あけぼの

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笑顔と親切溢れる旧正月のハノイ

2014-02-08 15:46:13 | アート・文化

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131日にベトナムのハノイへ。旧正月だった。ベトナム航空は何度も「Happy Lunar New Year! 」と放送し、ハノイの街では「新年おめでとう!」と交わし合う笑顔の人々。ホテルに着いた時はもう夕方だったがすぐにタクシーで市民の憩いの場、ホアンキエム湖へ。何という人出!アオザイやスーツ姿の正装が多く、特に子どもはアオザイを着ているので可愛い。15世紀、黎朝の始祖、レ・ロイが湖に住む亀から宝剣を借りて明軍をやっつけベトナムを中国支配から解放したという伝説があるが、実際にこの湖に2007年まで大亀が生息していたそうで、玉山祠に大亀の剥製がある。人々と笑顔で「おめでとう!」を交わした後食堂を探したがどの店も閉まっていた。正月は4日まで殆んどの店がお休みだ。やっとカフェを見つけフランスパン・サンドを注文。ベトナムは1000年にわたる中国支配の後フランスに長く支配されていたのでフランスパンは美味。薩摩揚げのような魚のフライとたっぷりの野菜入りサンドだ。隣り合ったのは2人の美人小学校教師。彼女たちと英語で会話を楽しみ、遅くなった。1人が携帯電話で安全タクシーを呼び、運転手に値段を確かめてくれ、安全にホテルへ。親切な若者に会い好運な元旦だった。この国でも若者はみな携帯を持っている。人間性は勤勉誠実、人口9千万人中若者が6千万人、活気がある国だ。続く。(彩の渦輪)

写真(1)初詣の母子と(2)お正月の夜でもこんなにバイクが多い。平素はもっと多い。3、4文廟(孔子さまが祀ってあり、その後700年以上大学だった)(5)一本の柱にお寺を乗せた一柱寺(6)お土産物屋さんは少し開いていた。

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