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甘い甘い海老で鯛を釣る

2018年11月13日 | 釣り


活のウタセエビが何よりの釣り餌だと思うけど、売ってる店は限られる。
舞鶴−日本海方面の釣り餌屋さんに在庫を問い合わせても軒並み全滅。

近海の底引き網漁が行われる近くでしか無いんかな?

仕方なく冷凍のテンヤ用海エビを買うのだが、頭が取れやすい上に20匹で1000円程と高め。

スーパーのエビでアカンのかなと思って実験。

検索すると皆さん同じ考えのようで、甘エビやらでやってらっしゃる。

自分も右へ習えと、砂糖漬けの甘エビと、ジャコ海老(多分サルエビ)を冷凍にしてみた。



それぞれ30匹位入ってて400円ほど。先の釣り餌と比べるとかなりお得だ。

さて実戦と舞鶴のボート釣りへ。





朝9時に冠島を目指して舞鶴港を出港。




凪いだ海を25ノットで40分ほど直行して着くと、日曜日だけに乗合や釣り船が凄く多い。

パラシュートアンカーを入れた10隻程の船団が二か所にいてはって、オキアミフカセで鯛を狙ってる。

魚集まるやろなぁと思うも邪魔にならぬよう離れ、水深30m前後のカケ上がりを遊動テンヤで狙う。




まずは課題の甘い甘い甘エビから。

尻尾を噛み千切る度に砂糖の甘さがクドい。
繰り返す度にオエってなってくる。今度から尻尾切って冷凍しよう。

親バリを尻尾に、孫バリで胴と頭を繋ぐ。 団鬼六掛け。



行けー!と落とし、底を切ると一投目からアタリ。



やっぱり君か。
まぁ君は何でも食うのやろけど嬉しい。



その後は何投かガシラが続いた後にアコウ。



コレは嬉しいなぁ。 いらっしゃいませ。
でもアコウも何でも食うやろしなぁ。。

ベラやイサキや根魚が続いた後、本命のタイと小ぶりながら御対面。
(嬉しくて写真無し)

甘エビでもタイ釣れますわ〜
アピールデカそうやし、頭取れにくいしええんちゃう?ってのが今回の結論。



この日は船団でのオキアミ撒きに分が有ったようで、残念ながら根魚祭りで帰港。
実験は面白かったし、次に繋がるかな。




翌日、次の釣行用に買い足した甘エビを加えて刺盛りに。



アコウの下から時計回りに、イサキ・ベラ・甘エビ・タイ・ガシラ。

ベラ、捌くの面倒やけどやっぱり美味い!

デモヤハリ、タイガイチバンウマイ。

これまた茨の道やのう。

秋の鯛釣り

2018年09月20日 | 釣り




鯛を釣りたいなぁと焼酎をチビチビやりつつ思い、9月に入ってから夜な夜なテンヤを作っていた。



当たりカラーは? 重さは? 飾りは?



釣具屋を冷やかしたり、動画を見たり。 妄想、想像、織り交ぜ紡いで、せっせと夜なべ。


朝夕に少し涼しさが感じられる様になった9月の半ば、渡船屋さんの釣果情報を見てみると、

型は小さいがポロポロと鯛が釣れだしていた。

そろそろ行きましょか? 石友さん達と連れ立って紀伊長島へ。





名阪国道ー伊勢道と走り、朝5時に石倉渡船さんへ到着。

受付を並んで済ませ、予約した6人乗りをレンタル。

公園の手漕ぎを大きくした様なボートが、8時間で15500円。

毎度ながら高いんか安いか分からんが、やる気満々で船に乗り込む。



・ブクのスイッチ良し!
・FGノット良し!
・勿論腕は良し!!

満を持して出航~



朝6時、大間のマグロ漁船の如く、皆さん一斉に思い思いのポイントに向かってエンジン吹かして散って行く。

自分らも白灯から西のポイントへ向かう。 15馬力船外機ノロマや〜



ブーブーブーと、えっちらおっちら。

おっとり刀でポイントに着き、まず活ウタセの水変え。

残念な事に購入した時点で半分ほど亡くなっていた。 透明なイキの良いエビから使っていく。






1投目 底をとって切ると、ココンと早速アタリ。

ヒュンと合わせると乗った! が引きは小さく、釣り上げると知らん魚。

幸先良いけどコレ何や? ?  ( 後で聞くとメイチダイ。目に一文字模様が由来で高級魚やそうな )





2投目 同じくメイチダイ。 海タナゴの魚体にメバルの目をくっ付けたみたい。


3投目 食いは立ってるので手返し良くいく。

PEの色で底手前で一旦止めてからのゆっくりフォール。

コココンと向こう合わせ気味に尺程の真鯛が食ってきた。



嬉しい〜 マダイデス!




このパターンかな? と続けると小鯛が数尾釣れた後に、37センチがヒット。



お刺身サイズ! 今夜のアテは無事確保。 ここは大事なトコ。




こりゃ行けるぞ~とテンヤを8号に落として送り込むとゴツンとしたアタリ。

合わせからいきなりドラグがジージーと出まくり、竿は海へ向かって弓なりに突っ込む。

わわわ!と竿を立ててためるがリーダーのフロロ 2,5号が、パツンと切られて終了。  

コレは悔しかった!

高級竿なら取れたんかなぁ。。



その後もポツポツと釣れ続き、潮が緩んでアタリが遠のいたところで、イケスから小鯛を一匹掬って刺身に。



釣りたての魚はやっぱり美味い甘い。

こりゃ釣り人の特権やなぁと、いつもながら思う。


その後もアッチコッチと移動してみたり、テンヤのカラーチェンジしてみたり、虫餌にしてみたり、

あーだこーだと思い思いの釣りを楽しんで14時帰港。



石友さんも良いキビレや丸ハゲやと、何やかんやと色々釣れて満足されてた。

この日もめっちゃ楽しい一日やったなぁ。


上からメイチ・キビレ・マダイ






次は欲張ってリーダー4号にしてみよ。

優勝力士が持つ様な真鯛を狙うのだ。


一級小型船舶免許 飛び込み受験

2018年08月24日 | 釣り


遡る事 20数年前、仲間内でボート・バス釣りやジェットスキーが流行り、自分も飛び込みで旧四級小型船舶免許を取得した。


イソイソと5馬力エンジンのゴムボートを購入し、アチコチと海に浮かべて釣るも、
いかんせん船が小さくて沖には出れず、
片付け・潮抜き手入れも手間で、あまり乗らずに手放した。

その後は友人のジェットスキーをたまに乗ったり、
紀伊長島の石倉渡船で、船外機付きの小さなレンタルボートで湾内釣りを楽しんでいた。
二級小型船舶免許で十分だった。



ところがである。



先に舞鶴沖へボート釣りに行った時の話。
レンタル出来るボートはリッチに大きく、安定して沖を目指す事が出来た。



自分の持つ二級小型船舶免許では、陸伝いに5海里(約9km)までしか航行してはならない。
目指す冠島へは伊根港から直線で向えず、GPSモニターで5海里を考えつつ航行せねばならなかった。




そうして辿り着いた冠島周辺の海の色は、
本当に美しい青。



釣りを始めて数十年経つが、今まで見てきた海の色は何だった??
驚くほど青が深く美しかった。


冠島以外の沖合いポイントでも竿を出してみたい。
自由に動きたい。


5海里縛り ホンマに邪魔やな。


一級小型船舶免許ならば、全ての海域を航行できる。


この時に取ると決めた。


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自分の様に二級から一級免許へのステップアップの場合、
実技試験免除・学科もアレコレ項目が免除で、
運航上級Ⅰ 運航上級II の2科目だけが試験対象。




独学で一発試験なら、費用は身体検査と学科試験料を合わせて10050円で済む。

気がノってる内に、後戻りせん様にと、大阪市大手前のJMRAで2週間後の試験を申し込んだ。

やるぞ〜!


用意した勉強道具は、



舵社の問題集
デバイダ
シャーペンタイプのコンパス
30センチの製図用三角定規
よく消える消しゴム
シャーペン
目薬と、有ればハズキルーペ



問題集付属の海図( A3くらい )をコピーして、運航上級Ⅰの海図に取り掛かるが、
海図の基本を知らない。覚えてない。

は?って。

緯度経度の60進法やら、三角定規の使い方やら、右も左も解らぬ事ばかり。

はーー? って。

参考資料を下さい、、、と検索すると、
「2馬力ボートでロックフィッシュ釣り!」

さんに基本が分かりやすく説明してあったので、参考にさせて頂き徐々に理解。

コピーした海図に、進路・速度・距離・潮流と計算し、航路を書いては消しを繰り返していくと、
間違いが減ってゆく。

( 試験本番は電卓禁止。 余白で筆算やから小数点第2位を四捨五入とかカナリ面倒やった。)



試験前日までに問題集を二巡し、空き時間にネットの問題を携帯でポチポチやってると、

合格の手応えを得た。 よし。




試験本番

大手前のJMRAにて午前9時から試験開始。



一級、二級、特殊(ジェットスキー) まとめて身体検査と学科試験。

一級受験者は自分を含めて4名で、スクールの教材を広げてはった。

独学は自分だけかと思うとチョイ焦る。



海図と用紙が配られ、始め!の合図で問題を開くと、やった事のある問題ぱかり。

「舵社さんありがとう〜!」と心で叫び、海図に取り掛かる。



試験用海図は問題集付属の物よりも大きく、

コンパスローズも比例して大きいので、目盛りを読み易く誤差も少なかった。

45分程で全問を解き、制限時間70分の時間ギリギリまで見直して海図を引く。

手応えを感じつつ試験会場を退出。





会場外の廊下には当日の解答が貼ってあり、自己採点が出来る仕組み。

運航Ⅱ の問題のディーゼル機関と燃費の問題で凡ミスしてたけど、他は正解で合格ライン。

やったー!! と喜びながら、石の先輩主催の飲み会場の京都へ向かいましたとさ。

足取りの軽かったこと(笑)


数日後の合否発表で、無事合格。 速攻で免許貰いに行きました。





感想

風呂上がりはノンアルで我慢して、普通の人が1週間キチンと勉強すれば、一級ステップアップは飛び込みで取れます。

次の冠島は直線コースで! 5海里以遠の漁礁狙いもええなぁ。


日本海 ボート釣り

2018年08月06日 | 釣り







釣り情報を見ていると、日本海・舞鶴沖の冠島ってポイントをよく見る。

大物やったり、数釣りやったり、一度竿を出してみたいと思ってた場所の一つ。




この春、失効していた船舶免許を大手前で更新した際に、舞鶴港にある会員制レンタルボートの

パンフレットが備えてあり、そこそこ大きな船をレンタル出来るとあった。

おぉ、コレなら手前船頭で仲間と気楽に冠島へ行けるやん! と、

早速会員の申し込みをし、目出度く審査に受かり、この度石友さん達と日時を合わせてボートを予約。




綺麗さっぱり忘れていた海上法規を復習して、よーし釣るぞと舞鶴港へ。

待ち合わせのマリーナへ着くとクルーザーやら置いててリッチな感じ。



正直場違いな感じも。。

しかしながら従業員さんはフレンドリーで一安心。

ひと通りの取扱説明を受けた。
釣り具も積み込んだ。

本日天気晴朗ナレバ波低シ

いざ出港〜




今回YF24ってボートをレンタル。 GPSマップに魚探付きで迷子の心配無し。

定員8名で150馬力のガソリンエンジン。

コレは調子に乗ると、「別途燃料代」が恐ろしい事になりそうだ。



(後で調べたら4発の2.6L   コレを5000rpmで数時間ブン回したらかなり食うわ)



スローでマリーナを出て航路へ。

グイっとスロットルを押し込むとグイーンと加速してくれる。

腹八分目の25ノットで伊根港を目指す。 こりゃ快適だ!



進むにつれ徐々に水の色が青く変わり、気持ちも昂ぶる。

皮算用では、伊根港でノマセの餌の豆アジを釣り、冠島で根魚・カゴフカセで真鯛と

脳内ソロバンをパチパチ弾いてた。




伊根港に着き、舟屋をぐるっと回ってみる。

海から眺める方が口開いててダイレクトだった。


その後魚探をチェック、反応のある所でサビキを落とすが全然ダメ。

うーん、コレは時間が勿体無いなぁと協議の結果、船長判断の結果、冠島へ転進。





成生岬寄りを回って冠島に近づくと数隻が竿を出してはる。

水の色は更に変わり、ある石友さんはサファイアブルーやと。

ある石友さんは紺碧やと。

とにかく濃い青が水平線まで広がる。 見事な青。




その先の小島で魚探に反応が出た所でアンカリング。

合戦用意ー! とカゴにオキアミを詰めて落とすと一投目からゴンゴンとアタリ。


巻き上げるとイサキ。  石友さん達のサビキにも鈴なり!

それからは入れ食いが続き、型は小さいながらもイケスはみるみる満タンに。




こんなに食えんぞ! と深場狙いを申し出るも、

「もうちょっと! あとちょっとだけ!!」 と意見具申は通らない。 100匹は釣ったのに。



仕方なく諦めてイケスから一匹を掬い、船の上でお造りに。

シコシコと歯ごたえの次に、イサキの甘みがぶわーって広がる。



これがホンマに美味いんよ。

釣りたてって身が活ってる。





ノンアルなのがつくづく惜しいが、

皆さんニコニコと、美味いウマイと笑い食べ、

また来た、ダブルだ、トリプルだ! と騒ぎ楽しんだ一日やった。



やっぱり気の合う仲間とは何して遊んでもええもんだ。

次は鯛狙い!

うなぎ筒 自作

2016年08月13日 | 釣り



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構造を簡素化しましたので、簡単に作れると思います。
70cmのウナギ捕れましたよ! 

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罠を仕掛けてウナギを捕えてみたい。
子供の頃、仕掛けたセルビンを引き上げる時のドキドキ感を味わい、かつ獲物が美味いウナギならば文句無し。
いっちょ作ったろとゴソゴソ。




まず、ウナギ筒で検索してみると、
竹製、 木製箱形、 塩ビ製、中華製など色々有り、カエリの有る物・無い物とこれまた色々。
動画や写真を参考に、技研本部始動。

耐久性・加工性から、40パイ塩ビ管をチョイス。
餌部屋、 ウナギ部屋、カエリの3パーツに分かれる仕様で考える。




餌室

先端はぶつけるので強度を持ちつつ出口側に匂いが流れるよう、エンドキャップにホールソーで穴開け。
細く輪切りした塩ビを、少し詰めて炙り広げ、Cリング状にして内側に沿わせてエスロンボンド固定。
これを段にして、カニや雑魚にミミズを食べられず、かつ脱走出来ない様に網戸の網と園芸用プラ網を併用で仕切り。




ウナギ室

仕切りの真下にリューターで四角の開口部を作る。同じ40パイの塩ビを縦に切れ目を入れ、こちらにも同じサイズの開口部を開けて本体に被せ、左右スライドで開口部の開閉、獲物の取り出し口とする。レールも付けた。



カエリ部

当初、ネットで紹介されてる手法の、同じ40パイ塩ビに切れ目を入れてトーチで炙り、ペットボトルの口に沿わせてすぼめてみたが、どうも硬い。
塩ビ板(下敷きみたいな厚さ)をホームセンターで購入し、ハサミで長細い三角に切りエスロンボンド留め&コーキング固定に変更。

重りに鉄筋を抱かせ、紐付けて完成。


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試作器運用実験

石の先輩いわく、三重のK川尻で日没時にブッコミでウナギ釣ってるぞ!

また騙されたらええんでしょ!? と、憎まれ口を叩くも、一応蒲焼きセットを持参。
あくまでも保険に肉も用意して出撃。



日没前にドバミミズを詰めた筒を、テトラ際に3本投入。
よく見るとそこら中が放置された筒だらけ。

めっちゃおるんやろねウナギ。

ブッコミ仕掛けの竿も2本用意。

ブクブクの電池も確認し、気合い満タンで日没を迎える。




だが釣り人が全然来ない。月が出てるから?
タマに小さなアタリは来るものの食いは悪くタラシのみ餌を取られる。
筒メインと考えても、釣竿が渋いと嫌な予感がする。




嫌な予感は的中。
竿に来たのは鉛筆ウナギのみ。筒には何も入らず。いずこへ~
汽水でミミズがすぐにプヨプヨとふやける事が分かっただけ。他のデータは得られない。

結局石友さん5人で、いつもの七輪宴。

飲み食い喋りは楽しかったけど、やっぱりまたしてもこれまたボウズ。

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試作器改良

ウナギの棲む川が近くを流れる、年券持ちの石友さんに筒を預けて実践してもらう。

ミミズと合わせてサワガニを筒内に入れて翌日引き上げると、サワガニはトゲトゲカエリ部に引っかかり固まり、一部脱走してたとの事。

コレではアカン! とカエリ改良。
「ウナギ コロバシ」で出る四角形の木筒を参考に、50パイ塩ビ管を炙って四角に変形させたい。
50×3.14÷4=39.25
一辺が内径4センチ程の四角い断面が出来る。
何かないか?と探すと、バルサミコ酢の瓶が良いサイズ。



塩ビをトーチで炙って瓶を突っ込み、内外から押さえて四角に。
カエリ弁は先のの薄い塩ビ板。



寸法に切ってから餌の匂いが流れる穴を開け、のりしろの先で軽く炙ってバネが効く角度に曲げる。
エスロンボンド&タイラップ止め。

40 /50パイ 継手で接着固定

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試作2号器運用試験

餌にミミズと稚鮎を使い、2日間沈めた筒を引き上げを見に行く。




一級河川の中流域支流で、鮎・ハヤ・ハエがヒラを打ってた。
何ともソソる。







よし 筒上げるぞ!

川の中から隠されたソレを引き上げる際、差し込みのみのカエシ部が外れ、筒の中に黒い何かがチラッと見えた。

何かおる!クーラーへ傾けるとヌルンと落ちてきた。ウナギや!!

バンザーイ!




サイズは50cm程と小ぶり。
淡水の餌のせいか青味が強く綺麗。
こいつは竹筒・塩ビ筒の、餌の好みなど習性を見る為に、水槽で保護観察となりました



コレは面白い。簡素化・改良して量産型へと進もう。

自作した道具に狙った獲物がかかると、何でこんなに満足するんやろね。

正月のハゼ釣り ハゼ寿司

2016年01月06日 | 釣り


「川尻のテトラ穴釣りでハゼ入れ食いやぞ!
20cmオーバー混じり、15cm以下リリースでクーラー満タンやぞ!」


まーた甘い誘いが石の先輩から来た。

嘘はつかん人ながら、前日迄は良かったのに・・・ってのが釣り。

シャクられたイソメに食いつくかの如く和歌山へ。



現地集合してみると潮は引き、テトラ・石積みの水深は50cm程。
その先は砂泥。
下げ止まりのタイミングで穴がほぼ干上がってる。

上げ潮を待ちつつ、のべ竿・脈釣り仕掛けで竿先の穴を狙うとブルルン。
10cm強の小ハゼ。




浅くても隠れとる。あちこち探るとゴンゴン!と20cm

その後、潮が上がり出すと活性も上がり入れ食いに。
型は小さいが良い穴では20匹ほど釣れ続けてた。

自分は釣りを休憩、飯用にハゼを捌く。



ウロコや頭を落としてると、皆まだか?と覗きにくる。
もーちょい待ってやー

各々お湯を沸かし、どん兵衛とハゼ寿司のセット。



白身はシコシコと歯応えあって、ジュワーと口の中が美味しい成分で溢れる。

ハゼて死んだら、この色艶が歯応えが無くなる。 釣りたての特権なのだ。




肝は小さいながらも、甘味と旨味が口の中に広がる。
しみじみ美味かった。。



水に棲む獲物を探す視覚。
竿を伝う魚の触覚。その場で食う味覚。
普段はグーと寝てるヒトの本能が、イケイケ!と悦びよったのです。



追記

持ち帰った分でハゼの天丼



ふわふわ! うまーい!


ハゼ釣り ハゼ造り

2015年09月16日 | 釣り


大阪の近所のスーパーの鮮魚コーナーで、ハゼは食べたいが売ってるのを見た事がない。





子供の頃、簡単な釣りだと叔父に連れてって貰い、帰宅後に天ぷらで食べるとビックリ旨かったのを覚えてる。

以来、秋を感じるようになると、あっちコッチの川へとハゼを釣りに行くようになった。

ほっくりと甘いハゼを求めて、今年は三重県雲出川尻へ。





石友達と前夜入りして、七輪で肉や魚やと炙って宴。

外で炙ると美味さ倍増なのです。






えぇ時間まで飲んで、起きたら誰も居ない。 慌てて追いかけて朝7時から釣り開始。

石ゴカイを付けてヒョイと投げると、型は小さいが入れ食い。ズル引きで追い食い。

ハゼハゼハゼドン ハゼハゼドン



こらアカン、1人で食いきれんぞ。。 と投げるのを辞め、のべ竿に玉浮き一本針のクラッシックスタイルに変更。

底をとって流すと、ピクピク・・ スコーン! と消し込むから面白い。



適量を釣った後、その場で三枚に下ろし試食。




頭を落とすと白子?? と見間違う程にプリっ! と肝が大きい。
この川は餌に恵まれてんのかな?



「いただきまーす」

肝和え造りで口に放り込むと、石友と声を揃えて

「うまっ!! 甘っ!!!」




にちゃっと白身の旨味が舌の縁に、つるんと肝の甘味が舌の先に、

噛んで混ざって口中を綺麗にハモる。 ふははは~

やっぱしハゼは美味いなぁ。

ケタケタ笑いながら今年も美味しく頂きました。

今シーズン、もう一回くらい行きたいな。
天ぷらしもってビールもエエね。


飲んだ 釣った 飲んだ

2015年06月08日 | 釣り


「炭火で炙って肉食いたいなぁ」



夜な夜な飲みながら、出来れば獲物も獲ろうや!と話になった。

和歌山・田ノ浦港(雑賀崎の裏)に、MAX情報では豆アジとイワシが周ってるらしい。 参考程度やけど。

車ベタ付ポイントやし、飲み食い優先。と石仲間で土曜日夜集合。

釣竿はセットだけして、早々と七輪に火を入れて宴の始まり。

各々持ち寄った食材をジュー

朝挽き地鶏モモとササミのタタキ。



プレモルのエール、初めて飲んだ。
美味いけどもっとエールに振ればいいのに。



ミリン干し、えぇソーセージ、唐揚げ、タラコとかオニギリ、etc
外で炙ると尚更美味い~
結局焼酎にシフトアップ。


火を囲むと気持ちが和む。 本能やろね。
清濁合わせて揺らめいて消える。

酔って夜の海を眺めながら、この地から旅船でビシマが関東や長崎へ拡まったんか。とか想像したり。
高橋治の「秘伝」をまた読みたくなったり。
ちびちび ゆるゆる。


お腹も膨れ、風も出てきたので2時頃から仮眠。 6時前に起きてサビキ開始。



すぐに豆アジが忙しく回り、7時頃からイワシに変わる。 入れ食いで忙しい。




釣れたてのイワシを手開きで頂く。
背の青味が違う。これは滋味だ。



ビール再開も止むを得ぬ。

9時過ぎには当たりも散発的になり納竿。 頭と腹出してから帰る。

気持ち良い宴でした。またやりましょ。



今回の当たりサビキ
ハヤブサ・豆アジ専科 リアルシラス



イワシの群れがこのサビキでUターンするほど反応良かった。大当り。


ハマグリ刺身 鍋 いただきます。ました。

2014年03月19日 | 釣り


まずは採ったその場で


ハマグリ刺身。



 
持参したワサビ醤油を添えて、ルビコン河を渡る。




美味い・・・ びっくりした。 これは食うべきだ。

赤貝に似たねっとりした甘味、貝柱と紐から続く旨味。 これは丸ごとオツユだ。



海の上に突っ立ったまま、採ってすぐ食う幸せよ。

生食は魂が奮える。



(身にビタミンB1を分解するアノイリナーゼという酵素があり、これが人の腸内でB1を分解してしまいB1欠乏症になる恐れがある為、はまぐりは生食は適しません。自己責任で。)



満ち潮に合わせて撤収後、小さいハマグリの茹汁でカップ麺。




いける。

シーフードミルク味がクラムチャウダー風で相性良かった。

疲れて腹ペコで食うから、濃い味付けが尚更旨かった。





帰宅後

最大75mm 指4本。





翌日、本番みぞれ鍋




なんだこの旨さ。


輸入物の小さいのと比べると格段に味が濃く深い。 魚も型が大きくなり脂が乗るのと同じ理屈か。




滋味がいっぱいいっぱい溢れ止まらん。  味蕾は我先にと脳に新しいハマグリの味を伝える。


旬の本物を食うと、血が温かく流れるな。





ハマグリ包囲網

2014年03月18日 | 釣り



目標

砂中に潜行する蛤を探査、 最大限に捕獲・賞味する。



装備品

既存の熊手等では効率が低く、新規装備品の開発・実戦配備の必要性が強く認められた。




探査針ソナー部の自主開発が必要と判断され試作に至る。
水中突入時の抵抗は低く、かつ広範囲な索敵性能が求められる。
ただし重量は連射運用に耐えうる範囲内とする。

零号機・初号機、  ソナー部・捕獲部



敵発見後はソナー反対部に捕獲器を取付ける事により、装備品の単純化・効率化が見込まれる。
即ち双頭化である。



実戦

三重県某浜 0900時 作戦開始。

これは演習では無い。繰り返す、、、










ウェーダーでザブザブと誰よりも先に沖を目指す。 

スタンドオフ攻撃・先手必勝・やった者勝ち。 甘美な響き。


潮が引ききるまでは探査針が有効で、序盤の首尾は上々。



慣れてくると貝殻とは違いが解ってきて、中身の詰まったハマグリは「ゴツっ」と重く当たる。



コレ位がアベレージサイズ。  5-6cm





干潮時・潮が上げきってしまうとハマグリも潜ってしまい、重く締まった砂泥を20cm程掘り下げる土木作業の繰り返しになる。



両手持ちで力の入る 柄の付いた鍬系の方が有利かも。


バケツ満タン級で10cm混じりが理想やったけど、






備中鍬をウェポンにしてた先輩は、干潮時のガマ開けに成功しハマグリ120個越え・懸賞金3000円の奪取に成功。

やられた~


やはり、ド干潮時に手返し早い鍬がキモかもしれない。

次回に備え、さらなる装備の改良が必要でなのである。


この遊びもヤバい楽しい~