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鉄山2

2013年04月30日 | 鉱物採集 奈良

前回見つけた緑簾石ガマの隣に、もう1つガマが有ったが、崖の上で届かなかった。

今回はロープで確保してソレのチェックの後、横移動して探索と。

前回の教訓を踏まえ、吊り橋に駐車。 トコトコと目的の谷入り口まで戻り入山。






まずはゼーゼーと緑簾ガマへ上がり、上の木にロープをかけて保持。
覗くとこれまた緑簾石ガマやった。水晶小さい。

緑廉に水晶が載る綺麗なのを少し採集。

うーん、、美しいけど、同じ石ばかりは要らんなぁ。。


石英を追って試掘した所やらを再度覗いてから横移動。





転石をチェックしながら進むと米水晶が転がる谷へ。






何処や?親玉どこや??





程なく幅20cm程の白い石英脈発見。

ガツガツと掘り進むと握り拳程の空洞に発展。


スーパーリーチに発展。
レイは微笑み、初号機は吠える。





鋭利な結晶面で指を切断せぬよう、慎重に泥を掻き出す。



   「壺」?





空洞だ。ニシンの卵を天井に貼り付けたかの様な結晶を感じるのみ。





   「内臓」??






牛の尻に手を突っ込み、なんかする酪農を思い出した。


レイも初号機も静かに立ち去る。




割り出すと無念。 カズノコ水晶と名付けよう。




山を降り、駐車スペースに戻るとちくわ号に後ろつけられてた。




ボンネットにザク描いたろと思ったが、怒られそうで辞めた。


UV-LED ブラックライト 蛍石鉱山 探索用

2013年04月26日 | 道具
鉱物採集用に以前に買ったペン型UV-LEDは、対象を全て青く光らせて意味がなかった。
只の青色ライトやった。

蛍光灯タイプのんは光が広がり弱く、フィールドでは屈まないと使えなかった。



何種類か使ってみて、これいいよ。




坑道入って粘土ベタベタ・水ビシャビシャなっても、防滴・アルミボディやから壊れへん。

母岩は光らせずに、蛍光する産地の蛍石は確実に照射しよるです。

光が直進するから、ナイトアタックでも坑道内でもサッと広範囲を探せて便利。

・3灯 1880円  ・9灯 4980円。 メイン9灯、予備3灯と両方買った。

送料無料とは かたじけない。

おそらく最安値ちゃうかな。

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鉄山へ

2013年04月18日 | 鉱物採集 奈良
16:00 三和さん着。

山さん、プレさんの車が既に居てはる。
何処行ったか聞かれるやろなぁと思いながら、こんにちはーと店内へ。


プレさん「吊り橋より大分手前の谷に停めてたやろ? 何処行ってたん?」

新宮からのお友達を案内してたそうな。

あー、場所までバレてた。。。


俺「鉄山行ってきました。」

アスカちゃん・山さん・プレさん「てっせんーー!? 」



皆さん気になるようで(笑)


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「誰か鉄山行けよ!」去年の鉱物忘年会で、そう締めくくってからずっと気になってた。

雪解けからヒルが出る蛍石産地を集中して回り、概ね満足出来た。

そろそろやな。 と探索プランも立てた。
誰に気遣うでも無く、独りでじっくり歩こう。





AM6:30 東大阪発 川迫ダムサイドの桜もそろそろ散りそう。

靴紐をぎゅっと締め、まず予定高度までゼーゼーと上がる。
陽気にTシャツ・ヤッケでも汗ダク。

山腹に沿って探索するが、灰鉄輝石が柘榴が見つからない。

地図に無い深い谷や岩盤が結構多い。




登り下りを、休憩を繰り返し進む。 と、やっとガマ見っけ。

脈に細かい水晶が走り、泥を被ったトゲトゲの結晶が奥に見える。
よしよし!



ボコっと塊を引き抜くと何か違う。

緑簾やーん!  燐灰石(仮)もおるぞ?




(プレマさんの後で来られたO先生の鑑定で、濁沸石となりました)


綺麗し持って帰ろ。と風化の少ないのをリュックへ。

叩けば掘ればマダマダ出るけど、余暇の範囲外やなとやめておく。

その後もチョロチョロ探索するが、針水晶程度しか出会えず。

灰鉄輝石は何処や??





とにかく内輪での鉄山、口火は切りました。
探索箇所も全体の微々たるモンです。石は出ました。

鉄山でエグいの、誰が出すか楽しみや~





緑簾石、濁沸石





泥を落として見ちがえた。



美しいやんか!!




凄い造形やね。 行って良かった。


交換にせしめたアスカちゃん水晶。 天川のどこか産。



緑とオレンジがインクルしとる。 綺麗なコレ。 ありがとう!

尾小屋 ちくわ劇場、葱祭り。

2013年04月16日 | 鉱物採集 石川 福井
メールBOXを開くと「尾小屋行きませんか?」とのお誘い。

久々に行きたいなぁ。。と参加させてもらいました。







南さん、かおなし夫妻、ちくわさんを拾って石川に向かう。



仮眠をきっちりとって来たちくわさんだけは元気で、「アコのあれ、どうなんかなぁ?」とかボソボソと嬉しそうに2列目から話しかけてくれる。

色々と情報交換やら面白話、水晶にかける意気込みを聞きながらハンドルを握ってると

「小松IC 2km」の看板。  

一睡もせず走ってもうた! どうりで眠いハズやんけ!!! ちくわトークにヤラれる。


コンビニに寄り、運転を変わってもらい仮眠体制。 産地に着くとスピネルさん・たこさん先着。

白々と夜が明けだしスピネルさんが良いの拾ってると、てんてんさん・葱さんも到着。



てんてんさんのキュートなスマイルの横で、葱さんは一張羅の作業服。  

今日もうるさい賑やかな一日のはじまり。




「おはようさん! ほな行きましょうか!」と鉄塔へ移動。

皆、思い思いの場所に散り採集開始。カオナシ嫁さまが良いの1つ拾う。




で、ちくわ劇場が開幕。 コッソリと無言でええガマ開けてるのをタコさんに見つかる。 

俺なら「出たぞーー!」とか叫ぶのに。 小嫌ラシイちくわめ。





圧巻の内容は本人さんのブログで見ていただけるかと。 いやはやお見事でした。

常日頃から努力・勉強されてる結果が、出るべくして出たと思った。



南さん    「ええもん見せてもらいました!」

かおなし夫妻 「さすがやなぁ。。」

てんてんさん 「すごいすごい! 格好イイ!!」

たこさん   「悔しいなぁ~~!! すごい!」

葱さん    「ワシは喋りに来たんよ~ どのお尻を頂こうか~? 」 

スピネルさん 「ニコニコ」

俺はふてくされて寝てました。



ズリは厳しい状態で、ガマ明け無かったら退屈やったはず。

昼頃には皆で車に戻り、道端でべちゃくちゃと昼食後、尾小屋鉱山資料館へ。




立派な標本群に囲まれて 感嘆の声やら溜息やら。

無理やりの継接ぎクラスターと、水晶刺した花瓶はキツかったけど。。




2Fの資料に現在採集できる場所の地図が有ったので寄ってみることに。


地図にはズリとあったが、残土捨て場に変わったよう。

周りのカット面を探すとてんてんさんガマ発見。

透明度のあるクラスターも出た。 葱さんもイジってくる。 いよいよ焦る。。



やばいなぁ・・と探してると脈を見つけ粘土ガマから紫が覗いてる。 位置高い!

葱さん「足場作り~」と、わざわざ車まで戻ってスコップ取ってきてくれた!

もしかして良い人なんか!? と錯覚しそうになる。

合体したりしてチョロチョロと出す。(てんてんさん写真アリガト)




もちょい掘り込みたかったけど、眠いししんどいし、もういいか~って。



東北の方々も合流して少しだけ話して記念撮影後、名残惜しいが解散。




成果はショボショボながら、ワイワイとギャーギャーと、めっちゃ楽しい採集やった。

また誘ってくださいね!

あんだけ絡んだのに、ご利益なかった~



保存用たこやき

2013年04月07日 | 鉱物採集 三重

たこやきさんと紀州鉱山探索しましょか? という話になり出動。

AM3:30 東大阪発。
阪和道 田辺~中辺路~熊野川で御来光。




板屋の集落から山を峠を越えて進む。温まってきた雲に、桜に、目が覚える。




上川まで走り、たこやきさんと合流。




「まぁアレだわ」から始まり、「俺らオッサンながら頑張ってるよなぁ?」と地図付き合わせてブリーフィング。



「16時に板屋で集合まで競争やね!」

それぞれスタイルもアプローチも違うので、別れて探索へ。



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競争もさることながら、今回自分は現在の紀州鉱山の全体像をまず把握したい。

鉱山稼働当時、蛍石は良品が出ると鉱夫が手を止め作業効率が落ちる為、会社からソレが出たら割って潰せ!と指示もあったとか。

鉱石の流れをイメージすると、坑道→立坑→隧道→選鉱場→初期は索道、後にトラックで出鉱。

そしてズリ。

一部は売店で売られてたらしいね。


大きな蛍石の結晶が現存するパターンは、上の出鉱の流れに沿って探すと厳しいと思う。


普通にズリ周っても、良品を手にする確率は低いやろと。


石原産業以前の石か、以後でも鉱夫がイリーガルに動いた跡を探したい。




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惣房区、楊枝川左岸をまずチェック。

鉱山住宅跡から橋を渡ると坑口複数。 古くは金山やったらしい。




良い石は見当たらない。




八号隧道跡にも同じく無い。

大谷本ヒ狙うも養豚場で入れず。
すぐ東にカラミの山のみ。

木矢谷ヒは林道をゲート封鎖と、狙いがことごとく外れ。




その後も数カ所回り、お年寄りに話を聞きしてるとタイムアップ。




たこやきさんと合流して結果報告。


2人とも、「アカンかったねぇー」と苦笑いしながら湯の口温泉へ。

湯船で「今頃ええの出してるんちゃうか? とヒヤヒヤしながら回ったわ~」と笑い合う。

お互いの話が多々リンクする。面白い。やっぱ狭い。トパーズとか笑うわ。

色々話してまた宜しく!と解散。

楽しかった。タコヤキさん、ありがとう。




スタイル、好み、十人十色やなぁと再確認。

子供の頃オカンに、「ウチはウチ、他所は他所!」って言われたなぁ。

ブレずにイコと考えながら、眠い目擦って大阪に帰る。



紀州鉱山探索  H25.3.31

2013年04月01日 | 鉱物採集 三重


古くは奈良の大仏にもここの銅が使われたとかそうでないとか。

江戸・明治・大正と小規模に稼行されてた鉱山群を、S34年に石原産業が買収

以後は稼行地域を広め、S53年まで掘ったそうな。




坑道は網の目のように走り、その規模の大きさから、何処をどう探して蛍石に辿り着くか悩む。

どの坑道で脈石に蛍石が絡んできたのか? ズリはどこに残っているのか? 
地勢を読み、ズリ位置を予測し、夜な夜な考える日々を経て紀州鉱山へ。



AM4時東大阪発。 阪和道田辺~本宮町とぬけて楊枝川沿いから探索開始。

まずは小手調べと水車谷へ。




豆水晶は転がるが、それ以上が出ない。





次に上川(じょうせん)へ。

道沿いにズリ山が見えた。 どんなもんかいな?




ちょっと覗くと白色脈状の蛍石や黄銅鉱がチラホラ。






とりあえず有る事は解った。 奥に行こう。


10tトラックが5台ほど横並びで進めそうな道。 
トロッコの操車場とか施設やったんやろなぁと考えつつ進む。




塞がれた坑口群から逸れ、谷沿いに転石を追って進むが、どこまでいっても人工物の跡が目に着く。

すごい規模やなぁと今更ながら思う。








その後も雨の中気になる ヒ跡を探してから紀州鉱山資料館へ。





鉱物好きなら入場料500円は損しない内容と思う。おすすめです。

標本は直に見る事が出来、展示内容も面白い。




圧巻は蛍石。 断って学芸員さんの元で腕時計を比較対象に撮影させていただいた。




紫の半端ないクラスター。

楊枝川で拾った、細かい水晶の上に乗った6面体の蛍石も非常に美しかった。

閲覧できる資料もあり、学芸員さんの説明も丁寧。また寄らせていただきます。




紀州鉱山、まだまだ探す余地のある産地です。

採集品はエグくて載せれませーん! てことで。

4/1は関係ないから! ボウズじゃないんだから!!!