あけぼの

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私の靴物語パートII:葬式にダンスシューズ

2014-09-09 13:59:09 | アート・文化

Dscn1457 黒色のシューズは1昨年捨ててしまって今は無い。昨年中の葬儀は黒っぽい茶系で間に合わせた。普段着に近い礼服で来る参列者もいるくらいだからシューズの色にこだわることもないと思ったが、絵の仲間の葬儀の今回、ワイフが「昔、ダンスに使った黒靴を履いたら?」と言い、思い出した。彼女は靴箱を管理、まめに靴を干してしていたからだが本人は忘れていた靴だった。定年60歳の時から姿勢矯正と健康目的でダンスを習い、5か月目に鹿革の靴をオーダー・メード。でも、履いたのは1か月ぐらいだったか。骨折による古傷の左足指2本の付け根が痛くなり、ダンスをやめ21年になる。靴の存在さえ忘れていても無理はない。今回の葬儀に履き、ピッタリでよく似合うと思った。ダンス気分で参列したわけではないが、突然の友人の死に立ちあった鹿革の靴が鎮魂に「別れのブルース」を踊った。(自悠人)


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