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奈良 小橡の水晶産地

2018年06月03日 | 鉱物採集 奈良
法面コンクリ張りになりました。






東北の蛍石産地

2018年05月22日 | 鉱物写真 蛍石

先のGWを利用して東北の蛍石鉱山を数か所探した際の写真。





山側の諸般の事情により、産地名は伏せます。












産地では思わず息を飲み、ただただ茫然と見つめる時間が流れた。












塩酸処理せずとも美しいのが多い。

何より遠かった。。

生きて帰る為に

2018年05月13日 | 鉱物採集を始めるにあたって。初心者向き

石屋は登山道から逸れ、むしろ人の立ち寄らない山中や鉱山跡を彷徨う事が多いだけに、
万一の状況に対応できる装備を携えて欲しいと思うのです。






採集道具



ホジ棒・ハンマー ・タガネ ・バールは、丈夫なGパン生地の袋に入れて。
100均ボタン電池LEDライトを予備で付けてます。


ライト類



200lmヘッドランプ、70lm予備ランプ、ガーミンGPS
コレ等の電子機器を単三電池で統一すると、予備電池も一種類で済み、
最悪使い回しも出来る。

ヘッドランプの電池は+++の向きで詰めておき、現地に着いて + − +の正位置に戻して使用すると、
リュックの中で勝手に点いてて電池切れた!が無くなる。



エネループ・スタンダードモデルで容量を比較すると、
単三 1,900mAh
単四 750mAh

約2.5倍の容量差は大きく、ヘッドランプの点灯時間はかなり違う。
規格は単三が有利だ。



電子機器


無線機
これは資格が要るが、携帯圏外でも手分けして探索や、いざという時の命綱に。
ソロ探索をされる方は、是非アマチュア無線免許を取って欲しい。

ガーミンGPS
もはや探索に欠かせないアイテム。
位置把握、ポイント設定、本当に便利。
測地系は仲間と合わせておくべし。

万一の時は自座標を伝える為にも。



ナイフ
波刃付きならノコ代わりに、ある程度の木も切れる。
ロープやパラコードを必要長にカットするにも。


爆竹・ライター



爆竹は、導火線先端を少し折り返し糊付けしておくと、導火線の火薬がリュック内で揺られて抜けるのを防ぎます。
シリカゲルと共に小袋へ。

熊、猪、猿 火薬の音も匂いも嫌います。



腕時計 パラコードブレスレット



腕時計は携帯で時間チェックするよりバッテリー保存に。
プロトレックは気圧グラフ、コンパス付きで天候の変化も読みやすい。

パラコードブレスレット
コンパス、ファイアースターター、笛付き。

山で人の声は通らないけど、笛の音は通る。
ファイアースターターはコツが要るがあると無いとでは違う。
バラせば数メートルのロープになり、縛るにも伝うにも。
これだけの機能が軽いブレスレットに収まるのは嬉しい。




エマジェンシーキット



これは携行しないとダメだと思う。
下記全て小袋に分けて防水。

絆創膏各サイズ サージカルテープ 輪ゴム 痛み止め 消毒液 アルコール綿 目薬 毛抜き
繰り返しタイラップ 止血にも副え木固定にも。
アルミ保温ブランケット 100均で有ります。

非常食として
カロリーメイト系
森永ラムネ ブドウ糖90%で作られてて、即エネルギー化される。

固形燃料
火種として暖を取るにも狼煙にも。
ライターも忘れずに。

1度も使ってないが、防災時持ち出しリュックも兼ねると思ってます。


あとはティッシュ、新聞、ビニール袋など。






使う事が無い。 重い。カサ高い。

あかん時は何してもアカンやろう。

それでも大事な人を泣かさない為に、最低限は携えて欲しいと思います。



木部谷温泉 松の湯

2018年04月24日 | 温泉 ☆☆☆☆☆ 松

温泉前の看板の能書きを見ると、湧き出る間欠泉を風呂に引っ張ってるとある。



赤茶けた水路が建物の上に伸びてる。

これ、ガマ粘土ならガサくて折れ割れるヤツやん。



それに沿って上がると、ぶわー!と透明な潮吹き。 ドバドバ。



空気に触れると赤くなる系かな? 豊富な源泉に期待も高まる。



こりゃ楽しみじゃわい! と400円払って湯船へ。

見事に赤茶けた湯。そろりと浸かるとチトぬる目。



ここで面白かったんは、冷泉と蒸気のレバーがそれぞれ有って、セルフ掛け流し温度調節になってた事。

それぞれのレバーを開き、好みの温度にして手足を伸ばすと何とも気持ちいい。

味見すると少し金っ気と塩気の味がして、身体の温まり具合も早い。

ボケーっと浸かってるとのぼせるのも早かった。




「おばちゃん、この湯船の写真上げてもええ?」

「ええよ〜」と気さくな感じも良し。

湯上りのホコホコ持続性も、かなり長めだった。

ここは再訪したいお湯。

https://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/32001089.html



島根県鹿足郡柿木村木部谷530

営業時間 7:30〜19:30
定休日 毎月6日、16日、26日
電話番号 0856(79)2617

鉱物クリーニング用 ピンピコ棒

2018年04月11日 | 道具
鉱物標本をクリーニングするのに、何か良い道具は無いものか?から始まった道具。




まち針でチマチマと隙間の泥を突いてたが指が痛くなるし、作業性も悪く思った。

隙間を突ける細さで、硬度も靭性も優れたモノとなると鋼に行き着いた。

ほな鋸刃を整形すれば良いやん!
と鋸刃をサンダーで切り出し、先端が細く削り、クリーニングに使ってみるとすぐ曲がってしまった。

サンダーの熱でハガネの焼きがナマクラになってしまったんや。。


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しからばと焼入れ直し。今回はハイス鋼なんで、

切り出し整形→刃先研ぎ→アセチレン1200度焼入れ



→600度焼戻し→全体研磨



→サブゼロ処理



→600度焼戻し→サブゼロ処理→洗浄→♯240 400 800 1500でペーパー研ぎ→
→テーピング処理→末端部熱収縮チューブ
→シリコン防錆処理。

でやっとこさ完成。

石友さんにも使って頂くと、概ね良いお返事が帰ってきたので販売してみます。

鉱物採集用品・道具の自作で案外困ってる方が多い事を石フリマで知り、

今回ヤフーショップを立ち上げてみました。

コレクターさん放出標本も並べる為、バイク関係だけだった古物商の取り扱い品目も変更。




細目は、クラスター隙間の泥やゴミの掃除用で細かい作業向き。力を入れてこぜると曲がったり折れたりします。

中目は、石英皮膜、ネオトス石などペリペリ系を剥がす作業向き。バネを効かせるとピンと異物が剥がれ易いです。

Yahoo!ショッピング ポロロッカ

https://store.shopping.yahoo.co.jp/kokusangemstone/

宜しくお願いします〜

その辺で、あるもん天ぷら十番勝負

2018年04月10日 | 山のモノ

各地の石友さんが、上がり出したタラの芽をアップし出した。

今年は山菜早い!?

桜も早かったし、その後に冷え込んだりと、ややこしい春の影響かな?

以前からお誘いのあった、石友さん秘密のタラの芽ポイントへ急いで伺う事になり、

どうせならその辺に生えてる野草も10種類採って、その場で天ぷらで食ってみようやと。





秘密のタラの芽林に連れてって頂き覗くと、驚愕の見たことの無い生え方。

自ずとガンズの 「Paradise City 」のイントロが脳内再生された。大興奮。

何か出しながら、口ずさみながら大収穫! ありがとうございます!!

その後に、山、川、あぜ、と回ると10種類が集まり、いそいそと無料のキャンプ場に移動。

炊事場で綺麗に水洗い。 たらのめ虫は今のうちに逃げてよ〜




10の刺客を左から順に、

タンポポ   スギナ   コシアブラ   アザミ
クレソン   フキ    ノビル     よもぎ
カンゾウ   タラ


鍋に天ぷら油を注ぎ、 コツの要らない天ぷら粉を溶き、

お腹がグーと鳴ったところで、その辺に あるもん天ぷらの十番勝負 始め!




一番勝負 タンポポ



「 ニガい 」 「コレは春の苦味ですね。」 「 まぁ数は要らんですね。」



7点   ツナマヨ和えのが合う。





二番勝負 スギナ つくし



「これ食えるんか??」からの、、、、



「 !! 」   「サクサクポリポリや! 」   「 いける!意外!!」

8点    新食感。  スナック菓子みたい。善戦しました。

こりゃびっくり! またやろうコレ。





三番勝負 コシアブラ



今回あまり生えてなかったのが残念。



「 美味いなぁ」 「 安定ですな」 「また探しましょう 」

10点満点!!  さすが山菜の女王、風味良し。 足らん〜





四番勝負 アザミ



「 痛っ」 「ペッ 」



3点  トゲが口中に刺さる。    ヒャッハー!って世紀末が来て困ったら食うかも。






五番勝負 クレソン




「 おっ?」  「 爽やか〜」  「美味しいやん! 」



8点  辛味が天ぷらでは飛ぶ。  あんなに賑やかな子が・・・・あれ? ふーん。。







六番勝負 フキの葉




「 う・・・ん?」 「 フキの味薄い 」 「 茎はちょっと味する」



7点  蕎麦屋てっぺんで夏に塩蔵を戻したフキを天ぷらで食べた時は、もう少し美味かったような。

テンカスを食うてるようだ。 






七番勝負 ノビル



「 おお!」 「 いける!」 「 ラーメンに乗せてみたい!」



9点!  ラーメン屋のフライネギ、ネギ油、そんな香ばしさが口中に広がる。 ええよコレ。

以前餃子にしたら美味かった。次回はラーメンのトッピングにしてみよ。





八番勝負 ヨモギ



「うまい !」 「良い香りですね 」 「 うま苦いー 」



9点! 噛むと鼻から「ヨモギが通るよっ!」って抜けてく。 新芽はこの時期のごちそうやなぁ。



九番勝負 ヤブカンゾウ

「 んー」 「 味がしません」 「 何食ってんやろこれ」



6点 天ぷらには不向きかと。 お浸しは勿論ナムルも美味かったぞ。






十番勝負 タラの芽




「 コレやコレ」 「 文句無し」 「春だ〜 」



10点満点!!  今回の中で、やはり一番好きだった。  口の中で春が爆発。

肉厚な歯ごたえが、コクが、葉の控え目な苦味が堪らん。


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「他のんやめて、タラの芽だけ食おう 」 「いっぱい採れたもんな!」 

十番勝負を終えて、これが今回の結論だった。




あとはタラの芽とビールのみ。



肉巻いたり、



雑にアーモンドまぶしてみたり。

たらのめ虫が、油に5.6匹浮いてたけど。 カルシウムカルシウム。




お腹いっぱい食べたら虹も出た。 はぁ幸せ。




天下泰平!

78年前のメッセージ

2018年04月04日 | 鉱物採集 兵庫

生野の脈がこう来て、ここの銅鉛亜鉛鉱床にも蛍石が続かんかな?

簾野と同じく生野層群で流紋岩。

ウーンと考えてたら、石友さんが「そこ、ヒトハクには出てないけど、蛍石出てたらしいですよ?」と有益な情報を集めてくれた。

付近はヒルが多く冬は積雪する地域なので、探索は早春か晩秋に限られる


よし、今なら行ける。 急げイソゲ!



大阪の桜は散り出したように、兵庫県の現地も妙に温い。

付近で野良仕事をされてたお爺さんに鉱山の話を聞くと、タガネを叩くポーズで、

「ワシが子どもの頃は、まだトンカンやってたよ。金色にピカピカ光る銅を拾いに行って遊んだなぁ。

蛍石? ソレは知らんなぁ。」と教えてくださった。




やっぱ蛍石は少ないんかな? と思いつつ礼を言い出発。

長靴にたっぷりと木酢液をスプレーし、怪しい谷を見て回るが金っ気が無い。

お爺さんが話されるからには絶対に有るはず。

次々と谷を巡って行くと、やっとこさ蛍石の噛む転石に出会った。



フンドシを締め直して探索再開。




沢筋にポロポロと蛍石や黄銅鉱を含むズリ石が転がっているが量は少なく、グリーンや紫色も見られるが日焼けして薄い。

パカパカと割るとまだ色の残る蛍石に出会えた。




イバラが多く、避けても屈んでも引っかかる。

「リュック置いてけ〜」と言われてるようだ。

「放せ! 返せ!!」言いながら進むと、前方に大き目のズリ山が見えた。




おーー ! 鉱山あったあった! !

いつもながらこの瞬間は嬉しいもんだ。

ズリの下端に着き、UVライトを照らしながら掘ってみるが良品に会えない。

登って坑口。




すぐ水没。 はぁ~残念。。


あれ?って掘られた岩肌をよく見ると、文字が刻んである。



開坑 15、5

真珠湾攻撃が昭和16年末やから、日中戦争の最中。


世の中は浮かれていたのか、疲れていたのか、どんな思いでコレを刻みはったんやろ?
とズリに戻り、割りもって車へ戻った。




山を降り先のお爺さんに報告、石を見せると、そうそうと頷かれ、

「芋持って帰り〜」と喜んでくれた。



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帰宅後 確認

昭和15年 西暦1940年 78年前

4/9 ドイツ軍がノルウェー、デンマークに侵入
5/14 オランダがドイツ軍に降伏
5/28 ベルギーがドイツ軍に降伏
6/10 イタリアがイギリス・フランスに宣戦布告
6/14 ドイツ軍.パリに入城
6/17 ソ連軍.バルト3国に進駐しリトアニアで新政府を成立
6/22 フランスがドイツに降伏
6/28 ソ連軍、ルーマニアに進駐し、占領開始
7/21 エストニア・ラトビア・リトアニアに社会主義政権が成立
7/25 ルーズベルトが石油・屑鉄を対日輸出許可品目に加える
8/3.5.6 リトアニア・ラトビア・エストニアがソ連に編入
9/27 日独伊 三国同盟に調印
10/5 ドイツ軍がルーマニアに進駐
10/16 アメリカが、屑鉄と鋼鉄の対日輸出を禁止
10/28 ムッソリーニがギリシアに侵攻
11/30 日本が汪兆銘の南京政府を承認、日華基本条約が調印

翌年 12/8 真珠湾攻撃

そんな中で掘ってはった石。
多数の鉱山は戦時中に稼働してたやろけど、再認識させられる石。



ルーペで自形おった。ミニミニやけど。



中国地方の蛍石鉱山跡へ 2

2018年03月29日 | 鉱物採集 遠いとこ


さて最終日。
泣いても笑っても叫んでも最終日。
今夜には大阪へ帰らなアカン。

島根・山口まで遠征に来て、未だ納得出来る蛍石に出会っていない。

西に走るか北へ上がるか、
下調べした選択肢の中からコレやな! ってのを選び、気合いを入れて出発。

現地に着き話を聞くと、「そんなん知らんぞ?」との答えがまず帰ってきた。

やってもうたかな。。 と不安になるが、シツコク他所でも聞くと、「確かに蛍石を掘ってたよ」とのお返事に辿り着いた。

ガーミンに火を入れ、お腹が柔らかくならぬ様に正露丸を飲み、万全の体制で出発。
長靴の中の小石も出したぞ。



山肌を転石を見ながらトコトコ歩く。
最後に当たりを引いてくれよと進むと、予想地点とは違う場所に開坑していた。



まずは安堵しズリを掘ってみると、キラキラ青と緑の蛍石にご対面

ブルーや!!




残念ながら坑道は直ぐに崩落行き止まりになっており、

どこか脈が残ってないかウロウロと探すと、ブルーの露頭にご対面。




「 ふわー・・・ 」 青と緑のグラデーション。 美しさに暫し魅入ってしまう。

ポカンと眺めつつタバコを一服つけ、躊躇を一瞬抱いた後に腰を上げた。




脈の広がりそうなトコをつついてくと、大き目の蛍石がガマ粘土に包まれるポケットに当たる。

ガマ動画
https://streamable.com/zcvy7


ボコっとデカく出すと、空隙だった所には△△△の自形結晶。

https://streamable.com/crjw9


オーパ オーパ!





至福の時。





かくて彷徨は終わる。





炎天を、雨を、石は繰り返して眠ってる。 追憶を抱いて。

リュック満タンの

2018年03月27日 | 山のモノ

東洋鉱山を出て、近隣の鉛亜鉛鉱山跡を探しに行く。

林道をグネグネと登り進み、この辺かな?って場所に車を止め付近を歩いてみると、
小谷の入り口に細い石英脈を見つけた。




見上げると結構な斜度があるが、上の方は開けて木々が少なく見える。

しかしながら転石には金っ気が無い。

これは登り損かなぁと躊躇したが、何かに惹かれた。  
一応詰めてみようとロープを持って出発。

木の幹に掴まりながらヒー!と登るが気配が無い。

やっぱ鉱山跡と違うかと思いつつも小谷を最後まで詰めると、
フキの花が咲き、チョロチョロと清水が流れていた。

息を整えながらソレを眺めていると、葉の色見が違うものも生えてる。




ん?      あれ???






千切って噛んでみると、最初は味が無かったが徐々に辛味が。

引き抜くと芋がついてる。 その芋を噛んでみると頭の上に電球が光った。





これ・・・全部ワサビやん!!


その瞬間、転石云々は全て吹っ飛んだ。  ものの見事に吹っ飛んだ。




ここで会ったが百年目と、取り出だしたるは、鍛えぬかれた大業物 ホジホジ棒。

土中にえいやっと突き立ててはヒゲ根を絡め取り、ちぎっては投げ ちぎっては投げ、
本ワサビの小山を築いてゆく。




ノビル掘るのも、牡蠣を岩から剥がすのも、

サカキや松や木の苗掘るのも、ホジ棒てフィールドでホンマに便利やなぁと思う。

食べる分と土産分を袋に詰め、リュック満タンでいそいそと山を降りる。




スーパーで食材を仕入れ、温泉に浸かってからテン場へ。

まず擦ってみてワサビだけで味見をすると、大根と同じく首の方が辛味は少ないような気がした。




口から喉・鼻の奥と抜けてく道中で、嫌味が全然無い。

こりゃ抜群や。 よーし、本腰入れて頂きます!

プシュっとビールを開けましておめでとう!
ワサビが主役の晩餐のはじまり。






ホウボウの刺身



摺って直ぐはツーンと辛みがキツいが、しばらく置くと爽やかさに化けよる。

ホウボウの淡白な白身に、こんだけ乗せても喧嘩しない。
むしろアリ。



軽くたたいて、葉ワサビのおひたし



しゃきしゃき青臭ピリ辛うま! 田舎の人が好むの解るわ。







すりたてを牛肉に乗せて。

辛味は感じず、油くどさが減って次々と食べてしまう。


コレは贅沢やなぁと焼酎にシフトアップして、 島根の夜は更けてったのです。

島根県の蛍石鉱床へ

2018年03月26日 | 鉱物採集 遠いとこ
島根県の蛍石鉱床へ

先の産地で敗れ、頭に???が浮かんだまま次の産地へ向かうが、またもや地理院地図に騙される。
見事な迄の丸坊主に、その夜は枕も濡れた。

明けて2日目は島根県の蛍石鉱床群のひとつ、東洋鉱山へ。

ココは文献や村誌に出ており、辿り着くのは楽かな?と向かうと道の端にポカっと坑口が複数空いていた。
楽チンだ!



しかしながら、産地到達難易度と収穫は反比例すると思うので、楽チン過ぎるのは宜しく無い。

畑仕事をされてたお爺さんに話を聞くと、「子供の頃、今は崩れてもうてるけど一番東側の竹藪の穴に入って遊んだよ」と仰った。

資料でも往時、林道沿いに4坑掘進し東側2坑が着鉱とある。
子供は解ってたんやね。

東端の崩れたであろう穴だけはアスファルト舗装された道路との高低差が2メートル程あるが、他の穴は高低差がほぼ無い。

こりゃズリは舗装の下やなと、東端の穴跡斜面を掘ると細かいながらも蛍石が。



やっと出た やっと出た 待ちに待ってた



黒雲母花崗岩に染みやポロポロと入ってるけど、僅かなズリしか無く、かつ人家から丸見えで深く掘れない。


穴を覗くも、僅かにポケット状にあるのみ。 眺めるのみ。





良品には出会えずながら、島根県産蛍石は初めてなので、まぁ嬉しい。

こりゃ見切らなあかんねと、近隣の鉛亜鉛山へ。

脈石で来るやろ?? と移動。

そろそろ当たりを引きたいです・・・と移動。

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一応紫外線で蛍光しよるですよ