ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

4月12日、191回目の「火曜行動」です

2016-04-12 18:49:07 | 火曜日


新緑の季節が近づいていますね。



花冷えの火曜日です。



191回目の「火曜行動」始まりました。



「火曜バンド」も早くからスタンバイしています。



今日のレポーターは ハルモニ会の木村さんです。



還暦を迎えられた長崎さんの第一声から「火曜行動」はじまりました。


4月12日、191回目の火曜日行動です。

☆長崎さん
 「大阪は、中国、韓国、ベトナムなどアジアからのたくさんの観光客でにぎわっています。朝鮮学校に対する差別は、その人たちにどう見えているでしょうか。アジアの人たちが大阪っていいなと思えるように、早く差別をなくしたいと思います。」

「文科省の朝鮮学校を名指しにした見直し通達は、国際的にはまったく通用しない人権侵害です。アムネスティ・インターナショナルからも批判があがっています。」

「来週の火曜日、4月19日午後1時半からの裁判は、原告側の証人5人が証言します。来週の火曜日行動は11時半から12時半までで、その後1時からの抽選に間に合うよう裁判所に移動します。みなさん、ぜひご参加を。」(レポート木村)




南の兄弟たちが作ってくれた横断幕が今日も共に立っています。







斎藤さん、お元気になられたようでホッとしました。





芝田さんも来ましたね。





青年の笑顔が大好きです。





ひょうきんな井上さん。




府庁前にも平戸ツツジが!





この白いお花の名前教えてください。





大阪福島の先生もいらっしゃいました。







イケメン三人衆健在です。




大村さん、いつ見ても火曜エプロンが素敵です。

取材に来られた方もビラ配りご一緒してくださいました。





朴さん今日もお元気です。もうすっかり仲間ですね。





大切な仲間の田中さんに辻さん。








梁ハルモニが来られました。用事が重なってたそうで、もう休む事はないと仰っていました。でも無理なさらないでね。





これはびっくり!午後から専門学校の入学式なのに正装のまま申さんがビラ配りをしているではありませんか。あなたは本物ですね。涙が出ます。こんな大事な日まで何があなたをここに来させているのでしょう?!





若者のアピールがはじまりました。

☆朝鮮青年同盟で働いている在日3世の女性

「私は高校までは日本の学校に通っていましたが、そこでは朝鮮人らしく生きるための言葉や歴史や文化を学ぶことはできませんでした。高校を卒業した後、朝鮮大学で学びました。朝鮮人が朝鮮人らしく生きることのできる社会を作っていきたい。」(レポート木村)






横道さんです。誰もいない場所でビラ配りされていました。





いつも明るい金さん。




岡本さんも毎回お忙しいのに、、、





リョンスルさんがビラが無くなったと本部席の方にやってきました。愛らしい方です。




☆長崎さんのつなぎのアピール

「朝鮮学校に子どもを通わせる保護者には、自分が朝鮮学校に行ってよかったからという人もいますが、日本学校に通ったけれどそこでは自分らしく生きられないというつらい思いをし、子どもにはそんな思いをさせたくないという気持ちから子どもを通わせている人もいます。」







☆森本さん
「大和高田では去年から韓国の教会が伝道を開始し、その人たちといっしょに韓国や沖縄の歌と踊りのパフォーマンスをしました。私が沖縄の人から学んだ"仕事も大切だけど遊びも大切”の精神を大事にしたいと思います。」

「来日しているウルグアイの大統領が『どんな将来を夢見るかがないところには将来はない』、『日本に来て広島に行かないのは日本の人に失礼に当たる』と言ったことに感銘を受けました。

 私は朝鮮・韓国の統一を夢見ています。それは、分断には日本が大きな責任を持っていると考えているからです。」(レポート木村)





火曜名物ークッスンさんの愛のキャンディです。元気の源、みんながほおばって又ひとふんばりです。





宮川さんも来られました。おめでとうございます。短歌が入選されましたね。みんながじぶんのことのように喜んでいます。






日本の若者もマイクをもちました。

ー柴田さんのマイクアピールー

「今、ケリーが来てオバマ大統領が広島を訪問するかも知れないと大きく報道されていますが、原爆投下が戦争犯罪であることにはまったく触れられていません。

 私はマスメディアの影響で“北朝鮮”という言葉を使うようになってしまいましたが、それが差別的な言葉であることを意識するようになりました。朝鮮民主主義人民共和国、あるいはDPRKと呼ぶべきです。

 独裁的で非民主的なのは、現在の自公政権です。」(レポート木村)
 






最後は申さんです。

☆和歌山初級学校出身の朝高卒業生申さん


「先日母校の花見に行ってきました。ウリハッキョを守りたいという人がたくさんいます。私たちが望む勝利は遠いかもしれませんが、そんなことにはくじけず闘っていきたいと思っています。」(レポート木村)


最後はみんなで肩組み合って「火曜行動の歌ーこの坂を上れば」を力いっぱい歌いました。





みんなが娘を入学式に送り出すような気持ちで申さんに大きな拍手を送りました。本当にお疲れ様でした。

今日あなたが来たこと決して忘れることは無いでしょう。





いつまのように駐輪場に集まり話し合いました。





朗報です。

助成金を打ち切ると通達を出していた摂津市が交渉を繰り返す中で、暫定的ながら二年間補助を延長すると言って来ました。大きな大きな拍手が送られました。


諦める事なく最後まで交渉を続ける大切さを改めて思い知ったと仰っていました。私たちも同じです。暗いニュースが多い中で本当に元気をいただきましたよ。

ー特別コメントー(藤井幸之助さんから)

「正確には「民族学校に在籍する児童等にかかる就学援助」制度です。1982年から実施されてきました。学用品などの他、修学旅行費などが保護者に支給されます(所得制限はありますが)。

今回、年度末ギリギリの2月下旬に、市の方から一方的に廃止を通知してきたことに対して、まずは担当の教育委員会「子育て支援課」課長らと話し合い、らちがあかないので、次は「教育総務部」部長と話し合いをしました。

摂津市では今般のチョソンとの政治外交的な理由ではなく、逼迫する財政再建のための行革の一貫で、市単独の事業については見直すためと説明していました。市内の公立学校に通う子どもに対しての修学支援は継続しておこなう(小中学生の約30%が受給とのこと)というので、これが民族学校に対する差別でなくて何なのかと問うと、もちろん答えられませんでした。

それからしばらくして、市の方から廃止撤回の連絡が届きました。しかし、2,3年前には、市議会で維新系議員が打ち切りの提案をしたことがありましたが、その時ははねられました。とりあえず首が繋がった程度で油断はできません。」(FBでのコメント)





来週は裁判と重なっているので11時半から12時半まで火曜行動を行い、そのままま地裁に移動することになりました。ブログをごらんのみなさま、お間違いのないようにお願いいたします。






大阪城公園内を歩いて帰っていたら、山吹の花がにっこり微笑んでくれました。来週もがんばりましょうね。





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