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笹間ケ岳 水晶

2011年03月29日 | 鉱物採集 三重
笹間ケ岳 水晶

井手町を後にして、煙水晶を探しに笹間ケ岳の麓の尾根と谷を探索

橋を渡った漁協の密漁監視小屋脇に、断りを入れて駐車させてもらう。




不動岩へ行くには道があるみたいやけど、烏帽子岩に向けて獣道を北西に進む。

道なき道を進む。

藪を漕いで進む。

っと石英の塊に針水晶が群れてた。 とりあえずハツってイタダキマス。




煙水晶に会うまでは不転退の決意をもって、滑落せぬよう木の根につかまりよじ登る。

烏帽子岩あたりから 385ピークまでは、獣道もなく、谷のシダをかき分け往生する。

385ピークには三角点も見当たらない。



トータル3時間ほど汗をかき探索した戦果は







先のソレだけ。




さみしいかぎり。

亀岡 高村鉱山

2011年03月22日 | 鉱物採集 京都
亀岡 高村鉱山

大城山鉱山の裏にあり こちらもマンガン。

林道入ってすぐの杉林のズリは軽くチェックだけして奥へ進む。

未舗装林道を FR街タイヤの軽トラでゴトゴト登る。結構イケるもんだ。
路肩に余裕のある場所で停め、沢を詰めていくと黒い石がゴロゴロしだす。

手にとって重さを確かめたり、付く黒い粉を匂ってみたりする。
黒いけど白いのに当たりが多い気がするが、イマイチわからない。

あーでもないこーでもないと考えながら沢を詰めていくと黒いズリ発見。
傾斜はきつく、ズリは腐葉土に覆われてた。


滑落して真っ黒けの遺体とならぬよう、慎重に登る。


登ると坑口。




坑口前で怪しい黒色を集め、タガネで割る。
「ざんねん賞」の残骸の山を足元に築く。

徐々にピンクが出だし、ほっと一息ついてタバコを一服。

坑口から山を眺めながら吸うタバコは、いつも旨い。




大城山鉱山 亀岡

2011年03月21日 | 鉱物採集 京都
軽トラにCRM君を積んで出発。 親亀子亀作戦で出撃。





R423曽我部町犬飼から犬飼川、犬飼林道(舗装)に沿って西進し駐車。
装備を固め、子亀を射出。

前回ジムニーで下見時はゲートが南京錠で封鎖やったけど、今回は林道拡張工事で開いていた。

河川改修現場横の分岐には新しい看板が。 親切なんやけど、ゲート封鎖してるのに何で??
将来的に開放するんかな?




工事の邪魔にならぬよう、むしろ見つかって追っ手がかからぬよう
1速高いギアで静かに素早く進む。



目的地に着き、黒いマンガンを追って谷を詰めるとズリ・坑口。
トロッコ?の軌道跡が伸びていた。




しかしマンガン鉱石は難しい。堅いし。
まだまだ白帯には石を割っても、なかなかピンクに出会えない
手にとって重く、かつピンクかかってる石を割っていく。

えい! と割ると 「ハズレ」 「スカ」 「残念」 と足元に残骸が貯まりだす。

くっそー!と割ると 「当たり」 出ました バラ輝石。

気を良くしてさらに割っていくとピンクの中に緑色に出会った。 緑マンガン?
マニュキュアとか塗るらしいが持ってないので とりあえず撮影しとく。



帰宅後洗浄。乾燥させて翌日にはもう緑色消えてた。。


綺麗なピンク達






付近の林道は,九十九折れや倒木やらで四輪無理。
CRM君は1速で半クラあてて登るシーンすら。


4スト250位のほうが楽しめそう。

他に林道沿いに2か所、坑口を確認するもズリはほぼ無しやった。



亀岡 穴太 水晶

2011年03月19日 | 鉱物採集 京都
曽我部町穴太の方で聞き込み。

農作業してた爺ちゃんに教わり、マンガン掘ってたらしき山に入る。

と 足元に水晶。小粒やけど綺麗。



打ち上げ花火のように 光の具合で遊色しよる。

水晶は解りやすくて綺麗で初心者にはいい!

尾根に谷に歩くが、夕暮れで石英の結晶もズリにも出会えなかった。

山を出て、たんくらサンに遊びに行く。

親切な方で、色々とアドバイスをして下さった。

ありがたいなぁ。

サンプルを少し分けて頂いて、気分良く帰る。


洗浄した水晶 透明度もナカナカ





根元のサビの醸され具合もイイー





大阪府豊能郡能勢町宿野 採石場跡

2011年03月14日 | 鉱物採集 大阪



うぉっちずを見てて この辺りは崩壊地の記載が多い。
昔の採石跡との事で行ってみようと。

被災者や救助隊、原発関連等 死に物狂いで頑張ってる様を思うと少し気が重い。

が、家で暖房入れてTVの番をしてるだけでも結局なぁ。。と思い、
せめてGAS食わん軽トラで行く事に。

NHKのAMラジオにチューニングを合わせながら、車を進める。



暮坂峠の北の未舗装林道に入ってすぐ、駐車スペースがあった。




そこからうぉっちずでは 2本の林道が崩壊地に伸びている。
着替えて準備。SD忘れてデジカメ使えず。

携帯のカメラで 地図手前側 から入る。

廃道でした。 四輪二輪 無理。 徒歩でも雑草倒木だらけで大変。
これから春に向けて雑草伸びたら、徒歩も苦しいやろね。




登るにつれて抱えきれない大きな石がゴロゴロしだす。
広野と似た様相になる。




わっせわっせと石切り場まで出ると切り立った場所に出た。





時期が時期だけに 大きな揺れがきたら本当に危ないと思った。




非業の死を遂げぬよう早々と立ち去る。

少し離れて安全な場所に出て豆ガマを観察。


「バカボンのパパ」の鼻毛みたいな結晶した緑簾石を発見。

えい!っとハツったら見事に吹き飛んだ。 これではダメなのだ。



飛んだ先を探すも見つからず、他の豆ガマの緑色をハツって持ち帰る。

時計を見ると16:30 風も出てきたので帰路につく。

廃道にそって下りると 途中で図のの道と繋がってた。

傍らのエルフのバンの残骸。


この型は見たこと無いぞ。初代の後期モデル?

こちらの道の方がずっと歩き易く、二輪のトライアル車っぽい轍があった。
倒木も乗り越えてた。上手い人やないと無理やろね。四輪は幅的にも無理。

トコトコ歩いて車に戻るとうす暗くなっていた。

採集品

豆ガマ

ルーペで見ると 透明と緑色の水晶が見える。
結晶全体が緑色やし、苔ではないし。



緑水晶やったらラッキーやけど 結晶の大きさは2~5mm程度。

でも嬉しい。


これでいいのだ~。

亀岡 湯の花温泉 京都 烟河 (けぶりかわ)

2011年03月08日 | 温泉 ☆☆☆   梅
亀岡 湯の花温泉 京都 烟河 (けぶりかわ)  ☆☆☆

相方  ☆☆☆






フロントで代金を支払って2Fへ。
宴会場や客室の間をグネグネグネグネ進むと 大浴場に到着。



お湯は能書きによると単純弱放射能温泉とか。無色無臭の普通のお湯かなと。
循環の加温やけど、塩素臭くない。


被爆上等で心地良く手足を伸ばす。

写真HPより



内湯と露天があり、露天のロケーションはグランドに面してて、ちと惜しい。
湯船も洗い場も清潔。
きちんと掃除してはるんやろね。

この辺りで日帰り入浴600円は良心的ちゃうかな。

また寄ろうと思うお湯やった~

ガーミン オレゴン と カシミール3D と うぉっちず と。

2011年03月07日 | 道具
以前にヤフオクで購入した ガーミン オレゴン200 日本語化仕様

実際に行者山で登山道から外れて獣道や杣道、ブッシュ藪漕ぎをして使用してみた。

本当に使える。 

現在地が一目で判るから脇尾根に入って、この谷回りこんで~と不安感全く無く
山探索に使えた。


以前ボート釣りに凝ってた時、海図片手に山立てして、根の上に船位させて~と難しかったけど これならピンポイントで出来るやろね。

電池はエネループをメインに、予備でアルカリをリュックに入れてる。
フル充電で朝から夕方までは普通に使用できる。
雪山とか電池に過酷な条件やったら消耗激しいみたいやけど。

国土地理院うぉっちず 1/25000~任意の縮尺を画面で表示できるのが なによりも魅力。

60シリーズも格好いいけど、オレゴンの液晶の大きさは 直感的に脳に入ってくる情報が多いと思うのとタッチパネルでの操作性が気に入ってる。
次も買い替えるならオレゴンにしよう。

実際のうぉっちず表示方法は

まずカシミール3D(フリーソフト。秀逸。感謝!)をインストール。

本屋で書籍バージョンを購入すると最初はわかり易いかも。

本付属のCD-Rからだと古いバージョンなので
最新Verを入れないと、ガーミンで地図表示されない場合があったので注意。
(自分がそうなった)

カシミールを ファイル→オンライン状態で地図をスクロールすると
開いたうぉっちずをHDDに自動で保存してくれる。すばらしい。

その際 ファイル→「地図の保存先 容量の設定」画面でうぉっちず保存容量を640M制限のチェックから無制限にしている。

自分の場合、ノートPCに保存して、非ネット環境の出先でも使用している。
すんばらしい。

・うぉっちずを画像として切りだすには、
任意の縮尺で地図を開き「編集」→「選択範囲を決める」でマウスドラッグ
赤い斜線で範囲を決める。

ここから 「ファイル」→「表示画像を保存」→「選択範囲を保存」とすると、
うぉっちずの任意の部分の地図をBMPで作成できる。
JPEGに変換しても良し。マーベラス。




・ガーミンに地図を表示させる場合は同じく「編集」→「選択範囲を決める」で赤斜線範囲を決め「ツール」→「マップカッター」→「切り出し」を選ぶ。

任意の出力先フォルダーを作成してそこに出力。

出力形式は [GARMIN/Google KMZ ] にチェックを入れる

任意のファイル名で1つのファイルにまとめるにも一応チェック

枚数で指定にチェック。 分割数を縦横1枚に設定。 

10枚×10枚とかのほうが画質は良くなるらしいが、

ガーミン本体を立ち上げると 「too many maps・・」とエラー表示が出た。

よって縦横1枚の出力設定にしてる。

これで任意のフォルダーにマップカッター作成地図がKMZファイルで出来る。

これをUSB接続したガーミン本体の 「Garmin」フォルダを開き「CustomMaps」フォルダーを作成し、先ほどのKMZファイルをコピペ。

これでうぉっちずをガーミン上で表示できた。
 




先日の亀岡・行者山徘徊がこれ。




現在位置が青三角。 軌跡が黒線。
緑ピンはウェイポイント(任意の地点で名称も決めれる)。

赤ピンは任意に置けて、座標と現在位置からの距離、方角も出る。
右上の+-は縮小拡大

これで道迷い・ストレス無く、山の中で探検気分を味わえる。

手放せませーん

多田銀山 怖い

2011年03月03日 | 鉱物採集 兵庫
多田銀山の周辺にある多田親鉉、間歩を調べて実際に行ってみた話。

多田銀銅山悠久の館、瓢箪露頭など見学してから、一旦車で北にある万善集落へ移動。 道の駅猪名川のあたり。

そこから「猪名川町歴史街道」を南進すると先程の多田銀山まで繋がってるので歩く。

資料によると間歩だらけの谷筋で、歴史街道は途中から一旦尾根に上がるが、無視して谷筋を詰めると間歩が点在してた。

そのうちの1つの間歩に なんとなく入ってみた。

斜坑の入口の木にロープをかけヘッドランプ装備で入ると、正面は湧き水を越えて行き止まり。

左手に深い坑道があった。

ヘッドランプの明かりでは捉えきれないので手元の石を落とすと 「カーン  カーン  カー・・」と深い。

しばらくその場で、当時の人の素堀り具合などを想像し佇ずみ、

足元に転がる母石を割ったり、壁に残る米水晶をハツってから脱出。



その帰路から 非常に腰痛が激しくなる。

仕事柄、以前にヘルニアを患ったのだが、最近の経過はMRI撮っても良好やった。

今回特に腰を捩ったでもなく負担をかけたでも無かっただけに気味が悪い。

帰宅後 湿布を貼って横向きに寝るも痛みが酷い。

深夜に何故か物音までする。 

霊感など持ってないし 信じるタイプでは無かったが、何か連れて帰ってきたか?? と本当に思った。


間歩に潜った翌日はさらに腰痛が激しく、だましだまし仕事をしたが痛みは治まらない。 その夜も寝ていると物音がした。


いよいよ気味が悪くなり、多田銀山について検索しなおしてみると、、



十六人が落盤で亡くなったらしい由来の十六人間歩 首切り池  豊臣秀吉の埋蔵金、それに伴う死罪人間歩

現存する地名 「猪名川町銀山墓ノ谷」「銀山墓ノ元」  多々恐ろしいのがでてくるやん。。。

生野銀山や石見銀山が観光資源としてアピールするのに対して、多田はそれが弱い気がする。

邪推が膨らんだ。

多めに寝酒をし、翌朝職場には営業に回ると告げて能勢の妙見さんへ。

痛み止めにロキソニンを飲んで運転。 新御堂筋~箕面有料TNを使ってR423へ。

野間峠を走る方が早いが、以前に快調なAT車が急にフケなくなり立ち往生した事があった。

これ以上のオマケは絶対に要らないので府道4号をグネグネ進み到着。

痛い腰を庇いながら線香をあげて参拝し、お守りを買って帰路に就く。

その夜から不思議と物音は消えた。

痛みも翌日から引きだした。

腰痛に関して霊的なものが関わっていたか否かは 当然解らない。

安静にして治っただけかもしれない。

気の持ちようと言われればそれまで。。




が、鉱物採集のリュックサックには妙見山のお守りを忍ばせるようになったというお話。