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ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

2月27日、283回目の「火曜行動」です。

2018-02-27 21:54:16 | 火曜日
爽やかな正午です。




今日は東大阪初級のオモニたちが大活躍でした。














今日のレポーターは、ハルモニ会の横道さん、写真は松尾さんの配信です。



長崎さんのアピールが始まりました。

☆長崎さん

もうすぐ三月。今日は春のような穏やかな日です。
私たちは子ども達が夢と笑顔を取り戻して学んでほしいと、訴え続けています。


横山ノック知事、大田知事の場合は在日コリアンへの差別に対し、反対の立場をはっきりさせていました。
橋下知事が誕生して以来、誇りある大阪府が差別をする大阪になってしまいました。


大阪府・市は子ども達自身ではどうすることも出来ない、国と国との政治的なことで、朝鮮学校の子ども達を差別しています。
大阪市は全国に先駆けてヘイトスピーチ条例を作りました。しかし、率先して差別やヘイトをしているのは、大阪府と市なのです


2月16日「森友学園」問題で大阪国税局前抗議行動に参加しました。
松井知事は、朝鮮学校の補助金を打ち切るという差別行政をした同時期に、一方で安倍首相のお友達だからと「森友学園」には認可を下ろす優遇措置をしました。
この問題はコインの裏表です。


先日は韓国から来られた方々に、生野区の女性フォーラムで朝鮮学校のお話をしました。
そのあと第四初級学校を訪問して、大変感動されました。
韓国に帰ったら、ぜひ紹介したい、架け橋になりたいと言われ、カンパまで集めて下さいました。


また、在日の方で子どもさんを「金剛学園」に送っておられるオモニは、初めて朝鮮学校を訪問して子ども達に接し、金校長先生のお話に感動し、これまでのわだかまりが解けた。本当に訪問してよかったとお話されていました。



☆長崎さん  

2月23日は東大阪中級学校で芸術発表会が催されました。

火曜行動の私たちの姿を舞台で表現されていました。

健気にしかし元気に卒業していく生徒達を見ながら、6年たっても変わっていない状況や、一世の方々の民族教育への熱い思いが交差して、何度も涙しました。


3月20日は補助金控訴審の判決が言い渡されます。昨年1月の地裁不当判決を覆す、勝利判決を心から望み信じています。

当日、16時30分からの報告集会にもぜひ参加してください。

「握りあった手を離さない!」このことを大切にがんばりましょう!






孫さん、連続参加です。




李さんもいつも丁寧に皆さんに声がけしてくださっています。




いつも笑顔の素敵なくっすんさん。









イケメン三銃士健在です。






長崎さーん。


















宋さんのアピールです。

☆オモニ


高級学校に子どもを送る保護者です。

昨年10月21日から、「阪神教育闘争70周年・在日コリアン青年学生たちの街頭宣伝活動」が毎月行われています。


朝高生の娘も参加すると言うので、街頭で立ってアピール、ビラ撒きをするというので、一回目は心配でついて行きました。

親というものは心配になるものです。

子どもを、こういう所に行かせなければならない。そのことを特に日本人はわかってほしいと思います。


この前は、帰ってから話してくれたのですが、酔っ払いの男性が「あんた可愛いね」とか言ってきたそうです。

そんな時はすぐに留学同のメンバーがフォローしてくれます。

また、年配のおばさんが「あんた達がんばりや。応援してるで」と言って1000円カンパしてくれたそうです。

こわい事もある。善意もある。色んなことを学んでいます。


何も難しい事ではないのです。

娘も「ヘイセイジャンプ」が好きな、日本の高校生と同じ高校生なのです。

これからも皆と一緒に生きていく子ども達なのです。

一日も早く、朝鮮学校への差別を止めてください。





何百回何千回頭を下げられたことでしょう。







孫さんの初アピールです。


☆孫さん

朝鮮学校卒業生の孫と申します。

私は以前、地区の保育所で働いていました。
差別がなんで出来るか、なんで有るのかというと、少数の人がお金を儲けるためです。

法律は日本人だけが守られるものではありません。

朝鮮学校はコミュニティーがあります。

コミュニティーには子どもを守る仕組みがあります。

朝鮮学校を無くそうとするのは、守りを外すということです。

外された人々はどうなるのですか。

そのことを、日本の社会は問われているのです。








いつも可憐な方さん、年齢不詳です。







笑顔の爽やかな任さん。











東大阪初級のオモニたちがアピールリレーを行いました。

☆東大阪のオモニ

私は二世です。
東大阪初級ハッキョの芸術祭で、3才から6年生までの子ども達が、のびのびと歌って、踊る様子に大きな拍手をおくりながら、胸が熱くなりました。

遠い子は和歌山から通学しています。
今日の暖かい太陽とそよ風が全ての子どもたち上に降り注いでほしいです。
私たちを育ててくれたハッキョを三世、四世に伝えて行き、守っていく覚悟です。



☆東大阪初級 オモニ会々長

私たちはウリハッキョで育った世代です。
子ども達もウリハッキョが大好きです。

平昌オリンピックは政治色が強いオリンピックだと報道されていますが、私はそうは思いません。

子ども達の学ぶ権利は世界共通だと思います。

子ども達が伸び伸びと学べる環境を与えてほしいと思います。

そのために、先ず補助金の支給を早急に再開してください。




☆東大阪初級 オモニ

一年生の子どもをハッキョに送っています。

ドラえもんを楽しんでいる、ほかの子と何も変わらない子どもです。

子ども達は設備も十分でないハッキョで勉強しています。

親として本当に辛く思っています。

子ども達が教育を受ける権利を奪われるのは許せません。



☆東大阪初級 オモニ

子ども達の学ぶ権利を守るために、最後までたたかいます。


☆東大阪初級 オモニ

民族教育は子ども達のアイデンティティを守ることです。

私たちは子ども達の民族教育のために、最後までたたかっていきます。

どうか、よろしくお願いします。


















陶山さんもアピール参加です。


☆陶山さん

2月11日「建国記念日反対!日の丸・君が代強制反対!処分撤回!2.11集会に参加し、朝鮮学校の問題をアピール、「高校無償化裁判 vol 2」の紹介と販売をしました。


講演の補助金裁判の意見書を書いて下さった京都大学教授の駒込武さんは、森友学園と朝鮮学校は背中合わせの関係にあること。
一条校と各種学校の違いを明確に述べられた。

一条校である森友学園は、教育基本法により、政治的中立性を厳しく求められるべきであるのに、天皇制崇拝の学園を認可している。
しかし各種学校である朝鮮学校に対し政治的中立性を求めることも、教育への干渉も許されない。と明言されました。


無償化裁判の勝利判決後の報告集会で大阪朝高の女生徒の言葉を紹介します。
「勝利判決を聞いて、ああ、この日本で生きていていいんだと思った。私たちの存在が認められた」このように発言しました。


どこの国に生まれても安心して生き幸せになる権利を持っているはずです
なのに、朝鮮学校だけを差別している。
この国に生まれてだれもが安心して生きていける国になっていないのです。
このような状況にしてしまっているのは、私たち日本人の責任、大人の責任だと思います。


府庁で働いているみなさん!
良心を呼び覚ましてください。
おかしいことは、おかしいと言って、差別のない社会をつくっていきましょう!












今日も愛のキャンディが配られます。どれだけ癒されてきたことか。




長崎さんのまとめです。

☆長崎さん

本当に保護者の方々は、やさしい言葉を選び訴えられています。
自分の子どものこととして考えてみてください。

保護者の方々も大阪府民、大阪市民です。
納税の義務を果たし、共に日本の社会を良くしようと頑張っておられます。
ハッキョに送るためにダブルワークをしておられる保護者もおられます。

補助金が出るということは、お金だけの問題ではありません。
補助金と共に、朝鮮学校の存在を認め、ここに学びと生活があることを認めることになるのです。

税金はしっかり納めているのに、自分の子ども達には一円も補助金が降りてこない。
権利を奪っている。
これは日本人の問題、日本社会の問題です。

正しい大阪に立ち返るために、共に頑張りましょう!


最後の歌は「勝利のその日まで❣️」














駐輪場で申し送りです。




東大阪初級のオモニたちに大きな拍手が送られました。










2月ももう終わりです。来週も頑張りましょう❣️
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