あけぼの

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ビンロウの国で温泉巡り

2014-09-17 21:35:27 | アート・文化

Dscf1024 Dscf1002 Dscn1478Dscn1524  Dscn1527 Dscf1064  Dscn1573Dscn1574 Dscf1008_2Dscn1490 Dscf1084 日本に20年以上滞在し、Partyにも何度も参加してくれた黄さん夫妻が近年台湾に帰り、「ぜひ来てください!」「はい、行きます」と約束してからまた数年経ち、「約束を果たしましょう!」と急遽出かけた。黄さんが関わるEmaxという会社-日本の多くの企業と協力関係にある台湾の総合代理店-の創立20周年記念Partyにも参加し楽しいひと時をすごしたが、その夜から激しい腹痛。「救急車を呼ぶか!」と思ったほどだったが耐え、翌日から3日間温泉巡りをした。温泉に入った後暫くは痛みを忘れることに気づいたし、夫も温泉大好きの人だから。日本統治時代、保養寮のあった泰安は現在も台湾警察の管理する保養施設で一般人も受け入れ、熱くて中々良かった。続いて礁渓温泉、泉郷風華という名のOnsen Villaだ。最後の日は烏来温泉。ここは最高!広い露天岩風呂で火照った身体に緑風が石ゴロゴロの渓谷から吹いて来る。天池御皇温泉と言い、パンフにSpring Paradise: Pure hot spa & resort in Wulai. Harmony with natural sceneryとある。海の波で洗われえぐられた奇岩が林立した野柳のGeoparkや、農民、庶民のため活動し、法務大臣までなった陳定南の記念園区も訪問。ビンロウ屋さんが多いのには驚いた。ビンロウとは噛むと気分が高揚し頭が冴える煙草のような嗜好品だ。多くは女性が売っていた。今回は腹痛を押しての温泉巡りだったが、奉仕活動を5つもやっている忙しい黄さん夫妻に案内や運転をして頂き台湾北部を極めた、満足感のある旅だった。(彩の渦輪)

写真順に1、EmaxのPartyで会長さん夫妻、黄さん夫妻と。2、3。黄家ではフルーツやへちまのスープ(美味)。4、5 野柳の奇岩。7、8 客家(ハッカ)レストランとにがうり。10.警察の管理する温泉。11.これがビンロウ屋さんの看板。とても沢山ある。