榊原記念病院、主治医の新本先生の受診は手術2年後の大動脈瘤の経過状況のためだった。瘤は32ミリから27ミリと小さくなりステント手術結果は順調だった。が、内臓CTで肺臓器内に腫瘍を見つけてくださった。大動脈瘤手術後2年目に、肺に腫瘍組織が見つかったのだ!年寄り特有の病だが、遂に我が人生を左右する肺機能障害が現れたのだ!人生区切りの我が思想に合致する病気だ。親父より10年長生きして「89歳で私仕舞を」と願ってきたが、今日の榊原病院の診断で現実味を帯びてきた。「専門医の杏林大学呼吸器科に紹介状を書くから精密診断してもらいなさい」と言われた。良性か悪性か一応専門医の判断を待ちたい。余談だが病院内で、クランケである私の「赤いベレー帽が看護師間で噂の的になった」と、1人の女性看護師さんがニコニコ話してくれた。87歳ながら赤いセーターに赤いベレー帽、白い背広で、「決まっている」と写り、注目されたようだった。(自悠人)