新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

ここでちょっと砂漠に関する豆知識でも

2022-03-11 23:35:28 | 多肉植物(メセン類)

 

ここでちょっと砂漠に関しての話でも。

「砂漠=雨の少ない灼熱地獄の乾燥地帯」と思われがちだが、これは昼間だけの話です。

そして「雨が降らない」とも思われているが・・・・。

実は、これは日中だけの話なのです。

昼間はまさに「灼熱地獄」の砂漠も、日が暮れると様相を一変させるのだとか、

日中は50度を超えることもあるが、それが夜間になると「氷点下」になることも多いのだとか。

昼夜の温度差は「50度以上」に。

で、空気は温度が高いほど水蒸気を多く含むが、気温が下がると水蒸気はあまり含めなくなる。

わかりやすく言うなら、日本でもよく起きる「夜露が降りる」「霜が降りる」ということが砂漠でも起きるのだそうです。

日中は50度にもなる灼熱地獄の砂漠も、夜間は震え上がるほどの寒さに襲われることもある。

そして、夜露や霜が降りることも。

そう、砂漠に生える植物は、この世梅雨や霜からも水分を得ているのです。

さらに・・・・。

真夏の海辺の砂浜を思い出してほしい。

表面は火傷をするほど熱くなるが、数センチ下はひんやりとしている。

これと同じことが砂漠でも起きるのです。

熱は上には伝わりやすいが、下には伝わりにくい。

そして・・・・。

どんなに乾燥した砂漠でも、ある程度掘ればそこには湿り気を帯びた土がある。

要するに、砂漠に生える多肉植物たちも、その湿りからそれなりの水分を得ているのです。

また、わずかでも湿り気があれば細い根も枯れずに済む。

が、鉢植えではこれを再現はできません。

ある程度の高さのある鉢なら再現できないこともないが、小さな鉢では無理だろう。

ということで、サボテンや多肉植物たちも、本当は根の乾燥は好まないのです。

地上部の乾燥は良いが、根の乾燥は避けること。

このバランスが難しいのだが・・・・。

 

 


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