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関西石○○会 忘年会 「○○して来た石、見して〜」

2017年12月26日 | 鉱物採集 奈良

先「七輪で肉焼いて飲みたいの〜」

自「ほな、石バカ呼んで忘年会どないですか?」

先「コテージかなんか借りて騒ぎたいのぅ〜」

自「ほな、募ってそないしましょか?」

そんなとこから始まった石忘年会。 出欠取ってみたら行く行くー!となりまして。





蓋を開けてみたら、TCさん Hさん Aさん Dソンさん Ym君 Ys君 Yまさん Tくわさん 自分。

毎度です〜 ご無沙汰です〜 初めまして〜と、ロクでも無いのが昼過ぎに集まりだした。



それぞれ 石を持ち寄って見せっこしつつ、お疲れーとビールブシュー!

エグい石に溜め息ついて、

江田島 紫煙



白倉


悪い人 「欲しいわコレー」言うたり



悪い人元締 「へーこんなんやねんねー」言うたり



遠路はるばる 「川上犬可愛いなー」言うたり



料理しない連合 「燻製失敗したら怒られるかなー」言うたり






肉や野菜や下ごしらえ済ませて炭火焼で開演です。



猟師さん直取引だから出来たレア部位と、自宅で育てた原木舞茸をジュー



シンタマ、背ロース、スペアリブ



舞茸は口の中でブワっと広がり、鹿のスペアリブはさっぱり脂が塩に合う〜



猪タンは濃厚。 ジューと焼いたとこに カボスをギュー! ビール進む進む!



燻製もええ具合に燻されたど。






日も暮れ出すと部屋に入って、猪鍋に移行。



宇陀の地鶏タタキ、クリームチーズ味噌漬けと生野菜


あの石はどうじゃこうじゃと話してるとTGさんや、Y隕石さんも合流。

焼きパインや、ケーキやも差し入れ頂きました。




各々好きなペースで飲みつつ、
あの水晶はどうじゃ、あの柘榴はこうじゃ、
松茸はどうじゃ、俺の松茸は駄目じゃ、下ネタは駄目じゃ。

あの産地はどうじゃ、2ちゃんはどうじゃ、お友達居ないのかなじゃ、
これで荒れたらオモロいなーじゃ(笑)

書けへん事のが多い。 ケタケタ笑いっぱなし!


まだかまだかと楽しみにしてたけど、終わってみればあっという間。

えぇ先輩、えぇ仲間に恵まれてるなぁと心底思った。 感謝感謝です。

またやりましょ!

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好評やったクリームチーズの味噌漬けレシピ

基本
味噌とミリンを3対1で合わせて、切ったクリームチーズに塗り、タッパーで漬けるだけ。

自分は合わせ味噌と白味噌を混ぜて、ミリンを気持ち少な目です。
1週間寝かせたら美味いよ。

白雲母 黒雲母 北椿尾

2014年02月18日 | 鉱物採集 奈良

日本列島全域が数十年ぶりの降雪に見舞われた。

大阪ですら数日が経っても路肩に雪が残る場所もあったが、折角の休日に家でTV見て昼寝は嫌だ。


何処か採集行けるトコ無いかな・・・

と、思い出した。 椿尾の黒雲母はチラっと聞いただけでまだ行ってないわ!

里山やし行けるやろ。

「おせーてーください!」 早速石の先輩に電話し出動。




西名阪~名阪国道五ケ谷ICで下り、トイレを探すが無い。 

雲母だけに大の方を済ませたい。

正暦寺まで走りトイレを借りる。 前回もそうやったような。。



結構な雪道を進み、側溝前に到着。 まずは白雲母行きましょ。



トコトコと沢を上がって掘り跡へ。



良品はあんま落ちてないね。 モノが脆いだけに叩いて落ちたら砕けるか。

5分程覗くだけで次に移動。






チョロっと走って石の先輩に聞いた場所へ。 流石よう見てはるわ、有難うございます。




大きい穴やった。 入ると白黒ともに脈も残ってる。




やり易い所は先客さまが大体叩いてらっしゃる。

「ちょっとゴメンやで~」とヘッドランプで分厚くてサビの少ない所を探し、

よしココ。 と叩くしりから衝撃で剥がれ落ちる。



コウモリも「 もぅ、ウルサイなぁ・・」と出てった。

石英の母岩ごとの標本が欲しいかってん ゴメンやで。


白黒となんとか採集。 穴から出たらキラキラと陽に輝く。 綺麗。

ココの雲母はめっちゃ重厚。



丁寧にくるんで持ち帰る。






白雲母  蛍石のへき開に似てる。 45×35×20mm





黒雲母 秩序のあるような無いような。



このサイズになると十分飾れる標本。  

厚みあってええね。 キッラキラ。 



新春採集ショー

2014年01月07日 | 鉱物採集 奈良


「正月に山行こうぜー!」と年末から話してた。

雪中行軍・雪中採集に備えて知恵を絞る。

なんせホジ棒も、出した石も凍る雪上に寝そべって数時間過ごすのだ。

ナメてかかると仲間の足を引く。

各々がホームセンターやアウトドア屋を巡り、耐寒・耐雪装備を整える。









1/3日 当日を迎えた。 

小綺麗な登山客の中に旧型装備のような一団が混じる。

俺等は泥に寝そべる前提だ。 気にしない(笑)



ザクザクとアイゼンを効かせ、汗をかいて産地まで登ると風も無く暖かい。

雪化粧の樹々を見上げると、スカっと晴れた青空が広がる。

気持ちええ~




「おめでとうさーん!!」と、まずは全員日本酒で乾杯。




気の合う仲間と山で飲む酒の何と美味いことか。

幸せや。と心から思った。


マグを空けて、さぁやろか!




石英脈を追ってグズグズに劣化した灰鉄輝石を狙って剥がすが、小ガマすら今回は少なく厳しい。

一旦飯休憩。

カップ麺+白ピクが熱々のホットサンドをふるまってくれた。
美味かった~

食って仕切り直すとやる気も石も出た。







岩盤内で揉まれたのか割れた水晶が多かったが、柱面にナマコ・ゴーヤみたいな棘状結晶やら長い子持ちやらベータやら面白水晶が出た。

夕方まで頑張り数は出たものの、残念ながら全体的にガサかった。

水晶はイマイチやけど、めちゃ気持ち良かった一日。





白ピク撮影分。



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採集品

ジオード





松茸




石鹸・歯ブラシで予備洗浄後、60℃程度の飽和蓚酸水溶液に40秒程漬けたら綺麗に泥落ちした。

水晶の白焼けは気にならないレベルかな。


冬山採集

2013年12月23日 | 鉱物採集 奈良
久々に水晶採集へ。

ノーマルタイヤのY君を黒滝で拾って出発。

グネグネ進み、トンネルを抜けるとまさに雪国

AM7:30 天川河合交差点手前の温度計はマイナス2度 



冷える。 道は凍り、4駆スタッドレスでも乱雑に進めば滑りよる。



朝晩のアイスバーン時、2駆はチェーン無しじゃ危ない状況。






山はもっと寒かった。 けど綺麗。






なぁ、なんでリュック小さいままなん?Y本君。




スパイク長靴に靴底カイロを仕込んでも、爪先の感覚が無くなってくる。

「ああコレは残念ながら切断ですね。」と言われぬ様、慌てて靴下を履きかえる。


ホジ棒を持つ手の指先の感覚も無くなってくる。

「ああコレも無念でしょうが切断。」と言われぬ様、急いで手袋を取り替える。





芯から冷え、腹も減るとコレが最高に美味かった。冬はカレーか唐辛子系ラーメンやねぇ。




なぁ、なんでチャンポン味なん?山本君






雪の中結構頑張ったけど、「コレは!!」って良品には出会えぬ日。 むねん。



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採集品






1 タイトル 「10代」 ヘソに着くぞ。  結晶20mm







2 ハリネズミ 50×50mm オレンジと緑入り



別角度 面白い。




3 60mm




4 今回のお気に入り。レモンの細かいのもキラキラ輝く。90×90mm





とにかく寒すぎた。ガタガタ震えた。  皆行ったらアカンぞ!! 



おい山本、服を車に忘れてんぞ。

春日鉱山を追え

2013年08月06日 | 鉱物採集 奈良


懲りずに奈良の蛍石を探して山添村へ。
硫砒鉄鉱等を掘ってたらしく、一縷の望みってか、可能性シラミツブシってか。


教わった情報も加味して、しゃしゃしゃーと走り現地に着いてお年寄りに話を伺うと、

「硫黄掘ってたらしいぞ? 鉱山の名前は知らん。 田んぼ拡張して もう穴も残って無いぞ。」


礼を言い、軽四ギリギリの道をグネグネ進むと教わった場所に出た。 



鉱山跡の気配が薄い。



その下の田んぼで作業されてた方に聞くと、

「あの辺りが鉱山やったと聞いたが、操業は戦前の話で見た事ないわ。 でも確かに真下の1枚目の田んぼは稲が育たん。今年も稲植えんかったな。」




指差された辺りだけ谷を切り開いてあり、手入れされて無い杉の若木がぎゅうぎゅうに植わってた。

その直上にはお稲荷さんがあり、4月には20戸程で奉るそうな。  

確かに石垣が組んであり、上がっていくがズリも見当たらない。モノがモノだけにキチンと埋めたんか。
周辺は花崗岩で所々マサ化してる。 石英脈でもないかと歩く。

小さな穴は有ったが、石は無い。




「西の田んぼも3枚ほど稲が育たん。 で、荒れたままやぞ。」

見に行くがズリ石は見当たらず。


今のこの村にとって、鉱山は負の遺産なんかもやな。。。 と掘らずに帰った。





葛川鉱山を追え!

2013年07月28日 | 鉱物採集 奈良

奈良の蛍石を追いかけて、前回は十津川村竹筒集落にて聞き込み、鉱山を突き止めたもののトンネル工事で消滅。






今回は板屋から少し北側になるが、銅を掘ってたらしい葛川鉱山狙い。



R168から酷道425を「もぅカーブ要らんど!」とグネグネ進み、県道経由で葛川集落へ。

バスは日に3本。 「遅刻チコクー」は この地において許されまい。






農作業をされてたお父さん・お婆に聞くと、川を挟んで二ヶ所鉱山は有ったらしい。

「コッチは消防団の倉庫の裏の谷。石垣が残っとるで。あっちは何処か知らんけど、鉱山の山と皆呼んでたよ。」

と暑い中丁寧に教えて下さった。有難う!!
礼を言い、まずコッチ側から覗く。


石垣で台地状に作られた先は崩落。石英も金っ気も無い。




気配薄いな。 と早々に切り上げアッチ側へ。








目星をつけてた谷へ着くと、石英の転石有り。 コレ登ろ。

人の入ってなさそうな谷。

大水で石は流され、石英片は有るがズリ石と思しき物が少ない。




青や緑も吹いてない。


「んー 違ったか?」と半信半疑でガシガシ登ると、茶色に焼けた石英塊。割ると硫化臭。よしよし。


蛍石おらんかー?と転石をチェックしながら詰めてくと坑口発見。




石積みで塞がれてるが、クーラーの様に冷気が出てくる。
通洞坑か斜面に空いており、谷挟んで反対の植林斜面には同じ脈を掘ったやろう石英のズリ有り。

しかし蛍石も水晶も二次鉱物もナイ。

泣きそうになる。



上に本坑有るやろ?と登って行くと、かなり大きな石積みの堤が見えた。



高さ5~6mは積んである。  旧帝国陸軍が布陣してそうな様相だ。



横の植林から上がると堤で台地にしてあり、真ん中は水路。
坑口も空いてるが水没。




ここが飯場か事務所跡か。

しかし石が無い。道の跡も無い。

索道で降ろして下で選鉱か?

もう泣いてもいいか?



見上げると、まだ上に何か有りそう。

汗ダクになりながら登ると、石英片がゴロゴロしだす。   が、蛍石も二次鉱物も無い。




埋まったであろう穴の跡の周りの石英の一つがピンク色してる。。

えーー? コバルト山かー?

タガネ入れると、新鮮な輝コバルト鉱がキラキラ。

冷静に考えて、地質的にそらそうか。。

奈良の蛍石のはずが、奈良のコバルトになってもうた。。 ま、美しいから良しとしよう。




喉乾いたーと下山。  あつはなついなぁ。




ヒル? ウヨウヨ居らんよ? 喰われて車内に這ってないよ??





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採集品




肉眼やと輝コバルト鉱がキラキラなんやけど。





アップで撮影。 コバルト華。 色補正なしでこの赤。





奈良の蛍石は次候補も考えてるが、どうなることやら。。

奈良県産蛍石 探索

2013年05月29日 | 鉱物採集 奈良




十津川村に板屋層が食い込み、鉱山が稼働した場所なら奈良産蛍石が有望なハズ。

夜な夜な資料と睨めっこして絞り込んでた。

今回はSださん、Mナミさんと共に探索へ。







田辺経由で目星を付けた集落に到着後、聞き込み開始。 

ほどなく鉄砲撃ちの主人さんに話を聞けた。



「よーこんな所の鉱山知ってたな!? 工事してる谷上がって右手の支流に穴空いとるぞ。

紀州鉱山側から掘り進んでこっち(奈良)側に抜いたたらしいぞ」







もろたね。 ニヤけたね。







トンネル工事の現場に着くと、想像以上に工事の規模がデカすぎ。

周りの山を崩し、重機が上がるスロープを作る為に、新しい石を踏み固めて谷が埋まってた。



「ヤバそや・・」と思った。


あきらめきれずに上がるが、鉄砲撃ち手書き地図の坑口もズリも埋まってた。






産地消滅やった。   惜しい。


ついでにと紀州鉱山を回るが、心折れて探索意欲も湧かず。






「半年遅かったですねぇ・・」と3人で湯の口温泉に浸かって帰る。


見事にボーズ。

北山村、奈良県に戻らんかなぁ・・・


鉄山2

2013年04月30日 | 鉱物採集 奈良

前回見つけた緑簾石ガマの隣に、もう1つガマが有ったが、崖の上で届かなかった。

今回はロープで確保してソレのチェックの後、横移動して探索と。

前回の教訓を踏まえ、吊り橋に駐車。 トコトコと目的の谷入り口まで戻り入山。






まずはゼーゼーと緑簾ガマへ上がり、上の木にロープをかけて保持。
覗くとこれまた緑簾石ガマやった。水晶小さい。

緑廉に水晶が載る綺麗なのを少し採集。

うーん、、美しいけど、同じ石ばかりは要らんなぁ。。


石英を追って試掘した所やらを再度覗いてから横移動。





転石をチェックしながら進むと米水晶が転がる谷へ。






何処や?親玉どこや??





程なく幅20cm程の白い石英脈発見。

ガツガツと掘り進むと握り拳程の空洞に発展。


スーパーリーチに発展。
レイは微笑み、初号機は吠える。





鋭利な結晶面で指を切断せぬよう、慎重に泥を掻き出す。



   「壺」?





空洞だ。ニシンの卵を天井に貼り付けたかの様な結晶を感じるのみ。





   「内臓」??






牛の尻に手を突っ込み、なんかする酪農を思い出した。


レイも初号機も静かに立ち去る。




割り出すと無念。 カズノコ水晶と名付けよう。




山を降り、駐車スペースに戻るとちくわ号に後ろつけられてた。




ボンネットにザク描いたろと思ったが、怒られそうで辞めた。


鉄山へ

2013年04月18日 | 鉱物採集 奈良
16:00 三和さん着。

山さん、プレさんの車が既に居てはる。
何処行ったか聞かれるやろなぁと思いながら、こんにちはーと店内へ。


プレさん「吊り橋より大分手前の谷に停めてたやろ? 何処行ってたん?」

新宮からのお友達を案内してたそうな。

あー、場所までバレてた。。。


俺「鉄山行ってきました。」

アスカちゃん・山さん・プレさん「てっせんーー!? 」



皆さん気になるようで(笑)


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「誰か鉄山行けよ!」去年の鉱物忘年会で、そう締めくくってからずっと気になってた。

雪解けからヒルが出る蛍石産地を集中して回り、概ね満足出来た。

そろそろやな。 と探索プランも立てた。
誰に気遣うでも無く、独りでじっくり歩こう。





AM6:30 東大阪発 川迫ダムサイドの桜もそろそろ散りそう。

靴紐をぎゅっと締め、まず予定高度までゼーゼーと上がる。
陽気にTシャツ・ヤッケでも汗ダク。

山腹に沿って探索するが、灰鉄輝石が柘榴が見つからない。

地図に無い深い谷や岩盤が結構多い。




登り下りを、休憩を繰り返し進む。 と、やっとガマ見っけ。

脈に細かい水晶が走り、泥を被ったトゲトゲの結晶が奥に見える。
よしよし!



ボコっと塊を引き抜くと何か違う。

緑簾やーん!  燐灰石(仮)もおるぞ?




(プレマさんの後で来られたO先生の鑑定で、濁沸石となりました)


綺麗し持って帰ろ。と風化の少ないのをリュックへ。

叩けば掘ればマダマダ出るけど、余暇の範囲外やなとやめておく。

その後もチョロチョロ探索するが、針水晶程度しか出会えず。

灰鉄輝石は何処や??





とにかく内輪での鉄山、口火は切りました。
探索箇所も全体の微々たるモンです。石は出ました。

鉄山でエグいの、誰が出すか楽しみや~





緑簾石、濁沸石





泥を落として見ちがえた。



美しいやんか!!




凄い造形やね。 行って良かった。


交換にせしめたアスカちゃん水晶。 天川のどこか産。



緑とオレンジがインクルしとる。 綺麗なコレ。 ありがとう!