が責任を取るべきでしょう。


人の人格を否定し、殺していることを自覚しながら、お仕事がんばってください。(レポート木村)












最後は歌舞団の歌姫の音頭で「勝利のその日まで!」の合唱です。





伴奏にも力が入ります。











来週も頑張りますと宣言した後で、いつものように駐輪場に集まり申し送りです^ - ^







おかださんやブラジルからの青年に大きな拍手が送られました。














雨の日は100円引きなのでお蕎麦屋さんにいつもは行くのですが、今日はテストの採点のため学校に戻らなければならないので、一人寂しく地下鉄に乗りました。ああ、熱いお蕎麦食べたかったなぁ〜
(笑)








来週も頑張ります❣️❣️





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