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今日は現知事の「勝ち組応援」について。
・・て言ったら「何じゃそれ?」と思う方も多いでしょうね。 「勝ち組応援ノー!」って共産党内でしか通用しない言葉です。
世間は「勝ち組負け組」ダメという認識ではないし、このスローガンいくら言っても受けないでしょう。 でも言ってしまうそのセンス、再考せねばならないと思います。
簡単です。「相手の立場で考える」だけのことだと思います。 このブログも、共産党だけど理解できるぞ!となるような表現をめざします!
・・話をもどして。 現知事のもと、京都府は企業誘致助成の上限を4倍に引き上げ、 11億円も補助して、600人の雇用を実現しています。 11億円とは、京都のすべての子どもの医療費を小学校入学まで1年間無料化できる額です。
その一方、現知事の3年で、2万3千の事業所が廃業しています。 3万人の働く伝統産業への予算は、たった2億円で、台風23号被害のときも業者への補償はナシでした。
企業誘致の理由は、「助成した金額より多くの税収がある。ペイできる」 2点ほど疑問が。
1.ペイできりゃいいのか? 各自治体が競いあって助成制度をつくれば、新たに事業所建てる体力のあるような大企業だけが、日本のどこにいっても助成金がもらえるのです。 国レベルで見たら「自治体の経営戦略」ではなく単なる「勝ち組」優遇です。一方私たちのくらしは優遇されてるでしょうか?
2.その企業は助成しなければ来なかったのか? たとえばM製作所。年間440億円の利益を出してる会社に、1.5億ばかし補助って効いてるのかな? 企業はもらえる金は当然もらうでしょうが、金以外のニーズをしっかり把握してこたえることが大事だと思います。
「勝ち組」応援している分、府民は福祉が削られたり負担増だったりします。もともと京都にある事業所が、応援もなくつぶれて、それで税収が減っています。
未来の投資どころか、今この時を生きるのが大変なひとがいる。 それに心寄せて、「あのひと何とかしてあげて」と言える知事を。 女性知事誕生へ、がんばろう。
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政府は、負け組を応援し日本経済を活性化する必要があると思う。
勝ち組応援しても日本経済は行き詰まるだけだと思うのだが。
そういえば、私の勤めている会社も資本金を1億円の大台に乗せ大企業の仲間入りしました。
今まで、社長は大企業になったら、中小企業の」助成金や減税などメリットがあったため、長年、会社を大きくしすぎても、中小企業であり続けた、しかし、最近、中小企業で居るより大企業で居る方がメリットがあると感じてきたんだろう。こういう流れの中にいると、政府は本当に大企業べったりの政治をしているんだなと感じるようになった。
でも、大企業が経営判断を失敗し負け組になったからと言って、税金を大量につぎ込んで応援するというのもおかしいけれどね。
先日仕事で埼玉県の某町役場に行ったのですが、人口2万人そこそこの町なのに、ずいぶん立派な庁舎が建っており驚きました。
やはり工業団地のある町は税収がいいのですね・・・。県を挙げて大企業を誘致したくなる気持ちも分かるような気がしました。
勝ち組/負け組や、下流社会といった言葉が平気で使われており、小泉首相も「負け組には敗者復活戦の機会を与えればいい」と”悔しかったら這い上がって来い”と言わんばかりですね。どこかのIT企業の社長ならまだしも、一国の首相が言うべき言葉ではないと感じます。
「年収○○○万円以下は負け組で下流」といった言い方でなく、みんなが豊かになった感覚を持てるような社会になって欲しいですね。
ビジネス用語で言う「WIN-WIN」の関係のように、大企業も中小企業も、それぞれの持ち味を生かして共存共栄することは不可能ではないはずですから。