紀伊半島某所に林道が存在する情報を頂いた。
地図に記載は無く、活用出来れば目標鉱山跡到達への大幅な時短が見込まれる。
オフロード車による偵察隊を組織し、可及的速かな調査が必要なのである。
頂いた情報を元に、Google earth・カシミールと睨めっこ。
付いてるであろう林道を予測して、前日迄に地図に書き込み。
当日 AM5:00にrさんと待ち合わせ、軽空母ハイゼットに二機収容。
ボンボヤージュ
ぴゅーっと走って林道入口に9時前着、ブリーフィング。
第一目標、鉱山跡への新ルート構築・到達
第二目標、林道の全体像把握
第三目標、林道カット面等の鉱物露頭発見。
無線・GPSを用いて位置情報リンクをテストしてから二機射出、林道侵入。
尾根筋に沿ってつけられたそれは、九十九折や、1速で半クラ当てな登らん坂路で標高を上げてゆく。
久々のオフロード走行に緊張するが、なかなか楽しい!!
ガレ具合は酷く無いが、傾斜がキツい林道。
スクーターでは厳しいやろね。
尻を振り、バタバタと足を着きながら進むと尾根筋先にユンボ。
「こら邪魔したらアカンねぇ。」とUターン。
全体像は何となく浮かんできたので、本命の鉱山跡狙いへ。
地図上で近い場所まで戻りバイクを下車、徒歩に切り替え。
GPSを睨みながら進むと、見覚えのある地形が視界に広がり歩調も軽やかになる。
「よしよし!」と安堵と共に露頭到着。 蛍石がお出迎え。 嬉しい。
しばらく遊んでから坑道へ。
脈は殆ど残っておらず、上層へ上がる為かの新しい脚立が置かれてた。
「これ以上は やめときましょか。」と穴を出て、再び露頭で遊ぶ。
太陽光で蛍光してるのが解るかな?
別窓
「美しいなぁ。」 とrさん共々満足。
あまり欲張ると帰りバテそやね? と程々に採集して腰を上げバイクへ向かう。
ぜーぜーと戻り、荷物をキャリアにくくりつけて再始動。
林道カット面や脇道やを丁寧にチェックしつつ戻るが、鉱物露頭は見つけられず。
「第一・第二目標クリアできたし、バイク楽しかったし良いか~」
おっさん二人は大満足!ニコニコと帰りました