ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

1月29日、328回目の「火曜日行動」です。

2019-01-29 18:43:45 | 火曜日
寒い寒いお昼です。

昨晩、人権活動家ー金福童ハルモニがお亡くなりになったという知らせに心まで悲しくなり足に力が入りませんでした。


でもハルモニの遺志を継いで頑張らねばと府庁前に向かいました。





この写真は東大阪朝鮮中級学校を訪問された時の写真です。





告別式のお写真です。尹美香さんのFBから転載いたしました。






お見舞いに行かれた文大統領






皆さんいつもの笑顔は見えませんが歯を食いしばって府庁前に駆けつけられました。










今日のレポーターはハルモニ会の木村さんです。




写真撮影は火曜バンドの松尾さんです。


今日もよろしくお願いいたします。





美術評論家の白凛さんです。早くからバスと地下鉄を乗り換え来られました。






鈴木さん。地下鉄でお会いしましたね。






火曜バンド、始まりは6人でした^_^





城北初級のオモニたち❣️










長崎由美子さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

今日は感謝と悲しみを込めて報告をします。

日本軍によって「慰安婦」にされ、二度と自分のような被害者を出してほしくないと声を上げられ、活動してこられたキムポットンハルモニが昨日亡くなられました。
橋下が「慰安婦は必要」という発言をしたとき、ハルモニは大阪に来られて、火曜日行動の場に立たれました。その後、朝鮮学校を訪れて子どもたちと交流しました。去年は病をおして6月27日の高裁判決に立ち会いました。ひどい判決に気持ちがくじけそうになる私たちに対して、集会の舞台の上で車いすから立ち上がり「ファイティン!」と励ましてくれた姿を忘れることができません。
朝鮮学校に対する差別と闘い続けることが、ハルモニの思いを受け継ぐことになるでしょう。

チラシには朝鮮学校の行事が紹介されています。
2月には、大阪各地の朝鮮学校の学芸会があります。子どもたちの生き生きした姿とそのレベルの高さにきっと驚かれるのではないでしょうか。

子どもの貧困が問題になっていますが、これは親の貧困の問題でもあります。
子どもの格差をなくそうといいながら、それと真逆なことをしているのが、朝鮮学校への差別です。
オモニたちがジュネーヴに行って国連「子どもの権利委員会」に参加してきました。国連からは何度も朝鮮学校差別の是正が勧告されています。レッドカードが何度も出されているのです。日本にとって気にくわない国に制裁をしてもらおうというときだけ、日本は国連を持ち出しますが、国連からマイノリティへの差別はおかしいといわれても無視し続けています。
足下の在日コリアンに差別をし続けるのは日本の国際的地位を下げることになります。

高校「無償化」によって、子育て世代の税金は高くなりました。朝鮮学校の保護者は義務だけは強いられ、権利としては戻ってこないのです。

ここを通られる大阪府の職員の方の中には、ビラを受け取り、生徒たちが参加したときには笑顔で応える方もいます。その一方で、自分には関わりがないと通り過ぎていく人もたくさんいます。
各地方自治体で朝鮮学校への補助金が支給されるようになったのには、在日と日本人支援者の闘いに加えて、良心的な公務員が工夫を凝らしたからです。
しかし、今の公務員は上からの命令には何でも従う、まるでホロコーストを現場で実施した「凡庸な悪」です。
差別があるのにそれを放置することは行政そのものを崩壊させてしまいます。

大人が諦めてはなりません。子どもたちが誇りに思うようなそんな大人でありたいと思います。


































イケメン三銃士健在です。





























欧州のたたかいに連帯しての服装です❣️






火曜バンド7人になりました❣️












井上さん、金福童ハルモニのことを想って涙が止まりません。

















梁さんのアピールです。


☆アボジ

私は朝鮮学校に子どもを通わせているアボジ(父親)です。子どもたちは親たちの姿を見て、子どもとして、自分たちがどのようにして未来を切り開いていくかを朝鮮学校で学んでいます。

国際的な政治情勢は、日本のマスコミだけを見ていると、さも朝鮮や韓国が悪いことばかりしているかのようですが、一歩日本を出るとそうではありません。

安倍首相は以前は常に「北朝鮮に対して最大の圧力をかける」と言っていたのですが、東アジアの政治情勢の変化を受けて、その発言がトーンダウンしつつあります。


補助金問題の解決のための運動の輪を広げていかねばなりません。今の大阪はヘイトがはびこっていますが、共に大阪で暮らしていく仲間として、差別のない大阪を築く運動をしていかねばなりません。







長崎さんが繋ぎます。


☆長崎さん

私が朝鮮学校を支援する原点は保育士時代の体験です。在日の保育士と日本人の保育士が一緒になってともに民族保育を作っていったのです。

ありのままの自分が認められることがいかに大切か。グローバルな人間になるためには、自分のアイデンティティが認められなければなりません。








ソさんの姿も見えます。





池辺さんが久々登場です。





岐阜の安西さんが来られました。




横道さんとのツーショット❣️










エミさんのアピールです。


☆オモニ

朝鮮学校に子どもを送っている保護者です。映画『アイたちの学校』を見てきました。阪神教育闘争での問題が今も続いていると思いました。

こんな学校が世界のどこにあるでしょうか。ドイツなど戦争の加害国は謝罪も補償もしているのに、日本政府だけが何もしていません。そんな社会でも、私の子どもは、ここに立っている日本人をたくさん知っています。そういう力があってこその朝鮮学校なのです。


朝鮮学校のことをもっとよく知ってください。


子どもたちの人権のことを真剣に考えてください。







高久美さんのご両親も来られました。










若者代表ー申さんのアピールです。


☆若者


言いたいことは三つあります。


まず一つ目は、先週の水曜日に中大阪朝鮮学校に行ってきたことです。昨年12月にウリハッキョ・チャリティ・ライブを企画し、そこで集まった10万円あまりを届けるためでした。和歌山の朝鮮学校が台風による被害を受けたとき、大阪の方々は自分たちの学校も大変なのに、お金を集めて送ってくれました。今回はその感謝の気持ちを込めて中大阪に送ることにしました。中大阪は台風で窓ガラスが割れたままです。4階まではプラスチックの板を張っていますが、そこからすきま風が漏れてきます。5階はそれすらもなく、吹きさらしです。朝鮮学校の子どもたちがどんな環境で勉強しているか、知ってほしいと思います。


二つ目は、映画『アイたちの学校』をできるだけ多くの人に見てほしいということです。
私は14年間朝鮮学校に通ってきました。私に関係する日本の方にぜひ見てほしい。学校を直接訪れるのが難しければ、この映画をぜひ見てほしい。先人たちのことも現在の朝鮮学校のことも描かれています。私の兄も出ていて、びっくりしました。


三つ目はキムポットンハルモニのことです。
私は2年前に「慰安婦」問題について活動していた韓国の大学生のネットワークと知り合いました。韓国の学生は大変熱心で、信念を持って活動していました。キムポットンハルモニは子どもたちのために多くのものを残してこの世を去って行かれました。その思いを受け継ぎたいものです。












寒空の下、城北のオモニたち頑張っておられます。







































オモニたちのアピールとシュプレヒコールと歌「声よ集まれ 歌となれ」の全員合唱です。

☆オモニたち

城北朝鮮学校の保護者です。

先日、国連「子どもの権利委員会」に参加するためにジュネーヴを訪れました。朝鮮学校問題についての国際世論を高めるために、ロビー活動をおこないました。
私たちは子どものためなら強くなれます。子どもたちはどれほど不安な気持ちでいることでしょう。子どもたちの訴えに耳を傾けてください。私たちは絶対負けません。

東京の文科省前で行われている金曜日行動と心を合わせるために、『声よ集まれ、歌となれ』を歌います。


シュプレヒコール
・すべての子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!

・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!

































くっすんさんもみんなを元気づけようと愛のキャンディの配達です。










黙々と聞き取りをしてくださっている木村さんの後ろ姿です。







大村さんのアピールです。

☆大村さん


キムポットンハルモニが昨日逝去されたと聞いて胸が痛みました。子どもたちのために訴える凛とした姿が今も心に浮かびます。韓国からわざわざ病をおして来られ、台風の被害にあった学校のためにお金を出していただきました。それから城北朝鮮学校を訪れ、子どもたちと接しました。「自分は若い頃勉強できなかったけれど、あなたたちは勉強して」と。
病床でもいつも子どもたちのことを気にかけていたそうです。


安らかに天国で見守ってくれるためにもがんばらねばなりません。


朝の7時に枚方駅前でいつも朝鮮学校へ行くバスを待ち合わせている子どもと出会います。朝鮮学校は学力だけでなくアイデンティティを育む場所です。だから子どもたちも朝早くから起きて学校へ通うのです。

そんな朝鮮学校にどうぞ足を運んでください。











最後の歌は「勝利のその日まで」❣️





みんなで歌います。

















城北初級のオモニたち記念撮影です。




駐輪場での申し送りです。


☆駐輪場で

岐阜から安西さんが来られました。花岡事件の判決の傍聴に来られたのですが、安倍を忖度したひどい判決でした。

集会案内

* 「無償化」問題でセミナー
2月2日11時開場、11時30分開始。城北朝鮮学校


*国連「子どもの権利委員会」ジュネーブ報告集会
2月15日午後6時30分開場、午後7時開始。東成区民センター


*3・1独立運動100周年 朝鮮戦争の終結と東アジアの恒久平和の実現を目指す2・23大阪集会
2月23日午後5時30分受付、午後6時開会

エルおおさか南館5Fホール









長崎さんから







2月2日の集いについて城北初級のオモニ会から





女性同盟から







大村さんから













安西さんが手作りのクッキー等をたくさん持って来てくださいました。






金福童ハルモニ、どうか安らかにお眠りください。













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