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水晶にまみれて

2010年12月31日 | 鉱物採集 三重





三重県の鉱山址

綺麗な大きい水晶に出会いたい!

しかしながらネットを色々調べても、有名処は採集禁止や壊滅に近い状態ばかり。

それでここが気になった。

気になったはイイけど、具体的な場所はほどんど載ってない。

府立図書館などで三重県の鉱山史や地質図等を閲覧したりと、可能な限りの情報を集めて現地へ赴いた。





更に現地で地元の方に情報を教わり、おおまかに川を挟んで4箇所ほど採掘跡を推測できた。

その後、雨がひどくなり、時間も16時と日も翳ってきた為 3箇所のみの確認、採集となったけど満足のいく内容となった!

便宜上 地図で北側から A B C と採掘跡を振り分け。

場所を公表して荒れてしまうは必定やろうから それは絶対しない。

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早朝3:30 大阪発、途中紀勢道大内山IC出た所で1時間仮眠。

R42経由で現地着7:30

聞き込みを終えて、作戦開始が10:30  A B C と回ってC2で16:00になり終了。

山中ウロウロの為に往復480kmほど走行。

日帰りは辛い場所やなぁ。

水晶にまみれて A

2010年12月31日 | 鉱物採集 三重
A

ある程度の人が来てる場所やとおもう。




新鮮な靴跡もあったし タガネで石英を割りまくった跡だらけ。

川を長靴で渡っていく場所。

日本中であるけど土を掘られて根が浮き、雨で流され傾いてる木まで。




林業屋さん怒ってる事やとおもう。 ここも長くなさそう。

坑道跡には石英脈が残ってる




ズリに多数転がる水晶は透明度が高く、大粒も多い!



水晶にまみれて B

2010年12月31日 | 鉱物採集 三重
B

ここは非常にわかり難い場所

坑道跡は木や草に隠れて 見上げてもまず解らない。

それだけに荒れてなかった。一部の人だけが節度ある採集をされてそうな場所。

斜面を上がると小粒ながら足の踏み場も無いほど石英と水晶が散らばる。




拾いながらさらに進むと坑道跡。 奥行き10m位やろか。





ヘッドランプを付けて進むとコウモリが寝てる。 血ィ吸われる前に静かに進む。






突き当りまで進んだけど、めぼしい大きさの結晶は壁面に無かった。

坑道跡を出て、石英脈にそって斜面を登る。





一番綺麗と思った脈。 水晶の結晶が多数荒らされずに残ってた。








ほんまに見てて美しかったと同時に、先客が大事に残してた思いも感じられ 一切採集せんといた。

ここは残って欲しい。




亀岡 大谷鉱山 錫石

2010年12月26日 | 鉱物採集 大阪
22.12.26

錫石って、黒光りしてて綺麗そうだ。


産地も亀岡なら近いしってんで行ってみた。

阪神高速池田線 池田木部~173~477で亀岡市街へ。

地図見て鉱山跡を探すも無い。

地の人に聞くと 更地にして跡かたも無いそうな。
廃水処理場だけが残ってた。



車を進め、独鈷抛山(とこなげ)千手寺へ。

参道下の駐車スペースに停めてお参りする。
目の観音様らしいです。



そこから目的地の行者山へ。

石英が散らばり期待度UP



錫は比重が高く河底の深みへ沈みやすいそうで、スコップで掘りザルに上げて濾す。

 

うん 重みがあります。

水晶も採集できたし 満足!



蛍石 宇賀渓

2010年12月24日 | 鉱物採集 三重


ラピュタの飛行石のモデルになったとも言われる石




採ってきた~


宮妻峡をあとにして、1時間弱車を走らせ現着

国民宿舎 登竜荘は解体か改装かで営業しておらず、前の道も重機、ガードマン入れて工事中・通行止め。 当然 駐車場も使えません。

手前の僅かなスペースに止めて 徒歩で遊歩道目指す。

(現在位置の場所から)

遊歩道から登りが続く。 




「花崗岩の露出した字賀渓では、巨晶質の花崗岩が激しい風化作用を受けて粉々に砕かれ、真白い砂の山を形造っている」

とあり 実際モロモロになったソレが遊歩道、山肌、谷へと白く敷き詰めたようだ。

標高増すにつれ風景もイイし飽きない登り。



1時間ほどで蛍石鉱山の坑道前に到着。

採集禁止の看板も有り。

周りを探すも、1~2mm程度の屑みたいな蛍石しか落ちてなかった。。

移動。

もう1つの坑道跡を探しにウロウロして それらしいの発見。

採集禁止の看板もなし。

そこそこの結晶を拾えた。




夢中になって 下山時間を忘れそうになった~

また来ようココ。 鈴鹿はヒルおらん時に限るけど。




湯の山温泉 片岡温泉

2010年12月23日 | 温泉 ☆☆☆☆  竹
湯の山温泉 片岡温泉  ☆☆☆☆

相方            ☆☆☆☆


HP http://www.kataoka-onsen.com/spa.html



いっつも賑わってる温泉。





アルカリ性単純温泉とのこと。 特別に臭いがしたりヌルヌルやギシギシがしたりな湯じゃない。

けど ドバドバーっと源泉かけながしなんが気持ちいい~



写真HPより。

露天は狭く場所取り合戦必須かと。



お湯はぬるめ。 冬場の露天は特にそう。 ぬる湯好きには長湯できてイイ!

残念なんは、はやってるだけに湯船の場所によっては垢が目立つ。

湯の上流を狙え!

やはらかとんかつ綾 三重 菰野

2010年12月23日 | めし 三重県



HP http://www.tonkatsu-aya.com/index.html




やー  とんかつ屋の中で一番好き。

食ってる最中も食い終わっても ひつこさを感じない。 なんでやろ?

サクサク衣も油っぽくないし、豚肉も同じ。



味噌ダレが好み。名古屋で食った味噌カツよかずっと美味いわ。



飯 味噌汁 キャベツ 漬物 おかわり自由やしー

湯の山温泉、四日市ICと一直線やし!

孔雀石 貴志鉱山

2010年12月20日 | 鉱物採集 和歌山
孔雀石は銅を含むもっとも一般的な二次鉱物であり、
一次鉱床の銅鉱石が大気中の二酸化炭素や地下水の作用によって風化し、
銅化合物が濃集して形成された二次鉱床として一次鉱床の周辺などに分布する。

wiki より

緑青やね。

しかしなんともまぁ 綺麗な石やなぁ
と欲しくなり産地を検索。

近場では 和歌山は貴志鉱山産とのこと。

22.12.19

早速現地へ。

まずは現地図書館で情報収集。


大体絞り込んだところで移動。

まず周辺調査から。

ウロウロ


キョロキョロ



トコトコ



本命の鉱山跡






持って帰ってブラシで洗浄




うん綺麗!






針道大峠 黄鉄鉱

2010年12月12日 | 鉱物採集 奈良


針道大峠 黄鉄鉱






採掘禁止ではないけど 無茶は駄目


西名阪 柏原IC-R165-R24大和高田BP経由で桜井市街を抜けて
針道大峠へ

大峠TNではなく 旧道をグネグネあがり 車止めに駐車




必要装備

・長靴
・汚れてよいズボン
・タオル
・スコップ
・ザル
・手袋
・コンビニのサイズのビニール袋、数枚
・ドロドロになるので帰りに汚れた装備を入れるゴミ袋

以上の装備に着替えて 沢沿いの杉林道を1kmほど歩く。

ひたすら登りやけど。

峠にさしかかると、左手に大峠って登山道の道しるべが出る。




黄鉄鉱が出るのは その奥の斜面。



ぬちゃぬちゃの粘土質の斜面を上がると、白い粘土の層(セリサイト)があります。
その表面に黄鉄鉱がキラキラと光ってる!
手に取ると 結晶が反射して美しい。







この粘土の中に目標は潜んでおるのだ。

スコップで白い粘土をコンビニ袋にすくって帰路につく。




この沢は大峠トンネル西口あたりに 簡易水道?の取水タンクがあったから、

それよりも下で粘土を濾さないと駄目やと思う。
ザルに粘土を入れて濾すと こうだ。




濾す瞬間が 砂金取りかのごとく楽しい。

大粒入ってろよー!!念じながら濾す。  楽しい(笑)



ポテチ買ったらくれる位のコンビニ袋に7分目の粘土で
こんだけ取れましたーー







黄鉄鉱

鉄と硫黄からなり、化学組成はFeS2で表される。
硬度は6-6.5、比重は4.95-5.10。鉄よりも硬いということでも知られ、硫化鉱物としては硬い
英名である「パイライト」は、ギリシャ語の「火」を意味する「pyr」に由来する。これは、黄鉄鉱をハンマーなどで叩くと火花を散らすことから名付けられた。


辰砂(しんしゃ)、HgS
 水銀の原料として重要な鉱物です。
古代から赤色の絵の具として貴重なものでした。
この場所では肉眼で見える結晶はなく、朱色の土状になっています

だそうな。