アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

サンドライトマトベーグル

2007年06月21日 | Bread


もうかれこれ1ヶ月程パン作りしていません。作れないと思うと更に作りたくなってきます。オーブン復活までパン作りは諦めていたのですが、偉大なる可能性を秘めている私のオーブントースターでベーグルを作ってみることにしました。さすがに庫内が小さいので一度に3つしか焼けなく、発酵に時間差が必要なくらいで仕上がりはオーブンと大差ありません。さすがに大きなパンは無理だと思うのですが(もしかしたら出来るかもと実は淡い期待有り)テーブルロール系なら色々出来そうなので嬉しくなってしまいました。

久々のベーグルに二瓶目のサンドライトマトのオリーブオイル漬けを刻んで入れてみました。本当ならオイルに使っていないドライトマトの方がいいような気がしたのですが、どうしても今日、今!作りたかったので手元にあったオリーブオイル漬け使用しましたが、かえってしっとりとして良かったような気がします。生地にもこのオイルを混ぜ込んでいるので、トマトの酸味に旨みが溶け出したオリーブオイルの香り高いベーグルに焼きあがりました。



つるんとした表面に少し亀裂も入り、もっちりと引きのあるクラムで久々のベーグル、良い出来です。クリームチーズもたっぷりはさんで味見と称して1個ぺろりと食べてしまいました。酸味の中に甘みもあって旨みが凝縮されたトマト、もっちりした生地と本当に良く合います。サンドライトマトベーグル最高です。



トマトの色が移ってほんのりピンク色の生地になり、なんだか可愛らしい見た目です。が、実は気ばかりが焦って成形が雑になってしまい、茹でている途中に6個中2個も繋ぎ目が外れてしまいました・・・。ベーグル作るのは簡単なのですが、手を抜いたり気を抜いたりすると直ぐに形に表れてしまうので要注意です。

陽射しが強いというか痛い?この地だとサンドライトマトもあっという間に出来るので、色々な形で食卓に上げていきたいと思います。



レンガの壁に漆喰を重ねている段階です。家の左側に増築部分が立つので、とりあえず今は3面のみです。この作業、業者に頼みました。頑強な男集が6人程来てくれて2日でこの状態になりました。彼が一人でちまちま作業していたらきっと1ヶ月くらいかかった上、最初のモンスーンで壁が崩れ落ち、崩れた漆喰剥がし作業に費用と時間が掛かり、それから業者に頼んでこの状態にしてもらったことを考えると安いものです。

この地域、ご近所さんがとてもフレンドリーで彼が作業をしているとふら~っと寄って来て、ここはこうしたらいいああしたらいいとアドバイスくれる人が結構います。特にお隣のメキシコ人の大工さんは頻繁に様子伺いに来てくれる上、工具を貸してくれ、知り合いの業者を紹介してくれ、はたまたその業者は破格で作業をしてくれ、挙句の果てにはその彼が増築分の枠組みを段取りしてくれることになり・・・と友人知人の全くいないこの地で、毎日の様に助けてもらっています。知らない業者に頼むと法外な値段を請求されたり、作業が非常に雑であったりすることの多いアメリカで、本当に有り難い存在です。「僕のアミーゴが困っているから手伝ってやってくれ。」という具合に声を掛けてくれているのでは・・・と想像してしまうくらい皆親切で、ラテン社会の温かみを実感しています。ただ「続きは明日やります。」と言って、翌日きちんと来てくれる事は希ですが。(笑)


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