あけぼの

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不安、親切、恐怖、とアップダウンが激し過ぎた国~ガイアナ共和国2~

2016-02-09 12:03:28 | 旅行記、多文化教育、国際

  情報の無い国、あったのは「行くな!」という情報だけ  ガイドブックの無い国、ネットに10ばかり出て来る情報らしき意見は「行かないほうが良い!」「TV局がアンケートしたら99.9%が行かないと答えた国」「南米制覇のために行ったがお勧めしない!」等々。我々も南米制覇の口だった。

4000ドル払ってここで降りろ!首都の南東83キロ、バービス河口近くの古い街ニュー・アムステルダムに行った。1740年にオランダ人が建設した港町で森に囲まれ多くの水路がある。長距離バスの助手さんは親切だった。この街の入口でバスの乗客を待たせ、我々のためにタクシーを拾い値段交渉、「この街の観光後ジョージタウンまで運転して3000ガイアナドルでOKか?」「OK!」と運転士。バスの助手さんに心からお礼を言い観光開始、もの凄いゴミの山があちこちに。水路もゴミだらけ。この国ではごみ処理不可能か?2、3の要所を見た後、運転士は「4000ドル払ってここで降りろ!」A「え?貴方さっき、街の観光後ジョージタウンまで送って3000ドルで了承したでしょ?」「いや駄目。今4000ドル払いすぐ降りろ!」A「警察に行きましょう!」彼は動かない。「では降りるから2000ドルにして!」と値下げ交渉。交渉成立、2000ドル払って降りた。捨てる神あれば拾う神あり。インド系の一家がバス停まで乗せてくれ、バス停周辺でシロタクを拾った。先ほどの恐怖タクシーの影響で筆者の身体はコチコチ。「なぜそんな硬い表情?」と運転士さん。彼は親切だった。往路のバス代より安くジョージタウンのホテルまで送ってくれたのだが、その猛スピードには生きた心地もなかった。不安から恐怖へ、安心、また恐怖へと感情のアップダウンが激し過ぎた国、クワバラクワバラ!(彩の渦輪)写真1ニューアムステルダムの古い家 2.あちこちで見かけたゴミの山 .このロバさんがこの荷物を運ぶんです