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寿司小銭  宮津

2015年09月09日 | めし 京都府 



国道沿いにあるお店。


小ぶりな握りを口に入れると、皮ぎしの二チャっと旨い脂が来て、全体がホワっと良い塩梅に解れた。
真鰯の旨味が過ぎた酢で尖らず広がり、待てー!と生姜がピリッと締めに来る。



最初は生姜がキツいかな。と思ったけど、食べ進むとコレで正解なんかなと思うようになった。
ネタのサイズ含めて全体のバランスがえぇのです。



出来が良いなぁとよく見てみると、

鰯は薄皮残して、中骨は抜いてある。苦味無く歯に骨が当たらん。

ネギはさらし、生姜はおろして使ってはる。

シャリも一粒々に光ってる。

丁寧で美味しい鰯の寿司です。
通ったら食べてみて。


10:00~19:00 無休
京都府宮津市河原町1904-2
0772-22-0568




追記
宮津公設市場がガラガラになってた。
前は安くて旨い魚で賑わってた。
すぐ裏の港で食うと旨かったんよ。


犬甘野 そば

2013年08月06日 | めし 京都府 
暑い。あまり食欲も湧かない。

「涼しく、お蕎麦食べに行こうか?」と亀岡方面、犬甘野 (いぬかんの) 蕎麦へ。

ココは採れた地粉で蕎麦打って食わせてくれる。
北海道産や信州産や無くて、珍しいんちゃうかな?

手打ちザルそば




「お待たせー」と届いた蕎麦は太さバラバラ。
おばちゃん、適当なんかワザとなんか・・・




二八蕎麦やそうで、まず一口そのままで啜る。
特別に湧き立つ感情も無い。
決して不味い事は無い。
値段の1100円が妥当とも思えんかったが、
小規模に蕎麦を育て、挽き、打ちする労力を知らない。何とも言えない。

ま、田舎のホンワカと美味しいお蕎麦やったです。




蕎麦畑は種蒔き時で、横の田の畔にはセリも生えてた。

水が良いのかもやね。

水尾 柚子風呂と鶏すき焼き

2012年02月27日 | めし 京都府 
水尾 柚子風呂と鶏すき焼き





色々と紹介されてるのを見て、一度訪れてみたかった京都 水尾の柚子風呂と鶏すき焼き。

四名以上は比較的容易な模様。が、二名ではナカナカ予約が取れません。

以前に、水尾保勝会の一軒に予約電話を入れたが、二名で一見と解ると

「あ〜、空き有るけど雪やし辞めといたら?三月とか暖かくなったらまた電話頂戴〜」

とケンモホロロ。

コレが京都のぶぶ漬けやな?
と涙を飲んだ。

今回、数軒へ電話した中で一軒がナントカOKを出してくれました。








水尾、いざ参ろうぞ!





観光客で賑わう嵐山を抜けて保津峡沿いにグネグネと狭い道を進む。
トロッコ駅から上がって行くと水尾集落へ。
夏タイヤやと積雪時は かなりヤバイやろね。

入り口の村営駐車場に停め、小雪チラつく中を予約取ってくれたお店へトコトコ。




明るいおかみさんが、柚子茶で迎えてくれる。




お話を伺うと一見の二人客は、水尾のどこも取りたがらないそうな。

理由として、

・キャンセルが多い。
・小さい部屋が少ない。
・若いのにはガサツが多い。

一見は電話で判断するそうな。
審査に合格したら、二度目以降はちょっとした符丁で、空いてたら予約出来るシステム。
京都っぽいなぁ(笑)

そんな経緯で、迷惑かけれないので店名は伏せます。
スンマヘン!

興味あるお二人様がいらっしゃったら、水尾保勝会HP の中をあたってみてください。
「 当たり 」潜んでます。

お話の後、柚子風呂をいただく。


六畳ほどの広い浴室。
扉を開けると、柚子の香りが溢れてくる。




果肉で湯が濁らないよう布でくるんだ、たっぷりの柚子が湯船に浮かぶ。

何ともコレは爽やかだ。

気持ちええ〜

ほこほこに温まって部屋に帰るとゴハン。

さぁ鶏すき焼き

鍋に半分投入しても、コレだけ皿に残る具材。



肉の色キレイ!





モモ肉、心臓、肝、背肝
玉ねぎ、長ネギ、三つ葉、水菜、椎茸、ゴボウ、エノキ、シメジ、糸コン、麩、焼豆腐

お肉ウマイ〜 旨味ばっちり。



心臓とレバーの血抜きもばっちり。
裏の畑のネギも甘い。

ご飯と手製すぐきの糠漬も美味い。

肉も野菜もてんこ盛り!

ひとり5000円。コレは値打ち。
水尾集落の歴史的背景とかも面白く聞けました。

満ち足りたー!


*積雪期は道悪で、下の駅から村の有料マイクロバス利用が無難やそうな。