ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

1月24日、504回目の「火曜日行動」です

2023-01-24 17:13:00 | 火曜日
寒いです。風が冷たいです。



でも火曜日行動参加者の想いは熱いです。



今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんです。写真撮影は松尾さんです。ニョニョも少しは手伝っています^_^



横道さんご夫妻が今日も自作ののぼりを立てて参加して下さいました。コマッスムニダ❣️



今日の司会は大村さんです。



大村さんの第一声始まりました。

大村さん

ちょっと大変な天気になりましたが、また私たち、ここにやってきました。今日で504回目になります。500回目の時は、教育塔前で300人も集まって、韓国からも、ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会の共同代表のソンミヒさんが、アピールしてくださいました。「子どもたちの教育を奪うのは野蛮です。差別は暴力です」と言われました。長い間子どもたちの教育を阻むことをやってきている、そして朝鮮学校を差別している、本当にこの国の野蛮なやり方暴力的なやり方はいつまで続くのでしょうか。それをどうしても止めたいと思い、私たちはこのように集まっています。

2010年橋下知事が朝鮮学校に来て、4要件というのを出して、朝鮮学校側は、納得はできないけれどそれをきちんとクリアされました。クリアすると出すと言っていたその矢先、朝鮮学校の子どもたちが朝鮮民主主義人民共和国に、お正月公演に行ったことを問題視して、これも長年朝鮮学校の子どもたちが祖国である朝鮮へ行って、公演をしてくる、いろいろ勉強してくる、当然のことであり、長年続いてきたことなのに、突然このことを問題視し、新聞が書き立て、そのことによって、長年続いてきた補助金を、国が何もしない中で、大阪府各自治体が、わずかながらも出してきた補助金を、不支給にしてしまった。2012年4月17日から、大阪府・大阪市のあり方に対して、どうかおかしいのではないか、どうか子どもたちに今まで通り補助金を支給をと始めたのがこの火曜日行動で、訴えているのです。これが10年を超えて11年目を迎えようとしています。でも私たちは寒さの中でも、私たちには正義があります。私たちの声が届くまで、声をあげ続けるつもりです。




寒い中皆さんとてもお元気です^_^



東谷さんがマイクを持たれました。

東谷さん

 府庁の皆さん聞いてください。吉村知事、次の知事選に出ると言っていますが、もっと良い方法で皆が豊かに暮らせる世界を造ろうとどうしてしてくれないのかと思います。大学のすべての学年にも、塾にも補助金を出すと言っているけど、どうして朝鮮学校のことを無視するのですか。差別して、どうして補助金を出すとか、無償化にするとかきっちりと決め公約にしないのですか。無視し続ける、そういった差別を持った知事が次にも立つのですか。どうぞ改めて、高校無償化ができるようによろしくお願いします。



小川さんもマイクを持たれました。

小川さん

 先日、豊中で、慰安婦題材を扱った「キャラメル」という劇をしました。慰安婦問題というのは日本が植民地の女性や日本国内の女性を、日本兵士の性の相手として連れて行った、ひどい女性の人権を踏みにじった歴史があります。その苦しみを生きた被害者のことを描いた劇を上演しました。すると妨害する電話がステップという会館に毎日1時間もかかってきました。会館の人は女性の人権を守るという立場で毅然と対応してくれました。

でも市民の皆さんや、ここにいる皆さんが応援してくれて、皆感動したと言ってくれて、無事、上演することができました。文化とか芸術で人に伝わることは大きいと思います。慰安婦被害者の人たちは、「日本が植民地の中で連れてきたひどい過去がある、そのことで今子どもたちが日本にいる、手厚くしてこそいいことを、よけいに差別してどうする」と言っています。今度神戸でも、神戸朝鮮高校のコンサートを宝塚でもします。

文化の交流をたくさんして差別のない社会を作っていきたいと思います。




大村さんが繋いでくださいます。

大村さん

 今話にあった金福童ハルモニの映画も上映するというのが、昨日の新聞に載っていました。特に金福童ハルモニは、台風の被害にあった朝鮮学校を心配して、身体がボロボロになっている中で来日されて、城北朝鮮初級学校の屋根が吹っ飛んでいるのを見に来て、子どもたちに励ましの言葉をかけてくださいました。

火曜日行動にも来られて、「私たちの子どもたちはどこで学べと言うのですか」と毅然とした様子でおっしゃったことを、今も目に浮かんできます。




火曜日バンドは不滅です。



大野さんがマイクを持たれました。

大野さん

 一番寒い日にあたりましたね。嵐のような日もがんばって皆支え合ってやってきましたね。

正月の間にいろいろ本を読みました。なぜ日本に朝鮮人が居るのかという歴史が一番重要だと思いました。植民地時代に、朝鮮語も奪われ、朝鮮語でしゃべったら殺すというようなことまでやられて、3回にわたって教育令が出された。祖国で母国語をしゃべれないという環境の中で、日本に騙されて連れてこられた、あるいは従軍慰安婦として連れてこられたという人が、多々いました。

そして日本名にせよと言って強制的に日本人にしていったわけです。それを日本人と同等の扱いをして当然なのに、そこは残念ながら歴史的に朝鮮人差別をして、豊臣の時代から、しっかり根付いている、天皇制になってなおさら朝鮮人差別がひどくなった。これが現在に残っているわけです。

 岸田は、バイデンの言うこと、NATOの言うことは聞く。岸田政権は私たちには、何の役にも立たない。朝鮮問題に対しては絶対に平等に扱えと言いたい。歴史の不正がある中で、今こそ朝鮮人差別をやめて高校無償化、あらゆる無償化適用しなさいと言いたい。



オモニたちを先頭にシャプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が繰り返されています。

東大阪のオモニたち

 東大阪からやってきました。この10年間、シュプレヒコールの中で、行政が差別するなと叫んできました。私が学父母をやっている頃は、助成金を獲得するという運動に携わり、10年かかってある程度の額まで行きました。でも私学の半分でしたが獲得できました。闘って得た権利のありがたさ、充実したことを覚えています。またしても2010年から、行政が差別を行っています。

大阪は共生社会をつくると叫んできました。私たちがなぜ日本に住んでいるのか、私たちのこども、孫たちがなぜ日本に住んでいるのか、ということをもう一度考えてほしい。知らん顔しないで、黙っていることが一番の差別だということもあります。これからも断念することなく、私たちが自分のルーツを守り自負を持って、日本社会、朝鮮同朋社会、世界に向けて、優れた人材を作っていく、その場が朝鮮学校だと思っています。差別の前でひるむことなく運動を展開していきます。

歌「声よ集まれ 歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな

・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう



最後の歌の音頭も大村さんがとって下さいました。



駐輪場での申し送りです。

最後に古賀さんがアピールされました。


村上さんを応援しようと古賀さんがアピールされました。



今日は本当に寒い日でしたが、仲間がいるからへっちゃらでした。来週も頑張りますよ^_^

コメント
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