たこやきさんと紀州鉱山探索しましょか? という話になり出動。
AM3:30 東大阪発。
阪和道 田辺~中辺路~熊野川で御来光。
板屋の集落から山を峠を越えて進む。温まってきた雲に、桜に、目が覚える。
上川まで走り、たこやきさんと合流。
「まぁアレだわ」から始まり、「俺らオッサンながら頑張ってるよなぁ?」と地図付き合わせてブリーフィング。
「16時に板屋で集合まで競争やね!」
それぞれスタイルもアプローチも違うので、別れて探索へ。
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競争もさることながら、今回自分は現在の紀州鉱山の全体像をまず把握したい。
鉱山稼働当時、蛍石は良品が出ると鉱夫が手を止め作業効率が落ちる為、会社からソレが出たら割って潰せ!と指示もあったとか。
鉱石の流れをイメージすると、坑道→立坑→隧道→選鉱場→初期は索道、後にトラックで出鉱。
そしてズリ。
一部は売店で売られてたらしいね。
大きな蛍石の結晶が現存するパターンは、上の出鉱の流れに沿って探すと厳しいと思う。
普通にズリ周っても、良品を手にする確率は低いやろと。
石原産業以前の石か、以後でも鉱夫がイリーガルに動いた跡を探したい。
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惣房区、楊枝川左岸をまずチェック。
鉱山住宅跡から橋を渡ると坑口複数。 古くは金山やったらしい。
良い石は見当たらない。
八号隧道跡にも同じく無い。
大谷本ヒ狙うも養豚場で入れず。
すぐ東にカラミの山のみ。
木矢谷ヒは林道をゲート封鎖と、狙いがことごとく外れ。
その後も数カ所回り、お年寄りに話を聞きしてるとタイムアップ。
たこやきさんと合流して結果報告。
2人とも、「アカンかったねぇー」と苦笑いしながら湯の口温泉へ。
湯船で「今頃ええの出してるんちゃうか? とヒヤヒヤしながら回ったわ~」と笑い合う。
お互いの話が多々リンクする。面白い。やっぱ狭い。トパーズとか笑うわ。
色々話してまた宜しく!と解散。
楽しかった。タコヤキさん、ありがとう。
スタイル、好み、十人十色やなぁと再確認。
子供の頃オカンに、「ウチはウチ、他所は他所!」って言われたなぁ。
ブレずにイコと考えながら、眠い目擦って大阪に帰る。