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リュック満タンの

2018年03月27日 | 山のモノ

東洋鉱山を出て、近隣の鉛亜鉛鉱山跡を探しに行く。

林道をグネグネと登り進み、この辺かな?って場所に車を止め付近を歩いてみると、
小谷の入り口に細い石英脈を見つけた。




見上げると結構な斜度があるが、上の方は開けて木々が少なく見える。

しかしながら転石には金っ気が無い。

これは登り損かなぁと躊躇したが、何かに惹かれた。  
一応詰めてみようとロープを持って出発。

木の幹に掴まりながらヒー!と登るが気配が無い。

やっぱ鉱山跡と違うかと思いつつも小谷を最後まで詰めると、
フキの花が咲き、チョロチョロと清水が流れていた。

息を整えながらソレを眺めていると、葉の色見が違うものも生えてる。




ん?      あれ???






千切って噛んでみると、最初は味が無かったが徐々に辛味が。

引き抜くと芋がついてる。 その芋を噛んでみると頭の上に電球が光った。





これ・・・全部ワサビやん!!


その瞬間、転石云々は全て吹っ飛んだ。  ものの見事に吹っ飛んだ。




ここで会ったが百年目と、取り出だしたるは、鍛えぬかれた大業物 ホジホジ棒。

土中にえいやっと突き立ててはヒゲ根を絡め取り、ちぎっては投げ ちぎっては投げ、
本ワサビの小山を築いてゆく。




ノビル掘るのも、牡蠣を岩から剥がすのも、

サカキや松や木の苗掘るのも、ホジ棒てフィールドでホンマに便利やなぁと思う。

食べる分と土産分を袋に詰め、リュック満タンでいそいそと山を降りる。




スーパーで食材を仕入れ、温泉に浸かってからテン場へ。

まず擦ってみてワサビだけで味見をすると、大根と同じく首の方が辛味は少ないような気がした。




口から喉・鼻の奥と抜けてく道中で、嫌味が全然無い。

こりゃ抜群や。 よーし、本腰入れて頂きます!

プシュっとビールを開けましておめでとう!
ワサビが主役の晩餐のはじまり。






ホウボウの刺身



摺って直ぐはツーンと辛みがキツいが、しばらく置くと爽やかさに化けよる。

ホウボウの淡白な白身に、こんだけ乗せても喧嘩しない。
むしろアリ。



軽くたたいて、葉ワサビのおひたし



しゃきしゃき青臭ピリ辛うま! 田舎の人が好むの解るわ。







すりたてを牛肉に乗せて。

辛味は感じず、油くどさが減って次々と食べてしまう。


コレは贅沢やなぁと焼酎にシフトアップして、 島根の夜は更けてったのです。

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2 コメント

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Unknown (Tak)
2018-03-28 19:59:02
ワサビを発見するなんて凄いですね!
うちだったら、万が一「ワサビぽいね?」と会話に上がったとしても、
「いやいや、毒草に決まっているわ!」とスルーしてしまうでしょう 笑
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Takさん (jim男)
2018-03-29 20:14:23
ちょろちょろと生えてるワサビは何度か見た事が有ったので、あれー?ってなったんやと思います。
山菜ずくしの宴 しましょうよ。
何よりの春の贅沢と思います!
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