14日11時半、賽の神どんど焼きに行った。市の第三公園で炎の円錐が2つ、勢いよく燃えており、繭玉とか呼ぶ団子状の餅がてっぺんについた長い棒を持っている人であふれていた。どんど焼きの炎で焼いて頂き、1年間の無病息災を祈念するのだ。夫が正月飾りや角松を円錐状の炎に投げ入れ、神様に返上した。無病息災を願う伝統行事とはいうものの、この年で無病息災などありえず、事実、夫婦とも病気持ちなので、「今年はお手柔らかに!」とだけお願いした。夫は「車で待ってるよ!」と早々に公園の外へ。筆者が市のお偉さん方の祝辞台の近くまで行ったら、市長さんのご挨拶が丁度終わり、台からおりてこられたのでお声をかけた。「市長様、明けましておめでとうございます。第42回、賽の神どんど焼きもおめでとうございます!市長様は鳥取県ご出身ですよね。我々夫婦も、です。私は南部町、市長様は?」と尋ねたら「境港です!」と。「あ、ゲゲゲの里ですね。写真ご一緒に撮らせて頂けませんか?」と筆者。市長様は「いいですよ!」と一緒にカメラに納まってくださった。「有難うございます。応援してます。お元気で!」と筆者。筆者の実家は「どんど橋」のたもとにあった。嬉しい出会いのあったどんど焼き日の締めくくりに、どんど橋と料理の上手だった母を思い出しながら、最後のお餅5個を雑煮にして息災を祈念した。(彩の渦輪)