2018年8月13日、板門店宣言 記念 統一詩集がソウルで刊行されました。
南北、海外同胞詩人 186名、非転向長期囚17名、美術家11名、総勢214名が共同参与した記念碑的な統一詩集が出刊されたと記されていました。
急な事だったので、在日ハングル詩誌「チョンソリ」の詩人会から75号に掲載された統一主題の作品と急遽創作した作品が提出されました。
私は75号では他の主題の作品を提出していたので、完成しないまま4月27日にしたためておいた草稿を完成させて提出しました。
꿈꾸던 그날이 달려옵니다
녀녀
꿈이면 깨지 말라
높뛰는 이 가슴 어찌 누르랴
생전에 이런 좋은날 맞이할줄이야
보셨지요 큰오빠, 들으셨지요 큰오빠
손잡고 분단선 내리밟으신 두분을!
판문점에서 울려퍼진 뜨거운 선언을!
정녕 고향은 아득히 멀었습니다
추석마다 보름달속에 큰오빨 찾으며
가슴 꺼지게 한숨 짓던 이 동생입니다
밀감향기 풍기는 고향집 눈앞에 두고
갈라져 살아야만 했던 피눈물의 세월
이젠 옛말로 날리며 살아봅시다
평화의 비둘기떼가 남북을 오가네요
무기도 비방중상도 없는 비무장지대에
꽃씨 뿌리러 가고싶어요 오빠와 함께
백발이 성성한들 어떻답니까
이어진 동해선 경의선 갈아타고
신의주의 시형님댁에도 같이 갑시다
그 렬차 타고서 유럽려행도 가봅시다
호강 한번 해봅시다 속 씨원하게
70년을 버티여온 우리가 아닙니까
전쟁도 제재도 없는 내 나라에서
너도 좋고 나도 좋을 번영할 땅에서
손자들 자라는 모습 지켜보며 삽시다
가슴이 후련합니다 큰오빠 !
꿈꾸던 그날이 다가옵니다
꿈꾸던 그날이 달려옵니다
2018년 4월 27일
「夢見たその日が駆けてきます」
ニョニョ
夢なら覚めないで
高鳴るこの胸をどう抑えられよう
生前にこんな日を迎えることができるとは
見たでしょう 兄さん、聞いたでしょう 兄さん
手を繋ぎ分断線を力いっぱい踏まれたお二人を!
板門店から鳴り響いた 熱い宣言を!
兄さん ふるさとは遥か彼方にありました
秋夕のたび十五夜お月様の中にあなたを探し
ため息ばかりついていた 情けない妹です
密柑の香りが漂う故郷の家を前にして
離れ離れで暮らすしかなかった涙の歳月
いまや 昔ばなしだと笑い飛ばしましょう
鳩の群れが南北を行き来します
武器も誹謗中傷も無い非武装地帯に
花の種を撒きたいのです あなたと共に
白髪など気にもなりません
繫がった東海線京義線 乗り換えながら
新義州の兄宅にも一緒に行きましょう
その列車に乗ったままヨーロッパにも行きましょう
贅沢を一度しましょうよ 胸がすかっとするように
70年間も踏ん張ってきた私たちじゃないですか
戦争も制裁も無い我らの国で
あなたも私も心地よい繁栄する大地で
孫たちが育つ姿を見守りながら暮らしましょう
胸がすっとします 兄さん!
夢見たその日が近づいています
夢見たその日が駆けてきます
4月27日
*この日から12日後である5月8日、兄が急性心臓麻痺で亡くなりました。
もう少しだったのに、もう少しで心置きなく行き来できたのに、無念でたまりません。
統一の日を夢見ながら先に逝ってしまった兄に、この詩を捧げます。
南北、海外同胞詩人 186名、非転向長期囚17名、美術家11名、総勢214名が共同参与した記念碑的な統一詩集が出刊されたと記されていました。
急な事だったので、在日ハングル詩誌「チョンソリ」の詩人会から75号に掲載された統一主題の作品と急遽創作した作品が提出されました。
私は75号では他の主題の作品を提出していたので、完成しないまま4月27日にしたためておいた草稿を完成させて提出しました。
꿈꾸던 그날이 달려옵니다
녀녀
꿈이면 깨지 말라
높뛰는 이 가슴 어찌 누르랴
생전에 이런 좋은날 맞이할줄이야
보셨지요 큰오빠, 들으셨지요 큰오빠
손잡고 분단선 내리밟으신 두분을!
판문점에서 울려퍼진 뜨거운 선언을!
정녕 고향은 아득히 멀었습니다
추석마다 보름달속에 큰오빨 찾으며
가슴 꺼지게 한숨 짓던 이 동생입니다
밀감향기 풍기는 고향집 눈앞에 두고
갈라져 살아야만 했던 피눈물의 세월
이젠 옛말로 날리며 살아봅시다
평화의 비둘기떼가 남북을 오가네요
무기도 비방중상도 없는 비무장지대에
꽃씨 뿌리러 가고싶어요 오빠와 함께
백발이 성성한들 어떻답니까
이어진 동해선 경의선 갈아타고
신의주의 시형님댁에도 같이 갑시다
그 렬차 타고서 유럽려행도 가봅시다
호강 한번 해봅시다 속 씨원하게
70년을 버티여온 우리가 아닙니까
전쟁도 제재도 없는 내 나라에서
너도 좋고 나도 좋을 번영할 땅에서
손자들 자라는 모습 지켜보며 삽시다
가슴이 후련합니다 큰오빠 !
꿈꾸던 그날이 다가옵니다
꿈꾸던 그날이 달려옵니다
2018년 4월 27일
「夢見たその日が駆けてきます」
ニョニョ
夢なら覚めないで
高鳴るこの胸をどう抑えられよう
生前にこんな日を迎えることができるとは
見たでしょう 兄さん、聞いたでしょう 兄さん
手を繋ぎ分断線を力いっぱい踏まれたお二人を!
板門店から鳴り響いた 熱い宣言を!
兄さん ふるさとは遥か彼方にありました
秋夕のたび十五夜お月様の中にあなたを探し
ため息ばかりついていた 情けない妹です
密柑の香りが漂う故郷の家を前にして
離れ離れで暮らすしかなかった涙の歳月
いまや 昔ばなしだと笑い飛ばしましょう
鳩の群れが南北を行き来します
武器も誹謗中傷も無い非武装地帯に
花の種を撒きたいのです あなたと共に
白髪など気にもなりません
繫がった東海線京義線 乗り換えながら
新義州の兄宅にも一緒に行きましょう
その列車に乗ったままヨーロッパにも行きましょう
贅沢を一度しましょうよ 胸がすかっとするように
70年間も踏ん張ってきた私たちじゃないですか
戦争も制裁も無い我らの国で
あなたも私も心地よい繁栄する大地で
孫たちが育つ姿を見守りながら暮らしましょう
胸がすっとします 兄さん!
夢見たその日が近づいています
夢見たその日が駆けてきます
4月27日
*この日から12日後である5月8日、兄が急性心臓麻痺で亡くなりました。
もう少しだったのに、もう少しで心置きなく行き来できたのに、無念でたまりません。
統一の日を夢見ながら先に逝ってしまった兄に、この詩を捧げます。