ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

秋たけなわ町内バスハイク。

2018-11-09 17:08:44 | 草の根地域福祉

11月7日。今日も最高の秋晴れ。

 線だらけなのは残念だが、蒼い空に長くを引く飛行機雲。爽やかという言葉そのままの秋日和が続く。

町内バスハイクで【佐賀幕末維新記念館】→レストラン季楽で佐賀牛ランチ→道の駅大和。

参加対象は70歳以上。最高年齢者は96歳のMさん、お若い頃は小学校の先生で退職後は我が地区初代民生委員サンだった。茶道をご自宅で教えていらっしゃったので、ご隠居が自治会長の頃は『夏休みおもしろ塾』を二人で立ち上げて、Mさん達茶道の心得のある方お二人にもお願いして「子供茶道」の時間を受け持っていただいた。ステッキはついていらっしゃるが、シャキッとしていらして感心する。若い(と言っても大学生や高校生のお父さん)Mさんがエスコート役を買って出て下さる。こんな世代の男性が地域活動に関心を持って下さることが、とっても嬉しい。

私達の頃に幼稚園生だったお嬢さんがもう高校生と聞いて「年とる筈だなあ」としみじみ思った。

地域福祉『ひまわり』さんとしてアレコレ企画、お世話してきたが、今では私もお招きいただく側である。見学と食事と地産買い物。このパターン、女性に一番喜ばれるコースだ。「お久しぶり!」町内の方達でも、普段は会えない人も多い。あちこちで明るい声が弾み。バスがスタートする頃から、話が弾み笑い声が絶えない。車窓から色づく紅葉を眺めながら。ハゼの真っ赤な色が目についた。

 佐賀幕末維新記念館。

モダンな建物にちょっとびっくり!中に入ると・・・

  

 

 

係の人の案内で真っ暗な部屋へ。最初は佐賀藩と維新幕末との関わりの映像が。

次の部屋は【佐賀七賢人】と呼ばれ維新・幕末の頃に活躍した佐賀の秀でた先人たちの映像や物語。いずれも影絵風。物語風。にまとめてあった。三つ目の部屋は、記念館を訪れた人たちの「一言」が壁に貼られている。

う~ん、今風な・・・でも資料などはなく、専ら映像だけでというのは少し寂しい。それにずっと立ったままで見ることになるので、短時間とはいえご年配の人にはきつかっただろう。勿論車椅子は貸してくれるが。他に【リアル弘道館】や【葉隠みらい館】などもある。若い人達に、佐賀の歴史に親しんでもらおうと頑張っている佐賀を感じる。佐賀城址博物館もあるし、現代的には、広々とした佐賀平野と青い空に舞う色とりどりのバルーンが楽しいバルーン大会もある。うん、頑張っているなあ。

薩摩(鹿児島)、長州(山口)、土佐(高知)、肥前(佐賀)の4つの藩が幕末に活躍し、明治への近代化となるのだが、意外に肥前(佐賀)は「え、そんなに活躍した人が出たの?」と思ってしまう。他の三つの藩に比べて控えめな気がするが、実際は「凄いんだぞ」と最近の佐賀は、自分の歴史をしっかり伝えようと頑張っている気がする。佐賀七賢人の存在をはじめとして。

佐賀七賢人・・・は9代目藩主鍋島直正(先見の明があった藩主である。海外を見据えて、日本で初めての大砲・蒸気機関車を作り、藩校医学館・・のちに弘道館を創設。新政府大蔵卿となる・・をはじめとして、大隈重信(参議・総理大臣・早稲田大学創立など)副島種臣。江藤新平・島 義勇・佐野常民・大木喬任・・・。

幕末維新記念館を見学のあと、ランチは「佐賀牛の季楽」JA佐賀経営の店。福岡にも二つ(博多店と中州店)があるが、牛肉が美味で、ランチ1500円から。中洲の那珂川に映るネオンの揺らぎを眺めながら、鉄板焼きを楽しめるロケーションも良くて、気に入っていたのだが、今は観光客が押し寄せて(まさにそんな感じ)昼の手頃なランチコースも予約を入れておいた方がいい。

佐賀牛は一人4切れ(笑)地産の野菜類は新鮮なのがてんこ盛り。果物のジュレやロールケーキのデザートに珈琲付き。シニア世代には手頃なお肉の量だろうが若い人には・・・

なんたって参加会費@2,000円也だから。

ランチの後は【道の駅大和】に立ち寄り、それぞれお買い物。私も産地の新鮮な野菜や果物など色々籠に入れる。(さすが産地!蓮根シャキシャキして美味だった)

午後三時には我が地区に到着。絶好の秋日和、お世話役はYさん(男性)を中心に私達がやっていた頃と同じ世代のお母さんたち。Yさん、笑顔での柔らかな応対や細やかさ。最近の我が地区は活動が下火になってきているので、次期自治会長に!なんて思ってしまっているが、私達夫婦はもう地域お世話役からは卒業。今の役員さん達が考えて下さることだろう。

地域福祉の「ひまわりさん」方、企画からお世話まで、本当にお疲れ様でした。感謝!あるのみ。

コメント (7)
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