ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

7月11日、252回目の「火曜行動」です。

2017-07-11 21:01:58 | 火曜日



真夏のような暑さです、頭がボーとして朝から冷たいお茶にポカリにどれほど飲んだか知れません。首の後ろ側から滝のように汗が流れています。

地下鉄で谷町4丁目に向かいました。




5分前ですが、大勢の方々が既に来られていました。










今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです。写真は松尾さんと共同で撮っています。よろしくお願いいたします。





長崎由美子さんのアピールが始まりました。

☆長崎さん

この5年間、嵐の中でも、酷寒の時も、猛暑の時も、
「子ども達の笑顔と夢を守りたい」
「大人が諦めてはいけない」
この思いで火曜行動を続けてきました。


「高校無償化」導入で、子育て世帯の税金控除がなくなり、結果、子育て世帯は増税になりました。けれども、子どもが高校に行けば無償になります。


朝鮮学校の保護者も府民税、市民税、所得税を納める納税者です。
しかし、朝鮮学校の保護者のみなさんは、増税だけ課せられて、自分たちの子どもの教育には一円の税金も使われないのです。
義務を果たしているのに、権利が無い。理不尽ではありませんか。


7月28日に「高校無償化裁判」の大阪地裁判決が出ます。結果は全国で注目されています。
どの子どもも生まれながらに平等です。
平等に教育を受ける権利があります。
こんな当たり前のことで、訴え続けなければならないのです。(レポートは全て横道さんです。)





























火曜バンド今日も健在です^_^







今日は中山さんが出張中です。






安さんが歌を歌ってくださいましたが暑さのためスマホが作動せず写真も残せませんでした。涙

☆生野初級のオモニ安さん。

「アンニョンハシムニカ。こんにちは。

今日はたくさんのオモニ達の思いを代表してここに来ました。

楽しそうにハッキョに行く子どもを見て、ここに来ました。

一度ハッキョを見に来てください。
そして私たちを曇りのない目、こころでもう一度見て下さい。

オンマたちの気持ちをうたった歌をうたいます。」
















平田さん。





第4の保護者の方です。仕事を抜けて来たのでアップはダメとの事でした。残念!





としさん今日も元気いっぱい。





☆オモニ‐玄さんのアピール

生野初級、第四初級のオモニたちと参加しています。

経済的な格差を無くし、等しく教育が受けられる主旨で施行された「高校無償化」から朝鮮高校のみが除外されて7年目に突入しました。

皆さん仕事があります。汗水をたらして働いて、ハッキョに送っています。

そんなに大変なら日本学校に行けばいいのでは、という声があります。

でも、ハッキョに行きたい、ハッキョが楽しい、言葉や文化を学びたい、と言う子どもたちの澄んだ目を見ていると、毎日頑張ることができます。

私たちの思いを最後まで諦めず、勝利はこの手にあると信じて頑張っていきましょう。












申さんのアピールです。

☆オモニ

府庁で働くみなさん! 
ここに参加しながら、自分の中で熱い思いがこみ上げてきます。

先日コリアタウンをフィールドワークに来られた方が、
「これまで差別を見て、見ないふりをしていた」「もっと知ろうと思う」
と話されていました。

涼しい中で事務をとっている府庁のみなさん。
あなた方は自ら知ろうとしていますか? 知る努力をしていますか?
こんな差別があることは、大阪府の恥ではないでしょうか。

子どもたちは大阪が大好きだし、将来大阪を背負って立つ大切な存在なのです。

子どもたちの権利を獲得しましょう。
最後まで頑張りましょう。






李さん、お疲れ様です。


























炎天下でもにこやかな火曜バンドです。頭が下がります。











歌舞団の歌姫金和美さんと柳さんのツーショット!










若者代表申リョンスルさんです。

☆申さん

先週、火曜~金曜まで韓国から「平和ナビ」が日本に。
私は4日間、空き時間は一緒に行動しました。


「平和ナビ」の理念の一つとして、(運動を)「放棄しないこと」があります。


代表のオンニは「私たちの勝利は司法的勝利でしか成らない。でも私たちのコツコツが国民の意識を変えて、国を変える」と言っておられました。


この火曜行動も同じだと思います。私たちが毎週ここに立ち、コツコツ頑張ることが、未来に繋がると私は信じています。


今、戦争を美化している日本社会で、私たちがどう闘っていかなければならないか、もっと考えなければと思います。


日本の皆さんと闘う訳ではありません。この日本の社会を作った政府と闘うし、そのためには、私たちだけでは出来ません。


府庁で働くみなさん、通行中のみなさんと一緒に手を取り合って、過去としっかり向き合って、日本の社会を変えていきたいのです。
協力お願いします。 共に頑張りましょう!

(「平和ナビ」の若者たちは元日本軍「慰安婦」のハルモニ、韓国挺対協共同代表のユン・ミヒャンさんと来日。大阪朝高も訪問)
















長崎さんがアピールを繋いでくださいます。

長崎さん

今日はたくさんのオモニが、お仕事を都合つけて来て下さっています。
休めば収入が減ることもあります。
朝鮮学校に送る経済的負担は大きいです。

嘗て制服のチマチョゴリを切られるということがありました。
通学路で危ない目にあわないだろうか、心無い言葉で傷つくことはないだろうか。
オモニたちの心配はつきません。
それでもハッキョに送るのは、子どもたちが人間としてのびのびと育ってほしいからです。

初めて火曜行動に参加されたオモニに対する、大阪府の職員と思われる男性の暴言に、抗議し調査を求めましたが、結局「そんな人は見当たらない」という府の返事でした。

大阪府の職員の方々は公務員とは何なのか、もう一度考えてもらいたい。
公務員は公僕であることを認識してもらいたいと思います。

















愛のキャンディおばさんです^_^












☆東大阪中の保護者のオモニ

これまでも色々な制度が出来る度に、そこに外国人はいませんでした。
外国人無視の制度が出来てきました。
年金、指紋押捺、定期券、国体参加しかりです。


「高校無償化」も差別ありきの制度であったのではないかと思います。
この様な、差別や格差があっていいのでしょうか。
どの子どもも平等の権利があるのです。平等に権利を与えてください。

来週は中級学校の生徒たちが火曜行動に来てくれます。
この間のような暴言がないか不安です。

子どもには未来があり夢があります。
皆が共生出来るよう、がんばりましょう。






チャンスさんの奥様です


☆オモニ

私は大学、高校、中学の子どもがいます。
主人は5年間、この火曜行動に参加していますが、私は仕事の都合でなかなか参加出来ませんでした。

朝鮮学校に一度、来てください。
朝鮮学校は昭和感のある、懐かしい匂いのある学校です。
校舎も古く昭和感漂いますが、子どもたちは素直でいい子どもたちです。
先生と生徒の関係も暖かです。

これから各ハッキョでサマーフェスタがあります。
子どもたちも親も踊ります。私も踊ります。
ぜひお出でください。









ヨンランさんのアピールです。

☆生野初級 オモニ

生野初級に子どもをおくるオンマです。

昨日の子どもとの会話です。
「オンマ、あした、闘ってきますー」
「誰と?」
「大阪府とやで」
「大阪は敵なん?」

子どもとの会話から、共生する社会でなければ、と改めて考えさせられました。

お配りしているビラを読んでください。
そこから一歩が始まります。









大御所―大村さんもアピールしてくださいました。

☆大村和子さん

「火曜行動を取材された中村イルソンさんが、「週間金曜日」にルポを載せてくださっています。

今日もアピールしてくれた申さんを中心に紹介され、大阪府・市の不当なやり方を徹底的に突いておられます。

先日、「週間金曜日」を見たという山形県の男性から電話がありました。
「卒業生も日本人も共に闘っていることに大変感動した。僕も何かしなくてはいけないと思った」と話されていました。

大阪府は多文化共生をうたい、万博誘致で外国人受け入れを表明していますが、足元の在日の人たちをこの様に差別しておいて、そんなことが言えるのでしょうか。

大阪府民として恥ずかしい。怒りを覚えます。」




最後は歌舞団の歌姫を迎えみんなで合唱です、「勝利のその日まで」






駐輪場でいつものように総括です。




申さんがみんなに呼びかけました。





























暑過ぎてボーとして食欲ないけどみんなとお蕎麦を食べに行きました、仲間と食べると食べれるものですね。ふしぎ、、、











来週も頑張ります。
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