12月4日 今朝も陽ざしは明るい。ゆったり温泉のあとは”道の駅”でご当地名産などの買物を楽しんで帰路へ・・・と思っていたら、嬉しいサプライズが!(前を走るタンクローリーに映っているのが、我が家の終の車、小さなのに変えました)(温泉ではこんなおせんべいがお茶うけにでました)
夫サンが「出水の鶴を見たいなら、足を伸ばすよ」「えっ、出水って鹿児島県じゃないの?行けるの?」地理音痴のととろサン、水俣市は熊本だがすぐお隣が鹿児島の出水市とは、知らなかったんです(なんともお恥ずかしい限りで)鹿児島は【えびの】経由で、出かけたことしかなかったので。車で50分。広々とした出水平野へ到着。
田んぼの中に「あ、いるいる!」14,5匹の群れを横に眺めながら、【出水市ツル博物館】へ。平日の朝のうちだから、観光客もまばらです。建物の横手に回ると「わあ!」張り巡らしてある金網の遠く向こうに、まあ、無数といいたい程の鶴の群れが。余り美しいとはいえぬ鳴き声があたりに満ちていました。 早速会館の中へ。
備え付けた望遠鏡を覗くと、目の前に鶴の姿が迫ります。、出水に来る鶴は真っ白な丹頂鶴ではなく、身体はグレイがかって、顔に赤い模様のある【ナベヅル・マナヅル】他にカナダツルやアネハツル、クロツルなども少しですが、訪れます。今日現在の数は約9千羽。10月下旬頃から遠く何千キロも離れたシベリアや中国あたりから飛来、1万羽余りの鶴が越冬して、冬が春に季節を譲る2月上旬から鶴の北帰行が始まり、3月下旬には、鶴の北への旅立ちがおわりを告げます。
大きく羽を広げて青空を飛翔する姿は、やはり美しい。が、私のカメラでは、餌をついばむ鶴の群れも、点在状態で(笑)
帰路は近くへの小さな旅の”お楽しみ”【道の駅】や野菜・果物のスタンドでの買物。熊本の田ノ浦蜜柑は、小粒だがとても美味しい。500円でたっぷり。気の良い地元のおばちゃんが、「市場に出せないものだけど、味はいいよ」とおまけを、これまたたっぷり添えてくれて。。お喋りしながら小さな交流のこんな買物も楽しみの一つです。
【道の駅】で昼食は名物【太刀魚丼】天ぷらの太刀魚の天丼風。さくさくとしてこれもご当地ならではの味でした。煮物や和え物は、作った人の写真と名前が。素朴な味わいを嬉しく感じました。アイスボックスに、【太刀魚のお刺身・海老・新鮮な炒り子】や【日奈久のちくわ】【海老】白菜や柚子など野菜類。友人へのお土産も蜜柑やお刺身、喜ばれました。
改めて温泉マップを見ると、九州には無数の温泉があるのだなと驚きます。温泉地めぐり、とても全部など残りの人生じゃあ出来ません。でも、してみたいな。
★ 一万羽を突破!
13日早朝今季3回目の鶴の羽数調査が行われ、1万2千28羽を確認したとのことである。調査は早朝、地元中学生やツル保護会会員約70名が、ねぐらから飛び立つツルを数えたという。その結果、絶滅が心配されるソデクロヅルも、5年ぶりの1羽観測された。
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